おちゃの系統図
おちゃの系統図は、多くの方が作ってらっしゃると思いますが、今回「新版 茶の品種」で紹介されているお茶の系統図をつくりました。以下のリンク先にあるPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。
〈簡単な解説〉
・P◯◯と書かれているのは「新版 茶の品種」内のページです。
・原則、左側が母親です。
・複数の品種の親となったものは色をつけています。
・早生/中生/晩生にタグを付けたのは、どういう順番で世に出てくるか、おちゃ好きとして購買計画を立てたいためです。
文字通り、作成にどハマりしてしまい(もう、生理的欲求くらい・・・)、多少睡眠も削りつつ、もーーーー何してんだか、、と思いながら、完成まで愉しい愉しい毎日でした。
間違い箇所や、こうしてほしい、実際はこうだよなど、あれば教えてください。見やすいように、まだまだ手を加えていきます。
以下にファイルも置いておくので(ただ、、Numbersファイルなのでご注意ください)皆様も手を加えて、ご自身が使いやすい形にしていって頂けたらと思います。知りたい詳細情報はひとによって違いますから。最高の系統図は、3次元での表現なのですけどね、、それは未来のひとたちに任せることにします。
おちゃの品種は、おちゃ好きにはたまらないお話しです。私は日本茶インストラクターになって8年目ですが、興味はあるのに正直あまり繋がりを覚えられずにいました。
なんとなく「この品種の親はこれ」という、単語帳で覚えるようなことをしてしまっていた気がします。それでは脈々と続くおちゃの繋がりが分かりません。
なので、全体像が分かるようなマップがあればイメージがつくし、何より迷子にならずにすむなぁと思い、つくりました。愉しかった。。
まあ、もっと早く作っても良かったのかもしれませんが、飲んだことの無いおちゃをどんどん書き進んでも、なーーーーんにもおもしろくありません。
ようやく、自分の中に色々な品種のおちゃの味や香りのイメージが積み重なってきた今のタイミングが、ちょうど作るタイミングだったのかなと思います。
あ、この繋がりがあるから、あの特徴ある味や香りに繋がっているのかーと、にこにこしながら、謎解きをしていく感じが、ものすごく愉しく、よい経験になりました。
ここに登場している以外にも様々な品種が日本茶にはあります。このマップを片手に、そんな深くて濃密なおちゃの品種の世界を愉しんで、ごくごくと進んで頂けたら幸いです。
私ももっともっとおちゃの世界を旅していきます。
皆様も、よいおちゃの時間をお過ごしください。
小幡一樹
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