マガジンのカバー画像

Andrew Kovacs Studio

11
東京大学大学院の国際スタジオの感想まとめです
運営しているクリエイター

#写真

Andrew Kovacs Studio: final review

東大の国際スタジオのファイナルレビューが2週間ほど前に終わったので、全体の感想含め書いていこうと思う。11週目、12週目はゲストレクチャーもなく、エスキスのみで、13週目に最終講評。書くのがめんどくさかった、あまり変更などなかったこともあり(プレゼンの相談をしていた)noteは投稿できなかった……。 まず驚いたのは、ゲストクリティークの方が9人もいらっしゃったこと。Andrewと平野さんを含めるとクリティークが11人。対して学生は5人。zoomに入った瞬間人が多くて驚いたが

Andrew Kovacs Studio: week_10

気付けばもう10週目。最終講評を含め残りあと3回。今回のゲストはSheila Kleinというアーティストのレクチャーとエスキス。 先週今週と他のワークショップとその準備があり、レクチャーの感想は飛ばしています……。そのうち書きます。とりあえずエスキスとメモを投稿。 前回はこちら。 01. I want to dress the world02. New Representation of Architecture前回にもっと個別のケースの断面が多くあるといいとの事だっ

Andrew Kovacs Studio: week_9

迷走気味だった前回に引き続き9週目。今回はAaron Jonesという人のレクチャー。何となくだが、ゲストの方が建築に近い人が増えている気がする。 前回のエスキスとメールのやり取りから色々考えたが結局どうすればいいか分からず新しいものはほとんど作れなかった……。今回含めてFinal Reviewまでエスキスはあと4回。考えをまとめて手を動かし始めねば……。 前回はこちら。 01. Aaron Jones Architect一つ目に紹介されたのはReality Reject

Andrew Kovacs Studio: week_8

8週目。今週はSOFTlabというデザインスタジオを主宰し、YaleやPrattでも教鞭を取っているMichael Szivosと言う人のレクチャーの後エスキス。正直、最近少し迷走しているというか、何をどうすればいいのか分からなくなってきている。収集したものから建築を作る、パブリックアートとプライベートアート、銀座、ファサード、歩行者天国、交通など、テーマが多く整理しきれていないような気がする。ひとまず先週のレビューで言われたことをやって持っていったが……。 前回はこちら。

Andrew Kovacs Studio: week_7

今週で後半戦に突入。今日は久しぶりにゲストの方のレクチャーはなくレビューのみ。発表がいきなり始まって少し焦った。今週は模型を作らず、写真を撮りなおしたり、ドローイングを作ったりしたので何とか徹夜にはならずに済んだ。模型はやはり大変。 前回はこちら。 01. hybridization前回にドローイングについていくつか指摘をいただいたので、写真を撮りなおしたり、少し形式を変えてみたりした。まずは断面を作った。周辺の建物がやはりある程度の高さがあり、人との距離があるように思わ

Andrew Kovacs Studio: week_6

6週目。シラバスにはmidterm reviewとあったが、いつも通りゲストの方が来てレクチャー、その後エスキスという流れ。今週もなんだかんだほぼ徹夜になってしまった。模型作るの時間かかる……。 前回はこちら。 01. Allan Wexler今週はAllan Wexlerという人のレクチャー。建築とアートのバックグラウンドの人で、レクチャーの前には、自分を「クライアントのいない建築家」と言っていた。また、パーティで自分の仕事を説明するのが難しいので、簡単な自己紹介を考え

Andrew Kovacs Studio: week_4

前回のエスキスでは、今回までにやることは明示されなかったが、個人的には銀座で案を発展させていくのが良いというアドバイスを受けていたので、銀座のファサードとパブリックアート、歩行者天国あたりのことを考えながら模型を製作した。 前回同様、エスキスの前にレクチャーがあった。今回はなんと、De-Architectureの著者であるJames Winesがレクチャーをしてくれた。その後にAndrewとJamesがエスキスという形。今回も贅沢な回である。James Winesは建築家で

Andrew Kovacs Studio: week_3

Andrew Kovacs Studio、3週目について。 前回の課題は、前々回に選んだ敷地3つの模型と、公共空間の事例のエッセンスを抽出して敷地に適用して模型を作るというもの。模型を作る際には、集めたものを利用して自由に形を作る。 そのプレゼンの前にゲストレクチャーがあり、Alex Braidwoodというクリエイティブディレクター・アーティストの方がレクチャーをしてくれた。この人はグラフィックデザインを学んだ後、サウンドアーティストをやっている(?)という少しトリッキ