エッシャー通りの赤いポスト/園子温



私は映画監督による俳優ワークショップオーディション(以下WS)を主宰するアクターズヴィジョンの松枝(マツガエ)さんのところによくお世話になっている。

園子温監督がアクターズヴィジョンのWSオーディションで俳優たちと映画撮影をすることになったと参加者募集のメールが届いたのが2019年5月。

園子温監督の作品に衝撃を受けて、いつか絶対俳優として園さんの作品に参加したいと思っていた、大チャンス!

なのに私は応募しなかった
自分を信じてなかった
自分の可能性を自らそのチャンスを閉ざした
せっかく園さんに会えるまたとないチャンスだったのに

撮影から2年後の今月25日公開された
「エッシャー通りの赤いポスト」

渋谷ユーロスペース 19時10分上映を観た
開場前のロビーは人がごった返す


WSオーディションで何度も会ったことのある俳優も、
毎週もがきながら俳優訓練を受けたボビー中西さんのマイズナーWSで一緒だったあの俳優も、
スクリーンの中で情熱的に、魅力溢れる人間として存在している。

そしてこの作品には園子温監督の俳優への愛が、映画への愛がものすごく溢れている。

とにかく素晴らしかったとしか言えないくらい

あの時応募しなかった事を激しく後悔した

応募総数697通、出演俳優51人
次回作、応募者の中から敗者復活戦の映画を園さんが撮ることが決まったと連絡がきた。

前回応募はしてないけど、応募しなかった時点で私は敗者である。
条件は満たした!!応募する!


初日の舞台挨拶に登壇した園さんとキャスト4人のサイン会に並んだ。
パンフレットに園さんにお願いして”本気出せ!”と書いてもらった。

自分を信じていこうと思う



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