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京都の野外彫刻 フィールドワーク 24

『働く少年の像』

1961年   朝倉 響子

朝倉 響子(1925年- 2016年) 彫刻家,彫刻家朝倉文夫の次女

設置場所 : 円山公園(八坂から神社宮内を通り左)

 碑文には「この像は,働く少年少女たちに仕事への誇りと責任を,大人たちには彼らへの愛情と理解をとよびかけています。」とあります。設置は1961年で,これに先駆け1957年に日本新聞協会や「新聞を配る少年保護育成の会」が中心となり「新聞少年の像」建立がすすめられ,1958年に第一号の像が有栖川宮記念公園に建てられた。その後各地で新聞少年の像は建てられている。
 左手肩に新聞の入った鞄を持ち,左足を前に,右手は軽く握った走るポーズ,前を見据えた真剣な表情に真摯な働く少年の姿を表れている。