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野外彫刻フィールドワークワーク   in 横浜🔟

 京都から深夜の高速バスに乗り,早朝に横浜駅に着いた。まだ出勤前の時間帯なので構内の人出も少ない。この日はモーニングの食べられるところを探して駅の西口に出た。そこでこの像「FANTAISIE」に出会う。作者は井上信道,横浜ゆかりの彫刻家で横浜市内に何点か作品が設置されているとのこと。
 野外彫刻はその時の季節や気候でずいぶんと見た時の印象が変わるときがある。この像を見たのは早朝で小雨も降っていて,少女の裸婦像に小雨がかかり周りに人影もなく,何だか取り残されているような寂しそうな印象だった。現在の駅周辺の景観と裸婦像にもすこし違和感を感じる。
つま先立って立ち,両手で環をつくるような少しふわっとしたポーズだ。題名の「FANTAISIE」はフランス語で,空想力や気まぐれという意味がある。石台には「青少年に愛と希望を」の文字が刻まれていた。