京都の野外彫刻 フィールドワーク10
『祭甲』
1996年 清水九兵衛
現在京都国立近代美術館で「生誕100年清水九兵衛/六兵衛」展が開催されています。この展覧会で京都市内の作品マップが配布されています。野外作品としては京都市内に8作品確認できます。
「祭甲」(まつりかぶと) 〈1996年〉は,京都テルサ(南区)の正面に設置されています。建築物の前に立ちはだかり,建物を守る甲を纏った巨人のような姿です。見学に行ったときに対面に守衛さんがおられその対比が面白く感じられました。また,周囲の樹々の色,背面の建物の色との対比も強い印象を持ちました。