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【契約編:界3章】熱契約【バトスピ】

こんにちは。カズキです。

約10ヶ月振りのnote更新なので近況報告から。

まずご存知の方も多いとは思いますが、
8月27日バトラーズツアーCycle1北海道会場【WBS】を使用して優勝しました!


環境に【超星】が急増してきたタイミングで、それに刺さる「青の世界」と「セトの剛腕神殿」が1番強く使えるデッキとしての持ち込みでしたが大正解でした。
2月に全国大会があるのでそれに向けて全力で調整していきたいと思います!

その後の2章環境では主に【空契約】を使用しており、時間がなくてnoteは書けませんでしたがかなりお気に入りのデッキでした。
10月上旬頃にkomainuが一度非公認で使用して予選抜けした影響もあり、徐々にデッキの知名度が上がってきて、環境に食い込む1つのアーキタイプとして確立できたことは嬉しく思っています。

空契約リスト

他にも閃刃シールド戦とドラフトブースター杯で無双してた話等々話したいことは沢山ありますが、話が長くてブラウザバックされそうなのでそろそろ本編に行きたいと思います。

今回は先週末発売になった新弾で追加された【熱契約】デッキの解説になります!  

いつも通り無料部分では注目カードを解説します。
今回は新カードが多いので5枚解説していきます!

まず1枚目

「プチグロウ」

このデッキの契約スピリットです。

元々の姿である「相棒竜グロウ」と同様にアタック時にC+2と1ドローを持っています。

それに加えてCの数だけコストが増加する効果と、Cが増えるとターン1で相手のネクサス/創界神ネクサスを破壊できる効果まで付いています。
このネクサス破壊効果が非常に強力で、先1ネクサススタートを許さないというだけでも破格の性能だと思います。
ちなみにこのネクサス破壊効果は魂状態では発揮しないということは覚えておきましょう。

軽減が1つしかなかったりOCが3からだったり調整されてる感はあるものの、十分に強い契約スピリットだと言えると思います。

次に2枚目

「灼熱剣皇ソード・グロウ」(ソードグロウ)

このデッキのフィニッシャーです。

ブレイヴ3つまでと合体でき、アタックしたとき合体しているブレイヴの数だけライフバーンするというシンプルながらド派手な性能をしています。

個人的に壊れだと思ってるのが、このライフバーン効果の対象は"このスピリット"ではなく"自分の合体スピリット"なので、「ソードグロウ」が2枚あると重複して発動するところです。
「最大3点バーンだからライフ4で抑えておけば即死はないだろう」などと考えていると4~6点バーンが飛んでくるのは普通にイカれてるので多分[重複不可]を書き忘れたんだと思います。

レベル2アタック時効果はバーンの送り先がトラッシュになるのは優秀なのですが、一緒のテキストにいる破壊が強制なので変に破壊時や誘発を食らって肝心のバーンが飛ばせなくなることがあるので、あえてバーンを先処理にしたりレベル1で殴ることが多い印象です。
対面次第では有効に使える場面も存在するので状況を見極めて使うようにしましょう。

続いて3枚目

「灼熱の契約剣ヒートライザー」(ヒートライザー)

このデッキのエンゲージブレイヴです。

エンゲージ時の効果はライフ回復最大3点回復します。
基本的には2点回復できそうなら使用することが多いです。3点回復にこだわった結果エンゲージする前に負けるのが1番もったいないので欲張りすぎないように注意しましょう。

ライフ回復もインパクトがあって強い効果ではありますが、このカードの真価はアタック時効果の方にあります。

「このスピリットによるライフの減少は、相手の白の効果では防げない」
この効果は本体のアタックに対してもライフバーンに対しても機能するので、ライフバーンが「白晶防壁(Re)」に阻まれない上にフラッシュでの「白晶防壁(Re)」や「氷刃血解」に対しても無視してアタックを通すことが出来ます。

また最低BP破壊効果も契約に除去効果がついていないこのデッキにとっては非常にありがたく、おまけにソウルコア回収までついてて文句の付け所がないです。

ちなみにこの破壊効果は強制効果ですが、ライフ減少防げない効果はアタック時の解決順を選ぶ前に発揮されるので前述の「ソードグロウ」につけてアタックした際に無駄に破壊誘発を踏むリスクを負う必要はなく、先にライフバーンの方から解決していけるので覚えておきましょう。

続いて4枚目

「グロウ&ヒートライザー」(グロウヒート)

このデッキの中間煌臨です。

まずC1から乗れるメイン煌臨という時点で優秀で、相手に「バタフライジャマー」をセットされても「溶岩海のエデラ砦」等のC+1の動きから入ってこれにのるだけで簡単に越えることができます。

次に召喚/煌臨時効果5枚オープンして赤のブレイヴを1枚回収、煌臨していた時はさらに「緋炎」のカードを1枚回収という素晴らしいサーチ性能をしています。
序盤は主に煌臨で質の高いリソース確保を行える復帰札としての運用をし、終盤では詰めに必要なブレイヴを探しに行くために召喚で使うことが多いです。

おまけにアタック時効果は1ドロー、「ヒートライザー」とのブレイヴ時は2ドローということで、これ1枚で何枚増えるんだってくらいハンドが増える最強リソース札です。

強すぎるので弱点を書いておくと、リソース札として優秀すぎるが故に序盤に煌臨したタイミングで「EVANGELION Mark.06-カシウスの槍-」を刺された時のダメージがとんでもないのと、なぜかOCがないのでBPがめちゃくちゃ低いです。

最後に5枚目

「暴双龍ディラノスXV」(ディラノスXV)

このデッキの最強サポート枠です。

まずカウント1につき自分のスピリットBP+1000する効果は下2つの効果に比べるとおまけ程度の印象ですが、前述の「グロウヒート」のBPが低いという弱点を解決してくれるため意外といい仕事をします。

そしてレベル1からのメインステップ効果です。
ターン1同名で疲労させると、C+1しつつトラッシュのコア5個まで系統「熱契約」持ちスピリットの上に戻すというイカれた効果をしています。
これのおかげでリーサル時の「ソードグロウ」にブレイヴを複数枚つけるという本来なら大量のコアを要求される動きを簡単に実現できます。
リーサル時に限らず2ターン目にこれを絡めて動くだけで足場を整えながらドローソースを使う余裕が出来たり、カウントを伸ばしたりすることができるのでどのタイミングでも強く使えるカードです。

レベル2からの常時効果このスピリットと疲労状態の「熱契約」持ちスピリットにマジックネクサス耐性を付与し、バトル終了時それぞれターン1回復出来るというこれまたオリカみたいな効果をしています。
マジックネクサス耐性付きで殴れるということは「氷刃血解」の覇導や「覇王爆炎撃(Re)」等のライフ減少誘発をケアできたり、「紫の世界」のコアシュートを受けなかったりと様々な対面で攻めを通しやすくなります。
ターン1回復に関しては「プチグロウ」のアタック時を序盤に複数回使用できてカウントと手札を一気に増やすことが出来たり、後1で1点取ったあと後2で「ヒートライザー」を合体させた「熱契約」持ちスピリットで2回殴ってゲームが終わったりするので最強です。

このカードも強すぎるので弱点を書いておくと場に「熱契約」がいないとコア回収が出来ないので復帰事故を起こした時の解決にならないのと、スピリットやアルティメットで除去していくデッキには割と簡単に除去られます

以上、注目カード解説でした。

この先の有料部分では
・デッキリスト
・デッキコンセプト
・各カード採用理由
・採用候補(不採用理由)

といった流れになります。

X(旧Twitter)で上がってる「熱契約」のリストを見ていると、個人的に確定枠だと思っているネクサスやブレイヴが採用されてなかったり、防御札の枚数が削られてたりと構築に困っている印象を受けました。

このデッキは「煌臨札」「防御札」「ドロソ」「ネクサス」「ブレイヴ」という必須要素だけで枠がかなり埋まってしまうため枚数配分がとても難しいです。
実際赤の契約デッキを擦りまくっている僕も納得のいくリストが出来るまでかなり苦戦しましたし、細かい枚数配分の違いで印象が変わるので構築が非常に重要なデッキだと思いました。

構築の完成度はめちゃくちゃ自信あるので赤の契約デッキが好きな方バーンデッキが好きな方はもちろん、一度熱契約を組んでみて微妙だと感じた方にも是非読んでいただければと思います!

それでは無料部分はここまで!是非ご購読ください!

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