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かんじるまま。 きまま。 なすがまま。

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地球は回っている。空には飛行機が飛び、隕石が落ちてくるかもしれん。町は車やバイク、電車も走る。 自分の周りはいろんなものが動いている。だから、何も起こらない平凡な日は、奇跡の毎日…
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物事がうまくいかない時、思い出すことがある。「木は、成長する前、地に深くそして広く根を生やす」根がしっかりしていない木は、どんなに立派に見えても、台風や地震などで倒れてしまう。根をしっかり大地におろす時は長く辛く感じる。だからこそ大きな成長と試練に立ち向かう強さが身につくものだ。

こんな話がある。高僧が大宴会に招かれたが、その日は忙しく普段着のまま出席した。その身なりを見て、粗末な扱いのうえ末席へ案内した。そこで高僧は提供された食事に衣を押し付け「衣よ、さぁ食え!」と叫んだ。どうしたのかと聞くと「招いたのは私ではなく衣ではないか!」価値は人か、身なりか?

知人がオイラは不運だという。理由は「現場の大怪我で失業、大地震や床上浸水で家財を失う、ガン、会社の不正を重役に話してクビ・・など」でも実は運がイイ。問題の度にいろんな人が助けてくれたし、解決方法と知恵を得た。だから困った人に体験を話し励ませる。励ますの漢字は「万の力と書く」ねぇ。

これはお節介だろうか。それとも親切?大事なのに失われつつあること。あなたさんはどう思う?

 伝(でん)という漢字は傳が元の漢字で”人が次々と伝えること”を意味します。 数年前のことですが、特急電車で関西方面から広島へ向かっていました。 途中、途中で人が乗り込んで次第に満車になりました。 特急電車の座席は、前方向いていて気付くと斜め後ろにお婆ちゃまとその娘さんが立っていました。 おいらは立ち上がって「どうぞお座りください」とお婆ちゃまに席を譲りました。 ですが、「結構です!」と強く断られました。 「えっ?・・」 あっ、そうですか。と納得するおいらでは