技術書典15 ノベルティーができるまで
こんにちは
この記事は株式会社モニクルの2023アドベントカレンダーの23日目です。
モニクルのデザイナー大谷です。
今回は技術書典15のノベルティーについて書いていこうと思います。
はじめに
まずは技術書典について軽く触れて置いた方がいいですね
実は弊社エンジニアの中川さんも運営に携わっていたり、過去に出店していた人が居たりと縁が深いイベントなのです。
そこで弊社はブロンズパートナーという立場で協賛させていただいております。
ブロンズパートナーの特典として、書籍をオンライン購入された方向けにチラシを同封できるとのことで、今回そのデザインを担当しました。
それでは同封チラシができるまで各フローをご紹介させていただきます。GOGO~
今回のテーマ
前述でもあったように、弊社エンジニアと技術書典は縁があるため、
今回は採用の観点でアプローチしていくこととなりました。
採用担当の柳さんと打ち合わせをし下記の条件で案を考えていきます。
条件
A4サイズ(分厚すぎるものは配送の関係でNG)
3000部
冊子NG
予算ほにゃらら万円くらい
デザインの要望
採用メッセージにしたい
印象に残るようなものにしたい
フルリモート訴求したい
ブレスト→案出し
その後はデザインチームでブレスト→案出しを行っていきます。
ちなみに弊社ではFigmaのFigjamという機能を使用しています。
他社や過去の事例をみながらアプローチ方法を模索していきます。
今回は下の画像の案に決定しました。
なんだか楽しそうなデザインになりそうです。
見ていただいて分かるように某国民的RPGのセリフをオマージュした案になっています。
見た目的なキャッチーさと、「なかまにしたそうに…」の文脈が採用ツールとマッチするのがいいですね。
裏面は完全フルリモートを訴求するためエンジニア分布図というアイディアにしています。
デザイン
今回ドット絵に初挑戦ということもあり、
まずは参考集めから。
チラシなどの参考はピンタレストで探すことが多いです。
並行してイラストレーターを探します。
ここが一番の難所。
ドット絵は通常のイラストと勝手が異なりイラストの中でも特異なものです。
もしドット絵のイラストレーターがいなかったor断られた場合、自分でドットを打っていかなければいけません。まじか。
幸いにも素晴らしいイラストレーターに出会えて事なきを得ました。
今回イラストレーターのNAYO様に依頼させていただきました。
NAYO様のサイトはこちらです。(弊社実績も掲載いただいております!)
デザインを進めていきます。
こちらがプロトタイプ
う~~~~~~~ん….
なんとなくやりたいことは分かるけど全体的にパッとしない…
出落ち感のあるデザインにしたいのに印象に残らない。
悶々と「これじゃない感」と戦う日々そんな中NAYO様からイラストの初稿が上がってくる。まさに暁光。
納品していただいたイラストがこちら!!
小さいマスの中に良く特徴をとらえてくれています!
八幡さんのビシッとした感じがいいですね!
そしてイラストをはめてデザインを調節…
こねこねこねしたバージョン2がこちら
なんか「っぽく」なってきた!
表面はシンプルな構成なので大体感じが掴めてきた。
さらに「っぽく」するためにここでさらに参考を探していきます。
ドット絵の楽しさは情報量にあるなと感じ日本列島に植林していきます。
つづいてバージョン3がこちら
自分の中で納得感がでてきました!
こちらで役員陣にも見ていただきフォードバックをいただき調整します。
最終的なデザインはこちらです!
さいごに
ということで技術書典のノベルティーができるまででした。
ボチボチと到着報告を受けてますが目立ってていいですね。
最後にモニクルではデザイナーとエンジニアを随時大募集中です。
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