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Twitterのイーロンマスクのリストラ劇で思うこと


ホリエモン、ツイッター社の大規模な人員削減に理解「逆に『なんで7500人もいるの?』って思った。数百人でいい」

今日はこの記事から考察です。
記事に入る前に問題点を整理したい。

イーロンマスクのTwitter物語をシンプルにまとめてみると

総買収金額440億ドル(約6兆1600億円)で買収した。その直後にマスク氏が3700人に及ぶリストラを敢行し、残った社員のリモート勤務を原則撤廃する。強制残業など、強権的ともいえる組織&意識改革に乗り出したことが、新たな物議をかもしている。Twitterでの大量解雇に対して、大きな反動が起きている。

そんな感じですが、FacebookやAmazonそしてGoogleでも今後、Twitter社の3,700人とは比較にならない。1万人規模の大リストラが起こる。

イーロンマスクそのものが、異才で嫌われている中で、Twitterという武器をイーロンマスクは得てしまったことに嫌気を差しているイーロンマスクそのものの批判が多い。

上のホリエモンのコメントは
私もそう思う。その話は置いといて
毎日凄い額の赤字をTwitterは出している。

Twitterの財務リポートによれば、2022年Q2時点で世界の収益可能な日間アクティブユーザー数は2億3780万人(増加傾向にあるが、新興のTikTokより少ないことも事実)。

知名度の高さやユーザー数に対して収益性が低く、マスク氏のツイートによれば1日あたり400万ドル(約5億6000万円)の赤字を出しているとのこと。

赤字の最大の要因は人件費である。
たとえば2021年12月期の売上高は50億7748万ドル(約7000億円)もあったが、純損失は2億2141万ドル(約310億円)の赤字だった。

人件費の内訳は、運営チームへの報酬を含む「売上原価」=17億9751万ドル(約2517億円)、エンジニアへの報酬を意味する「研究開発費」=12億4670万ドル(約1745億円)、セールスやマーケティング部門の報酬である「販売費」=11億7597万ドル(約1646億円)、役員や管理部門の報酬が大半を占める「一般管理費」=5億8434万ドル(約818億円)であり、これが収益性の足かせとなっていた。
元記事はこちらから

凄い高額な給料で、沢山の従業員がいたのが、わかる。

ホリエモンの上の記事では

「ツイッター社の会社運営に問題はないの?」と問われた堀江氏は「会社運営にはまったく問題ないと思いますよ。逆に『なんでツイッター7500人もいるの?』って思いました。数百人でいいですよ、せいぜい。俺だったらそうします」と顔をしかめた。

と書かれている。

もし従来の半数の社員で今後同等または多少の減少で売上高を確保できれば、短期間で黒字経営を実現できる可能性は十分にある。

440億ドルという買収金額は、マスク氏が個人で賄ったものだ。

総資産額が2510億ドル(約35兆円)という全米1位の億万長者とはいえ、今回の買収にあたってテスラの株も一部売却するなど、それなりの覚悟をもって臨んだことは明らかで、私個人としては。
イーロンマスクには、期待している。

Twitterのアカウントを削除する人が沢山いるらしいが、イーロンマスクが良いものを作り上げれば、こそっとアカウント復活するのだろう。

「そういう人をチェック
しておいた方がいい」
いつも信用できない人で、騒ぐことで自分の存在価値を示すタイプであり
イーロンマスクという「感情論」に左右されやすい人は、ムードで動くので。
こういう世の中では危険である。

もし自分の家族が6兆円もお金を使い
実際は数百名で運営できて黒字化ができれば、やろうとするのは当然だとわかっているのだけれども、就任したその日にリストラするイーロンマスクの素早さは、明日の自分の会社だと思うと
反発するのも、わからなくはない。

大量解雇の1週間後、解雇されなかったTwitter社員との最初のミーティングで明かされた、マスク氏の運営方針である。ザ・バージの記事によれば、このミーティングでマスク氏は11近い方向性を出したわけですが、この私も拝見しましたが、納得する内容だった。

Twitterがとても楽しみになりました。

今回僕がひとりごととして言いたいのは

単なる化学反応のようにイーロンマスクを「嫌いで動く」のではなく、インターネットで調べれば、沢山の記事が出ているので、経営の問題は、数字で考える癖が必要だ。という事です。

さて沢山出された施策の中で

動画クリエーターに対するTikTok+YouTube的なプラットフォームの可能性
 Twitter内の動画の長さ制限をなくし、かつ、マネタイズできるようにする。そのために、ユーチューバーに対してYouTubeよりも良い条件でTwitterへのコンテンツ投稿を促すことも検討。

YouTubeだけが独壇場だった「動画プラットフォーム」がTwitterで収益化される方向になるのは良いことだと思う。僕はInstagramでも、Twitterでも、それぞれの個々のプラットフォームで、完結して欲しいと思っている。
わざわざ、リンク先に行く行為が、もう若者にも受け入れられていない。
そしてフィッシング詐欺の可能性も多く。警戒さえしている。

何より、6兆円といえば日本の防衛費と同等の金額だ。

それほどの大金を私費でTwitterに注ぎ込んだイーロン・マスク氏が、そう簡単に引き下がるとは普通は考え難い。

嫌ならばTwitterを辞めればいい。
それも正論。
問題はTwitterが大好きな人が
アカウントを削除できるか?

やたらと「アカウント停止する」みたいな有名人が多いが、カッコ悪いので
呟かない方が良い。

さて最後に。

調査会社Equilarによると、イーロン・マスクが解雇したツイッターのCEOを含む幹部4人は、総額1億4110万ドル(約208億円)の退職金パッケージを受け取る可能性があるという。

ツイッターの前CEOのパラグ・アグラワル5740万ドル、CFOのネッド・シーガルは4450万ドル、ポリシーチーフのビジャヤ・ガッデは2000万ドル、最高顧客責任者のサラ・パーソネットは1920万ドルを受け取ると予想されるとEquilarのディレクターのAmit Batishは10月28日のフォーブス宛ての声明で述べている。

この金額には1年分の給与と医療補助が含まれており、MarketWatchによると2021年の基本給は、アグラワルが62万3000ドルで、シーガルとガッテはそれぞれ60万ドルだったという。
元記事はこちらから


この金額には1年分の給与と医療補助が含まれており、と書かれているように。
4人で208億円も年収を貰っていたと取ることができる。

毎日1日あたり400万ドル(約5億6000万円)の赤字を出している会社の経営者の報酬として

4人で平均しても、1人51億以上の年収とも計算できる。毎月4億円の月収。1日で1,400万円。リモートならば家にいるだけでだ。6H勤務としても、時給が230万円近い。1分で4万近い。1秒で638円の給与になる。息をしただけで。

7000億の売り上げが人件費で消えて。
更に多額の赤字だった事ヲ考えると
とにかく7000人で割れば、年収が単純にイメージできるはずです。
多額の報酬だった事は間違いない。

赤字だらけのTwitterは倒産の方向だった。Twitterそのものが無くなる可能性もあった。イーロンマスクは6兆円も投じる。退職金も払う。

みんなが叩くほど
イーロンマスクが悪いか?どうか?

アマゾンの創業者のジェフ・ベゾス。世界有数の大富豪として知られ現在の総資産は1,241億ドル(約17.3兆円)。その彼が放送局「CNN」のインタビューでチャリティ活動に大規模な寄付をしたいと考えていることを明らかにした。インタビュアーに「存命中に財産の大部分を寄付することを考えているのか」と質問されると「ああ、そうだ」と全額寄付を発表している。

Twitter社をクビにされたTwitterのCEOは、どうだろうか?話題にすらならないでTwitterを去ってしまった。高額の退職金も貰って。

問題であった従業員がいなくなることでそのTwitter社は、黒字化の可能性は高い。

おそらくTwitterの株価が上がるだろう。6兆円投じた資金がどれくらい増えるのか?イーロンマスクらしい経営が楽しみでしかない。








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