リスティラ

【歌詞】

星に眩んだ一瞬 いまは遠くても
遥か向こうに見上げた空は まだ覚えている

鳴り響いた衝動 声のするほうへ
答えは知らなくても それでいいって知っている

めくるめく世界に 何度はぐれても
みつけあう合言葉は 必要なかったね

変われない日々の中で
変わらない想いを集めて歩いて ほら
いつかの唄に 描いて 預けた
空は青くなってゆく
あの夏のままで 僕らを待っていた

踏み出す一歩を 重なった音を いまはまだ信じていたい
止まった秒針も 見失ってしまった約束も
あの日の温度で また会える日まで なくさず持っていこう

続いた夢が いつか覚めても きっとまた出会えるかな
ひとりきり いつもの帰り道
見上げた夜空は まだ覚えている

めくるめく世界は やがて色めいて
夏が過ぎ春が来て さよならは繰り返す

星に眩んだ一瞬 いまはもう遠くても
みつけあう合言葉は ちゃんとここにある

ちぐはぐな歩幅のまま
不揃いの心臓を抱えた僕らは ねえ
どんな嘘みたいでも 出会って 繋がった
空は一つになって
その下で何度も 笑いあえたんだ

覚めない夢を 冴えない靴で どこまでだって行けるように
止まった秒針に 通り過ぎてしまった風景は
振り返らないけど 忘れないよ まだ まだ

出来損ないの飛行機雲
パステルカラーに暮れる街
夕に凪ぐ蝉と同じように 黙ったまま
行く宛もない言葉と目線を 空っぽのゴミ箱へ放り投げた

君が僕のことを何も知らないみたいに
僕も君のことを何も知らなくて
だけど それでも手を振った
「またね」の合図に理由はいらない

変われないままで進む
ちぐはぐで不揃いの僕らだけど ほら
いつかの唄が 描いた 向こうに
辿り着いた空は あの夏のままで 僕らを待っていた

踏み出す一歩を 重なった音を いまはまだ信じていたい
止まった秒針も 見失ってしまった約束も
あの日の温度で また会える日まで なくさず持っていこう

続いた夢も いつか覚めるけど きっとまた出会えるかな
ひとりきり あの日の帰り道
見上げた夜空は 星空は まだ覚えている


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