ステラグロウ

【歌詞】

白く溶けて消えた 君の声と混ざりあう空の下
いつもの階段 一瞬だって忘れないように
忘れたって迷わないように

削れてゆく時間と 悴む掌に
痛いくらい響いた温度を
追いかけ走った 帰り道

繋いだこの両手が 灯りを見失っても
僕らは笑った きっと大丈夫
『どこにいたってさ、ちゃんとわかるから。』
近づいてく夜明けに 魔法が解けてしまっても
青く裂いた今日の流星に 君の声を聴いて
ずっと ずっと 探している

いつか色褪せてゆく 茜空に散りばめた約束は
またねって笑ったっきり 叶わないだなんて
わかっていたけれど それでも全部嘘じゃない

「きっと、また会えるよね」って
影を伸ばすトゥルーエンドに手を振って
触れあった熱の痛む理由を確かめるみたいに
手を結んで 笑いあったっけ

「一緒に」なんて想いも
「あと少し」なんて躊躇いも
不安も憧憬も 嘘も本当も
届かない夜に咲く 僕らだけのステラグロウ

僕らは笑った だから大丈夫
どこにいたってさ ちゃんと解るんだ
近づいてく夜明けに 魔法が解けてしまっても
青く裂いた今日の流星に 君の声を聴いて
ずっと ずっと 探している

ずっと 探している


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