【ツイート転載】北守(藤崎剛人)が急に正しいことを言い出した件とその違和感(2024.06.10)

ちょっと驚いている。《様々なデマを含め、若い世代がインターネットから受けている「思想教育」をいかにして解きほぐすかを識者は考え、実践していくべき》って、その通りなんだけど、これを5年前に私が言ったら「若者を操り人形扱いしている」果ては「人権侵害」って言っていましたよね?

このツイートに関しても若者バッシングが盛り上がりそうな中で「(冷静にデータを見れば)少数派であることには変わりない」とか正しいことを言っていて本当に同一人物か?って思った。

この人物は、右派が女性や性的少数派や韓国に対してしか”イキれない”のと同様に、左派が若年層に対してしか”イキれない”、典型的なサブカルチャー左派だったんだけど、ようやく上の世代によるネット言論の有害性を注視すべきという立場になってちょっと感動している。

ネット左派には上の世代による言論、なかんずくネット言論の若い世代に対する影響を考えるべきという考え方を「人権侵害」とまで考える層がまだまだ多い。それらは「若者の右傾化」論に基づいて「若者」を否定することにより左派としての自分を確認するという差別的な考え方に基づいている。

そういう人間の典型だった北守=藤崎剛人がこれほどまでになってしまったのはやはりリベラルな若い世代の主張や運動が無視できなくなってきたこともあるだろう。当初は所詮少数派と見下していたけど今になって存在を認める気になったのかもしれない。


っていうか、「識者は考え、実践していくべき」とか他人事のように言っているけど、そもそもこの御仁は2022年に若い世代の環境保護運動について旧アカウントで「それでも若者の大部分は上の世代と同じように環境なんてどうでもいいと思っている」と言って切り捨てた御仁なんですよ。

要するにこの点ではこの御仁も「加害者側」なんですよ。また、今の今に至るまで、最近首都圏の大学で行われているパレスチナ反戦運動や学費値上げ反対運動を拡散していない。そういう運動や意見の拡散だって若い世代を上の世代の呪縛から解放するためには重要なのに。


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