未経験で4ヶ月勉強してエンジニア就職した方法

こんにちは!nishida kazufumiです。今回は文系未経験の私が独学でフロントエンドエンジニア(ホームページ作成・見た目の部分の作成)になった方法を紹介します。恵比寿にある少人数の自社開発会社に内定をいただきました。

対象:未経験でWEB系エンジニアに就職したい方

①経歴

まずはじめに自分の経歴を紹介します。

・24歳(2019年10月で25歳になります。)
・転職2回(3社目になります)
・文系学科の大学出身(歴史学科)
・IT業界未経験(施工管理・営業と関係ない分野で仕事していました)
・勉強始めたときのスキル/当然コードを書いた経験は高校生の授業で少し触れたことがあるレベルでほとんど皆無。
・大学の就活中のイメージ/IT土方という言葉から、ブラックな業界

上記のような経歴でした。ITに関してはほとんど知識がなく、サーバーという言葉は聞いたことがあるが意味はわからない。PHPという言語はパナソニック創業者の松下幸之助さんのPHP研究所が関係しているのかなと考える程度の知識しかありませんでした。


②エンジニア就職を目指した理由

・有効求人倍率8.33が他の業界と比べて高く、売り手市場である(2019/8)(https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/data/)
・30~35歳のエンジニアでシステム開発で最高で1350万円の方がいる(https://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=002284)
・何かを作り上げるということの楽しみを感じ入ることができ、性格と合っていた
・他業界と比べ、リモートワークなどの勤務形態、服装自由などの自由なところに魅かれたSNSやWEBサイトで調べて、実際に独学で未経験から就職した人がいた

以上の理由で単純にこの業界で働きたいと思い、この方向に自分の舵を切ってエンジニア就職を目指しました。


③どのような手順で就職したのか?

ⅰ.progateやドットインストールで独学を始めた

progateeやドットインストールはプログラミングの初心者であればほとんどの人が通る道だと思います。まずは①HTML/CSSを学んでホームページの基礎の部分を学ぶところから始めて、②サイトの動きを加えるためのJavascrippt/jQuery、③世界の3割を占めているwordpressを使える様になりたいと思いPHPの学習をしました。

最初からすべてを理解する必要はなく、ある程度こんな感じでやればいいんだと言うことを理解する程度で大丈夫です。暗記する必要はございません。私が当時学んだときに理解度は30%くらいだったと思います(笑)


ⅱ.簡単なものでもいいのでアウトプットしてコードの使い方を学ぶ

次にすることは自分の簡単なものでいいので自分の作品を作ってみましょう!作りたいものがあるのであればその作品を作ってみればいいでしょう!

このときに私が参考にしたのは東京フリーランスというサイトを参考にして独学していきました。ここでは30DAYSトライアル(デイトラ)という30日で副業で5万円を稼ぐためのプロセスをわかりやすく解説しています。

この手順に沿って、コーディング部分のデイトラ1とデイトラ2を完了していただければある程度自分のコーディング力を作ることができるようになれます。


ⅲ.自分の作品(ポートフォリオサイト)を作成する&企業訪問・面接に行く

転職活動をする上で自分のスキルを相手の会社にアピールする上で大切です。デイトラ1・2を完了すれば、ある程度の自分の作品を作ることができるので今まで学んだことを参考にして、自分の作品を作ってください

レスポンシブ対応したサイトの作成やjQueryなどを使った動的サイト作成しておくと良いでしょう。


作品を1~3個作成できれば、転職活動を始めてください。まだスキルに不安なところはあると思いますが、経験的にこの時期から始めるべきだったと思います。

私が実際に使ったのは

wantedly
green
リクナビネクスト

このあたりを使っていました。

自分がどのような会社にいきたいのかによって決めればいいと思いますが、大企業・大手企業にいきたいのであれば、リクナビやマイナビ、dodaなどの大手求人サイトを利用すればいいと思います。

ベンチャーや少人数の企業を希望するのであれば、wantedlyやgreenを利用すればいいと思います。

私は小規模の会社を志望していたので基本的にはwantedlyを使っていました。


企業選びの基準

転職する上で企業選びの軸を持っているほうが自分の描いている理想との齟齬をなくすことができると思います。せっかく自分で独学で自分のスキルを身に着けたのであれば、条件の良くないところで妥協するのはもったいないと思います。

中には未経験OK のような誰でも大丈夫のような企業もあると思いますが、ちゃんと条件を見極めなければ、就職後に自分の生活レベルを極端に下げることになったり、テスターなど自分の求める経験が積めない可能性もあるので気をつけてください。(自分の考えで給料>実務経験を積むと優先順位が高い人であれば別)


参考程度に自分がどのような基準で企業を選んでいたのかということを紹介します。

①未経験からでもフロントエンジニアのコードを書くことができる
②まずはスキルを身につけるために少数精鋭の企業(負担は増えますが成長を求める)
③挑戦的なベンチャー気質の企業
④給料がある程度の企業(20万円見込み残業ありなどの劣悪な企業では働きたくない)

このようなところで企業選びをしていました。人によってはもう少し企業選びの軸を明確にするべきかもしれませんが、私はこの軸で成功しました。


企業訪問・面接後

企業訪問や面接を受けてストレートで受かればよいのですが、基本的には落ちることになるでしょう。

でも、安心してください。落ちてもあまり気にしないでください。

落ちたときに理由があると思います。その理由を面接官に「差し支えなければ、ポートフォリオに関してフィードバックいただけませんか?」などと聞くと、普通の相手であれば快諾していただけるでしょう。

このフィードバックが非常に重要なのです。フィードバックに合わせて自分のスキルを身に着けていくことが重要になります。

実際に私がフィードバックいただいたケースでは、「レスポンシブサイト(PC・タブレット・スマホごとに適した画面表示にする)を作れることと、wordpressなどのCMS(コンテンツ管理システム)の開発、jQueryを使ったサイトを作れるといいな」というフィードバックを頂き、そこからその3点を集中的に学んで、それに対応したポートフォリオサイトを作成して、2週間後に面接を受けて1次面接、そして最終面接に合格することが出来ました。


また、たとえ面接に落ちたとしても、エンジニアは業界的に不足しており、企業はスキルがある人は喉から手が出るほど欲しているのです。なので一言「今回はだめだったですけど、スキルを身に着けてもう一度受けても大丈夫でしょうか?」と聞くとたいていの快諾いただけると思います。


まとめ

今までお話したことを通じてエンジニア就職することが出来ました。転職までに4ヶ月かかってしまいましたが、スキルに自信がなく、面接を躊躇していた時期がありました。その時間をなくして、行動することができれば正直1ヶ月は短縮することが出来たと思います。皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。

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