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新宿 BERG

ご無沙汰しておりました。
イマイチこのnoteの活用法が見出せず、長らく放置しておりましたが、とりあえず、演奏活動以外の好きなもの(食べ物、機材、レコード…)の事を気が向いた時に何かしら書いてみようかと、久々にログインしてみました。

きっかけはふと自分のInstagramも見てみた時の事。勿論、ライブ等の普段の活動の告知もしておりますが、食べたものや買ったものに関する投稿が圧倒的多く、それらをただ思い出の記録としておくのは何だか勿体無いような気がしてきたのです。なので、こちらでより詳細な情報をシェアしていきます。

今日は僕がほぼ毎日のように通い詰め、もはや心の拠り所とも言える程大好きなお店を紹介します。

ルミネエスト新宿 地下1階に入っているビア&カフェ BERG。JR東口改札を出て地下通路を進み、地下鉄丸ノ内線新宿駅の改札方面へ向かう途中に有ります。ちなみに、店名の読み方はベルクです。店長のお父様がお好きだったというオーストリアの作曲家、アルノルト・シェーンベルクにちなみ付けられたのだそう。
よく通る場所ですので、上京した頃からお店の存在は認識していたはずなのですが、なかなかきっかけを見つけられず、初めて足を踏み入れたのはここ10年以内の話。しかし、それ以来どっぷり深くハマってしまったわけです。

ベルクは何屋さんなのか?とよく聞かれますが、何とも形容し難く、いつも返答に困ります。喫茶店とも言えるし、飲み屋とも言える。ソーセージやドイツっぽいメニューが多いのかと思いきや、カレーもスイーツも美味しく、日替わりでショーケースに並べられるお惣菜も多種多様。営業時間が7:00-23:00と長く、朝食、ランチ、ティータイム、仕事帰りの1杯…と様々な状況で利用でき、客層も多種多様。

強いて形容するならば、めちゃめちゃハイクォリティなファストフードでしょうか。

リーズナブルな価格設定と提供スピードの早さの点でファストフード的なのですが、料理にしても飲み物にしても、そのクォリティの高さとこだわりに驚きます。僕は下戸ですので、お酒の事は微塵も分かりませんが、コアなビール党の方もワイン党の方も楽しまれているようです。

また、ベルクに来たら何をオーダーするべきなのか?というのもよく聞かれます。これがまた難しい。というのも、レギュラーメニューの種類が豊富な上に、日替わりや気紛れ的なものも多く並んでおり、店内に入ると情報量の多さに圧倒されて選び切れなくなってしまうのです。常連さん達はパッと店内を見渡し、瞬時にその日の最適解を見つけ出しサッと注文していくわけですが…
まぁ、何を頼んでも間違い無く美味しいので、目に付いた気になるものを頼めば良いじゃない、という話ではあるのですが、初めてだと戸惑いますよね。

というわけで、ベルクでまず食べるべきものを僕なりに考えてみました。取っ付きやすく、かつ、ベルクの美学が凝縮されたものとなると、やはりこちらでしょうか。

ベルクドッグ

シンプルなホットドッグです。ピクルスも入りません。ケチャップ、マスタードは付けられますが、まずはお店のオススメの通り、何も付けずにプレーンな状態で食べてみるのが良いと思います。ランチタイムであれば、写真のようにサラダ、ゆで卵、コーヒーもしくは紅茶の付いたホットドッグブランチというお得なセットでも頼めます(右下のマルメロピクルスは別です)。

パンとソーセージだけで勝負できるというのは、一体どういう事なのか?何も付けなくても美味しいの?きっと食べれば納得していただけるはず。パンの焼き加減、味の深み、ソーセージの食感とジューシーさ…過不足無く、完璧なバランスに仕上がっているのです。美味しいパンとソーセージを適切に調理…実に正しいではないですか。素材の味わいがしっかりしているが故、またそれらの相性が良いが故、この絶妙なバランスが成立するわけですが、その分誤魔化しも効かないわけです。クワトロチーズドッグホットチリドッグなど、他のホットドッグも勿論美味しいわけですが、素の状態の素晴らしさを知っておくと、更に奥深さを感じられる事でしょう。ちなみに、チリドッグは個人的にかなり推しです。写真はチリソースに鹿肉を使った鹿チリドッグ。近年は猪肉、鹿肉を使った料理も提供されていて、イレギュラーなレアキャラ的ではありますが、これがまた素晴らしいのです。

というわけで、今日はこの辺で。
TwitterやInstagramの投稿の補足程度の内容ではありますが、どなたかのお役に立てましたら…
新宿駅を利用する機会が有れば、是非寄ってみてくださいね!

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