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【ノストラダムスの大予言】1999年7月、アンゴルモアの大王は現れなかった高3の夏

「ノストラダムスの大予言」を信じて受験勉強しなかった友人

高3の頃、ノストラダムスの大予言を信じて疑わなかった友人がいた。

「ちょっと待って。 ノストラダムスの大予言って、なんスか?」
という人も多いと思うので簡単に説明します。

昔、ノストラダムスというフランス人がいました。
その人の予言は的中することで有名になり、日本でも「ノストラダムスの大予言」という本が販売されて話題となった。
それによると、1999年7月に、空から恐怖の大王・アンゴルモアが蘇り、人類は滅亡するとのこと。

友人の主張はこうだった。
今、大学受験に向けて勉強することに意味はない。
なぜなら、今年(当時は1999年)の7月に地球は終わり、みんな死んでしまうからだ。

言っていることは正しい。
でも、地球は滅亡しなかった。
予言は外れたのだ。
そして、ノストラダムスは責任をとってはくれない。
全て、自己責任だ。

(予言しておいて、外れたら責任は取ってくれないの? 信じた人の自己責任なんて、そりゃ、ないよ)

これが、本音ではないだろうか。

彼は、ノストラダムスの大予言を信じて受験勉強しなかったのだから、進学をせず就職活動をしていたとも考えづらい。
20年以上経つが、彼には1度も会っていない。
彼は、自分の選択に後悔したのだろうか。それとも・・・。

「あいつは、今、何をしているんだろうか・・・」
少し冷える秋空を見て、ふと思いがよぎった。

ちなみに、僕と彼以外の友人たちは、いつも通り受験勉強し続けていたので、みんな進学しました。。。

【現代に再び大予言!?】2025年7月に大災難が訪れる

夢で見たことがヒントとなり、未来で起きることがわかってしまうという漫画家が書いた「私が見た未来 完全版」という本が、一時期話題になった。
僕は少し遅れて、TV番組「奇跡体験!アンビリーバボー」でそのことを知った。
それによると、どうやら2025年7月に大災難が訪れるらしい。

よく霊能力がある人は、未来が見えると言われる。
夢の中で死者の霊が未来を教えてくれたり、霊能力でその人の未来を霊視することもできるとか。
実際に、未解決事件で行き詰った事件を警察が霊能力者に協力を依頼して、死者の霊から聞き出して事件を解決させた事例も、TVの特番でよくやっている。

霊感が0の僕にはよくわからないが、そのような能力が実際にあるのだろう。
でも、予言が100%確実であるとは思えない。
正確に言うと、霊能力など特殊な能力者の予言は多分当たるんだろうけれど、外れることもある、くらいに認識している。

人生を破綻させてはいけない!予言や占いなどは、参考程度に

予言を信じてもいいけれど、当たろうと外れようと、どちらに転がっても、生活に支障が出ないようにしておこう

高校時代の彼は、進学したかったのかどうかわからないが、予言を100%信じていたために、進学の機会を失ってしまった。

機会損失になるのだ。

この場合、表にして分けて考えるとよい

僕の場合だと、こうなる

表を使って感情を数値化すると、後悔のない選択をはじき出すことができる

実現する予測とは、実現する予測の比率を、主観的な判断で数値化したもの。
この表を見ると、地球は滅亡しない方が70%の主観的な予測になっているので、こちらを選択したほうが、仮に予言が当たったとしても、自分の選択に後悔はなくなる。

そして、+10~▲10は、主観的な感情を数値化して置き換えたもの。
嬉しい楽しいなどポジティブな感情なほど+、悲しい寂しいなどネガティブな感情なほど▲。

そして、その数値を実現する予測を掛けたのが、→の右の数値だ。

予言はコントロールできないが、受験勉強はコントロールできる。
つまりは、勉強するかしないかだ。

数値を見ると、勉強するほうが(▲1.5、+7)と、プラスが高い。
一方、勉強しないほうは(+2.4、▲7)と、マイナスが高い。

であるなら、勉強した方が予言が当たっても後悔は少ないし、予言が外れたときの満足度はとても高くなる。

このように、ロジカルな手法で、感情を加味して、数値化すると、後悔のない最適な選択をはじき出すことができるので、おすすめ!

詳しく知りたい方は、「ゲーム理論」の本を読むと、さらに知識が深まります。

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