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【ジャパンカップ 2022】ラップ分析で予想!本命馬はこの馬だ!

こんにちは!KAZUです。

この記事では、「ジャパンカップ」のラップ分析と出走予定馬のラップ適性の評価、そして本命馬をご紹介します!

馬券予想にぜひご参考ください。

先週の予想結果の振り返り

まずnoteの無料記事ならびにTwitterで公開した先週の本命馬の予想を振り返ると、マイルCSで◎セリフォスが6番人気1着、東スポ杯2歳Sで◎ガストリックが5番人気1着と見事期待に応えてくれました!

夏競馬も本命馬の単複回収率100%以上と好調でしたが、秋競馬も先週の予想やスプリンターズSの◎ジャンダルムの8番人気1着など好調です!

今週もこの勢いに乗って予想を進めていきます。

ジャパンカップのラップ分析

初めに予想のポイントとなるラップ分析を取り上げます。

個別ラップからの予想のポイント

こちらは、直近5年のジャパンカップの個別ラップをまとめたグラフです。
赤色のグラフが5年平均のグラフとなっています。

ジャパンカップの直近5年の個別ラップの傾向としては、5年平均で見ると道中の1F 平均のラップスピードが11.96、上り3Fの1F平均のラップスピードが11.99と非常に厳しいラップ構成のワンペースな持続力勝負であることがあげられます。
ただし、この傾向は重馬場で厳しい展開となった2019年、キセキがぶっ飛ばした2020年のジャパンカップの影響が色濃く出ています。

そのため2019年と2020年を除いて考えたいところ…
その2019年と2020年の個別ラップを除いた傾向が下記のグラフとなります。

2019年と2020年を除いた上で個別ラップの傾向を分析すると、道中の1F平均のラップスピードが12.01、上り3Fの1F 平均のラップスピードが11.64となっています。

道中のラップが厳しい流れを刻んでも上り3Fでしっかり瞬発力を発揮して、末脚をまとめることがポイントと考えます。

ラップ適性からの予想のポイント

次に独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」で求められるラップ適性を分析していきます。なお、ラップマトリックスの考え方については下記をご参考ください。

【ラップマトリックスとは】
縦軸にラップスピード、横軸に上がり3ハロン前後のラップ変化をレースペース変化指数として取り、該当レースのラップ適性を散布図としてまとめたグラフです。
縦軸からはラップスピード・時計の速さへの適性が、横軸からは前傾ラップの「底力型」やワンペースな「持続力型」、上り3ハロンの「瞬発力型」などどのようなラップ構成に強いのかが分かります。

まず脚質型に目を向けると、ジャパンカップの標準的レースとなった2017年、2018年、昨年の2021年はバランス型となっています。

次にラップスピードについてですが、アーモンドアイが脅威のレコードを記録した2018年は参考外とすれば11.85〜12.00が基本でしょう。

このような背景をふまえて考える今年のジャパンカップで求められるラップ適性ですが、「バランス型×ラップスピード11.85〜12.00」に設定します。

なお直近5年で特殊なレースとなった2019年と2020年を除いた3着内馬の上り3Fの平均は34.5、上り3F1位の馬はいずれも連対。また4コーナーの平均位置取りは3.7番手となっています。
好走パターンとしては、中段から上り最速で差してくる馬か先行して上りを34秒台中盤でまとめられる馬の2パターンと考えます。

ジャパンカップの有力馬のラップ適性

ここからはジャパンカップの有力馬のラップ適性について特集します。
なお評価については、S、A、B、C、D、Eの6段階で行なっていきます。

シャフリヤール ラップ適性

まず初めに想定1番人気のシャフリヤールを取り上げます。
上図はシャフリヤールの国内戦のレースを対象としたラップマトリックスです。

プロットとしたグラフには、レース名と馬場状態・馬場指数、レース全体の上り3F、人気と着順を記載しています。
その上で赤いゾーンが求められるラップ適性です。

シャフリヤールのラップ適性ですが、脚質型はバランス型に寄った持続力型〜瞬発力型のレースを得意にしています。
父:ディープインパクト×母父:米国型血統の配合の典型例といえる高速ラップの瞬発力勝負に強い馬と考えます。

ジャパンカップで求められるラップ適性に対しては、昨年の同レース3着の適性が近接します。
昨年のジャパンカップの好走馬ですから、ラップ適性は高いものが見込めるでしょう。

ラップ適性の評価は「A」と高い評価をつけます。

ラップ適性は「A」と高い評価をつけたシャフリヤールですが、前走の伸び負けたレース内容や想定1番人気の馬券期待値を加味すると正直物足りないというのが最終評価です。
藤原厩舎で叩いた2戦目というのは魅力ですが、その魅力を加味しても本命にはしづらいところ…。オッズに妙味がなければ、本命馬にはしないというのが評価です。

ダノンベルーガ ラップ適性

次にダノンベルーガを取り上げます。
上図はダノンベルーガのここまでのレースを対象としたラップマトリックスです。

ダノンベルーガのラップ適性ですが、脚質型はバランス型や瞬発力型のレースを得意にしていると考え、ラップスピードは低速ラップよりも高速ラップのスピードが活かせるレースの方が良いでしょう。

ジャパンカップで求められるラップ適性に対しては、皐月賞4着や日本ダービー4着のレースの適性が近接します。
ラップ適性からは、一定の評価ができます。

ラップ適性の評価は「B」とします。

前走の天皇賞・秋は勝馬イクイノックスに次ぐ上り3F32.8の末脚を内から繰り出して3着。そのレース内容は評価ができますし、ハイレベル世代の3歳の主力級です。
また好走パターンの中段から上り最速で差してくる馬というイメージにピッタリな馬と考えます。
ラップ適性の評価は「B」ながらも、シャフリヤールよりはダノンベルーガの方が期待値が見込めるでしょう。

ただ日本ダービーのラスト1Fでアスクビクターモアに伸び負けた点をふまえると、距離がやや長いのではないかという印象を受けています。
評価はある程度高いものの、シャフリヤール同様に馬券期待値をふまえると他の馬を狙った方が馬券妙味があると予想しています。

ボッケリーニ ラップ適性

ここまでシャフリヤール、ダノンベルーガのラップ適性の評価についてご紹介しました。両馬ともにラップ適性は高いもののオッズ面をふまえるとやや狙いづらいというのが見解です。

では、どのような馬が狙い目と考えるのか。
その馬として取り上げたいのが、「ボッケリーニ」です。

ボッケリーニのラップ適性ですが、中距離戦であれば脚質型・ラップスピードを問わず安定したパフォーマンスを発揮してくることが特徴です。
勝ちきれない側面はあるもののオールラウンダーなラップ適性と言え、相手なりにきっちりと走ってくる馬です。

ジャパンカップで求められるラップ適性に対しては中日新聞杯4着の適性が合致し、アンドロメダS2着の適性が近接します。
ラップ適性からは、一定の評価ができます。

ラップ適性の評価は「B」とします。

前走の京都大賞典はレース全体の上り3F33.9とこの馬には上り勝負に傾きすぎた印象です。
今回は上り3Fが33秒台とそこまでは速くならないでしょう。また先行して上りを34秒台中盤でまとめられる好走馬のイメージとも合致します。

相手なりに走る馬ですから、メンバー強化でも穴をあける可能性は十分と評価します。さらに内枠に入ってくれれば、激走気配が漂う一頭と予想します。

カラテ ラップ適性

ボッケリーニに加えて、もう1頭穴馬で面白いと考えているのが「カラテ」です。

カラテのラップ適性ですが、中距離路線にシフトして以降は中山記念の超底力型から新潟記念の瞬発力型まで実績を残しており、安定したパフォーマンスを見せています。

ジャパンカップで求められるラップ適性に対して合致・近接するレースはありませんが、中距離戦での脚質型を問わない傾向から水準以上の適性が見込めると考えています。

ラップ適性の評価は「B」とします。

前々走の新潟記念は57.5kgを背負って非常に強い勝ち方でしたし、前走の天皇賞・秋もシャフリヤールとコンマ1秒差の6着ですから悪くありません。
2400mの距離がどうか…という点はありますが、水準以上のラップ適性と中距離戦でのパフォーマンス、高配当のオッズを加味すれば狙って面白い一頭と予想します。

ジャパンカップの本命馬

◎⑪カラテ

今年のジャパンカップは、単勝オッズの想定が10番人気以上になるであろう大穴の⑪カラテを本命で推奨します!

今回のメンバー構成のジャパンカップであれば、元々穴馬を狙いたいと考えていた一戦です。週初めは内枠に入ればボッケリーニが面白いと考えていましたが、まさかの大外…
そこで中距離戦において高いパフォーマンスを示し、高いラップ適性を秘めるカラテを推します。

カラテのラップ適性ですが、中距離路線にシフトして以降は中山記念の超底力型から新潟記念の瞬発力型まで実績を残しており、安定したパフォーマンスを見せています。

ジャパンカップで求められるラップ適性に対して合致・近接するレースはありませんが、中距離戦で脚質型を問わず高いパフォーマンスを見せているいこと、距離が延びてラップスピードが低速化するほどパフォーマンスの質が上がっていることをふまえると秘めたラップ適性を感じています。

前々走の新潟記念は57.5kgを背負って非常に強い勝ち方でしたし、前走の天皇賞・秋もシャフリヤールとコンマ1秒差の6着ですから悪くありません。
2400mの距離がどうかという点はありますが、陣営からは距離に対して前向きなコメントが出ていますので「こなす可能性は高い」と判断しました。

前走よりも前目の位置どり、先行して長く良い末脚を使い馬券圏内を確保する、そのような走りを期待します!

今年のジャパンカップは大穴狙いで⑪カラテを本命で推奨します!


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