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【ローズステークス2022 予想】ラップ分析で予想!期待値大の本命馬を公開!

こんにちは!KAZUです。

この記事では、「ローズS」のラップ分析と出走予定馬のラップ適性の評価、そして本命馬をご紹介します!

馬券予想にご参考ください。

先週の予想の振り返り

まず初めに先週の予想の振り返りをご紹介します。

noteの無料記事で公開した先週の重賞レースの本命馬は、紫苑Sがスタニングローズ、セントウルSがダディーズビビット、京成杯AHがファルコニアを推奨しました。
結果はスタニングローズとファルコニアが見事勝利!

秋競馬の開幕週を幸先良くスタートすることができました。
今週のローズSやセントライト記念も頑張っていきたいと思います!

ローズステークスのラップ分析

ここからはローズSの予想をご紹介していきます。
まず初めに予想のポイントとなるラップ分析を取り上げます。

ローズSは瞬発力勝負の一戦

こちらは直近2年の中京開催のローズSの個別ラップの傾向をまとめたグラフです。
赤色のグラフが平均を示すグラフとなっています。

ローズSの個別ラップの特徴ですが、トライアルレースらしい「瞬発力勝負のレース」であることがあげられます。

上り3Fを除く道中の1F平均のラップスピードは12.20に対して、上り3Fの1F平均のラップスピードは11.52。
グラフを見ても、4コーナーから直線にかけてラップが高速化して直線の瞬発力勝負になっていることが分かります。

上り3Fの平均も34.6ですから、速い上りへの適性が求められます。

求められるラップ適性はバランス型〜瞬発力型

次に個別ラップの傾向をふまえて、独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」で求められるラップ適性を分析します。

【ラップマトリックスとは】
縦軸にラップスピード、横軸に上がり3ハロン前後のラップ変化をレースペース変化指数として取り、該当レースのラップ適性を散布図としてまとめたグラフです。
縦軸からはラップスピード・時計の速さへの適性が、横軸からは前傾ラップの「底力型」やワンペースな「持続力型」、上り3ハロンの「瞬発力型」などどのようなラップ構成に強いのかが分かります。

先ほどご紹介した通り、ローズSは瞬発力勝負の一戦です。
ラップ適性でもその傾向を示すかのように中京開催の直近2年の脚質型は瞬発力型に寄ったバランス型となっています。
レース全体のラップスピードは、12.00前後。勝ち時計換算では2分前後となています。

このような背景から考える今年のローズSで求められるラップ適性ですが、良馬場で「バランス型〜瞬発力型×ラップスピード11.95〜12.05」、道悪馬場で「バランス型〜瞬発力型×ラップスピード12.10〜12.20」に設定します。
道悪馬場については参考となるデータがないため、良馬場から推定で設定しています。

なお脚質については直近2年の傾向を見ると、差し脚質の馬が馬券によく絡んでいます。
やはり末脚能力の高さがポイントと言えるでしょう。

ローズステークスの有力馬のラップ適性

ここからはローズSの有力馬のラップ適性について特集します。
なお評価については、S、A、B、C、D、Eの6段階で行なっていきます。

アートハウス ラップ適性

【ラップマトリックスの見方】
赤いゾーンが該当レースの良馬場で求められるラップ適性、青いゾーンが道悪馬場で求められるラップ適性、その上で濃いゾーンは適性が合致、薄いゾーンは適性が近接します。
緑枠が該当馬が実績をあげており、得意とするラップ適性となります。

■アートハウス ラップ適性
瞬発力型〜超瞬発力型×ラップスピード12.00〜12.30

■ローズSで求められるラップ適性に対する成績
・良馬場
◎忘れな草賞:1人気1着、◎オークス2人気7着
・道悪馬場
該当レースなし
※◎は適性が合致、○は適性が近接するレース。

■ラップ適性 評価
良馬場:A
道悪馬場:C

■見解
勝利した新馬戦、忘れな草賞の脚質型は瞬発力型・超瞬発力型で瞬発力勝負で実績を残している馬です。
良馬場で求められるラップ適性と合致する忘れな草賞:1人気1着のパフォーマンスは高く評価できますし、オークス:2人気7着についてもラスト1Fまでは先頭を保つ競馬ですから悲観する内容ではありません。
距離短縮は歓迎でしょうし、 良馬場であれば好勝負必須と考えます。

サリエラ ラップ適性

■サリエラ ラップ適性
瞬発力型〜超瞬発力型×ラップスピード11.90〜12.20

■ローズSで求められるラップ適性に対する成績
・良馬場
○新馬:2人気1着
・道悪馬場
該当レースなし

■ラップ適性 評価
良馬場:B
道悪馬場:C

■見解
アートハウス同様にここまで勝利した2戦は脚質型が瞬発力型・超瞬発力型です。瞬発力勝負で実績を残している馬だけにラップ適性は水準以上のものが見込めるでしょう。
2戦目となる前走1勝クラスでは、レース全体の上り3F:33.8となった状況を後方2番手から上り3F:32.9で差し切る規格外の競馬を見せており、ローズSで求められる末脚能力は一級品です。
あとはメンバー強化でどこまで通用するか、力関係の見極めが予想のポイントと考えます。

パーソナルハイ ラップ適性

■パーソナルハイ ラップ適性
バランス型〜超瞬発力型×ラップスピード11.70〜12.35

■ローズSで求められるラップ適性に対する成績
・良馬場
◎フローラS:4人気2着、◎オークス11人気16着、◎未勝利:3人気2着、○フラワーC:3人気6着
・道悪馬場
○フラワーC:3人気6着

■ラップ適性 評価
良馬場:B
道悪馬場:C

■見解
良馬場においてラップ適性が合致するフローラS2着の走りから評価はできる一頭です。ただ末脚能力という視点では、疑問符がつくところです。
ここまで前残りの展開や馬場傾向を利して好走しているだけに、勝ち負けするためには展開・馬場傾向が味方することが必要でしょう。
サリエラとの比較は未知数ですが、オークスで戦ったアートハウスと比較すると評価は低い形となります。

ローズステークスの本命馬

◎:⑤ラリュエル

本命馬の見解

台風の影響が懸念された今年のローズSですが、結果的に良馬場で開催されそうです。
レース前日の同コースで開催されたOP特別「ケフェウスS」の勝ち時計が1.57.6。レース当日の芝1200m戦「2歳未勝利」の勝ち時計が1.07.9と超高速馬場下での高速決着が目立ちます。

ローズSの勝ち時計も1.58秒台〜1.59秒台前半の勝ち時計が想定されます。
そのため高速決着の適性を優先して評価したいところです。

本命馬のラリュエルは、前走の小倉芝2000mで開催された都井岬特別を1.59.0の好時計で勝ち上がっており、芝2000mの高速決着への適性が高い馬です。
ローズSで最終的に求められるラップ適性「バランス型〜瞬発力型×ラップスピード11.85〜11.95」に対しても、新馬戦4人気1着、都井岬特別1人気1着と好成績を残しています。

そのラップ適性は高く評価できます。

1勝クラスを勝ち上がったばかりの馬で能力比較は未知数ながら、単勝オッズ8倍台であれば馬券期待値的に狙って面白い一頭でしょう。
このような背景から、ラリュエルを本命で推奨します!

なお事前評価が高かったアートハウスですが、ラップスピード12.00を切るレースでの実績がなかったため最終的に本命馬からは外れました。

軽いスピードを活かすタイプで適性自体は高いものを感じ、好走イメージは強いのですが、ここはラリュエルのラップ適性を上位評価しています。


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