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【紫苑ステークス2023 予想】ラップ分析で予想!有力馬のラップ適性を評価!

こんにちは。KAZUです。

この記事では、「紫苑ステークス」の予想としてラップ分析と有力馬のラップ適性を特集します!

なお、今週は紫苑ステークス、セントウルステークス、京成杯オータンハンデの3重賞における有力馬のラップ適性を記事として公開できればと考えています。

今回は、第1弾として紫苑ステークスの予想をご紹介します。


予想のポイント

初めに紫苑ステークスの予想のポイントとして、ラップ分析をご紹介します。

ラップマトリックス

こちらは、重賞レースに格上げされて以降の過去7年の紫苑ステークスのラップ適性をまとめた「ラップマトリックス」です。

このラップマトリックスは、独自のラップ分析のツールです。

横軸ではレースで求められる能力、具体的には底力、持続力、瞬発力の能力を6つの脚質型によって分類しています。一方、縦軸ではレースのラップスピード、そのレースが高速決着、中速決着、または低速決着かを分析しています。この2軸による散布図を用いることで、該当レースのラップ適性を明らかにしています。

ラップマトリックスの詳細な考え方については、以下の内容をご参照ください。

【参考:ラップマトリックスとは】
縦軸にラップスピード、横軸に上がり3ハロンと上り3Fを除く道中の平均3Fのラップ変化をレースペース変化指数として取り、該当レースのラップ適性を散布図としてまとめたグラフです。
グラフの縦軸から短距離戦・長距離戦や高速ラップ・低速ラップへの適性が分かり、横軸からは前傾ラップ・後傾ラップや底力勝負・持続力勝負・瞬発力勝負への適性が分かります。

紫苑ステークスのラップ適性を分析すると、横軸の脚質型はバランス型が基本で持続力型や瞬発力型もカバーしています。開催年によって求められる能力は多少異なりますが、持続力と瞬発力の能力が求められる傾向と言えます。

次に縦軸のラップスピードは、良馬場開催の場合は11.80〜12.00、勝ち時計換算で1.58.0〜2.00.0。道悪開催の場合は、ラップスピード12.00以上、勝ち時計換算で2.00.0以上となっています。

このような傾向から、今年の紫苑ステークスで求められるラップ適性は、良馬場は「持続力型〜瞬発力型×ラップスピード11.80〜12.00(高速決着〜中速決着)」、道悪馬場では「持続力型〜バランス型×ラップスピード12.00〜12.25(中速決着〜低速決着)」を想定します。

なお脚質としては、過去7年で先行馬が7頭、差し馬が11頭と多く馬券に絡んでいます。開幕週の馬場状態を考えると、先行馬・好位からの差し馬が狙い目と考えます。

有力馬の評価

ここからは、有力馬5頭の評価についてご紹介します。
評価についてはS、A、B、C、Dの5段階で行なっていきます。

ヒップホップソウル

紫苑ステークスに対するヒップホップソウルのラップ適性ですが、良馬場はオークス:6着、ベゴニア賞:2着のレースの適性が合致し、道悪馬場では適性が合致するレースはありません。
中距離戦は、バランス型で高速決着のオークス、持続力型で超低速決着のフラワーカップと異なる条件下でも安定したパフォーマンスを発揮しています。

ラップ適性の評価は、良馬場、道悪馬場ともに「A」評価です。

脚質は、紫苑ステークスで好相性の「差し脚質」です。
今回のメンバーであれば能力も上位評価でき、良馬場、道悪馬場ともに期待値は高い一頭です。

グランベルナデット

紫苑ステークスに対するグランベルナデットのラップ適性ですが、良馬場は忘れな草賞:1着、マイルの新馬戦:6着のレースの適性が合致し、道悪馬場では適性が合致するレースはありません。
芝2000mの未勝利戦、忘れな草賞は高いパフォーマンスを見せて勝利しており、その中でも良馬場でラップ適性が合致する忘れな草賞:1着のレースが高く評価できます。

ラップ適性の評価は、良馬場は「S」、道悪馬場は「B」評価です。

ここまで4戦中2戦で出遅れており、ゲートの出が悪い点は不安材料ですが、先行脚質は紫苑ステークスのレース傾向とも好相性です。
クイーンCの走りを見る限り、重賞レースでも力は通用するはずです。
良馬場であれば期待値は非常に高い一頭です。

モリアーナ

紫苑ステークスに対するモリアーナのラップ適性ですが、良馬場は適性が合致するレースはなく、道悪馬場ではコスモス賞:1着の適性が合致します。
芝1800mのコスモス賞:1着の実績はあるとはいえ、ここまでマイルを主戦場で戦ってきた馬です。芝2000mの中距離戦でのラップ適性は未知数と言えます。

ラップ適性の評価は、良馬場、道悪馬場ともに「B」評価です。

出足が鈍く、後ろからの競馬になりやすい脚質は、紫苑ステークスにおいてはマイナスと考えます。
能力では、今回のメンバーでも上位評価できる一頭ではありますが、評価としては及第点止まりです。

エミュー

紫苑ステークスに対するエミューのラップ適性ですが、良馬場はオークス:13着など4戦の適性が合致して4戦1勝、着外3回の成績を残しています。道悪馬場では、菜の花賞:8着の適性が合致します。
デイジー賞やフラワーカップなど、芝1800mでも1.50.0以上時計がかかる低速決着や超低速決着で実績がある馬です。

ラップ適性の評価は、良馬場は「B」、道悪馬場は「A」評価です。

脚質においては「追込み」となるため、マイナス評価。
開幕週の良馬場で追込みとなると、能力があっても厳しい印象です。一方、フラワーカップのような馬場が極端に悪化して低速決着や超低速決着になれば、期待値は非常に高い一頭です。

ソレイユヴィータ

「最後にもう一頭」として取り上げておきたいのが、ソレイユヴィータです。

紫苑ステークスに対するソレイユヴィータのラップ適性ですが、良馬場は適性が合致するレースはなく、道悪馬場では松島特別:1着とひめさゆり賞:1着のレースの適性が合致します。

ラップ適性の評価は、良馬場は「B」、道悪馬場は「A」評価です。

脚質は、紫苑ステークスとも相性の良い先行脚質で評価ができます。
能力面、1分59秒を切るような高速決着への適性については未知数ですが、前走の松島特別やラップマトリックスの傾向を見ると、道悪馬場における一定の配当が見込める穴馬候補として期待したい一頭です。

有力馬の見解

ここまで有力馬5頭のラップ適性の評価を特集しました。

良馬場の場合、グランベルナデットのラップ適性がS評価で抜けた評価となっています。

一方、道悪馬場ではA評価でヒップホップソウル、エミュー、ソレイユヴィータと3頭が並びます。3頭並んだ評価となりますが、脚質と想定オッズをふまえると、ソレイユヴィータの推奨度が高いです。


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