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【エプソムカップ2023 予想】ジャスティンカフェなど有力馬のラップ適性を診断!

こんにちは。KAZUです。

この記事では、「エプソムカップ」の予想を特集します!

馬券予想にぜひご参考ください。

エプソムカップの予想のポイント

初めにエプソムカップの予想ポイントとして、ラップ分析をご紹介します。

個別ラップ

エプソムカップのラップにおける特徴ですが、主に2点あげられます。

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1.良馬場開催・道悪馬場開催のいずれにおいても持続力勝負の一戦であること。
2.良馬場開催であれば、勝ち時計は1分45秒台の高速決着で上り3Fの速さも求められること。
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このような特徴をふまえると「持続力」の適性を基本にしつつ、その上で良馬場であれば「高速決着」、「瞬発力」の適性が、道悪馬場であれば、「底力」や「道悪」への適性が求められるレースと言えます。

ラップマトリックス

次に独自の分析ツール「ラップマトリックス」を用いて、過去10年のラップ適性から求められるラップ適性を分析していきます。

過去10年のエプソムカップで良馬場開催となったレースを分析すると、脚質型は持続力型が1回、バランスが4回、瞬発力型が1回。ラップスピードは11.68から11.80となっています。
一方、道悪馬場開催については過去4回あり、脚質型は底力型が1回、持続力型が2回、超瞬発力型が1回。ラップスピードは11.86から12.12です。

このような傾向から、求められるラップ適性は、良馬場の場合は「持続力型〜バランス型×RS11.65〜11.75(上り3F:34.1〜34.9)」、道悪馬場の場合は「底力型〜持続力型×RS11.75〜11.95(上り3F:35.1〜36.5)」を想定します。

好走馬の傾向

また好走馬の傾向ですが、良馬場の場合は瞬発力の能力に優れ、直線で鋭い末脚を繰り出せる差し馬、道悪馬場の場合は道悪適性が高く底力・持続力の能力に優れる逃げ・先行馬と考えます。

エプソムカップの出走予定馬の評価

ここからは、出走予定馬のラップ適性の評価についてご紹介します。
評価についてはS、A、B、C、Dの5段階で行なっていきます。

ジャスティンカフェ

【特徴】
基礎スピードが高いエピファネイア産駒で豊富なスピードが武器の馬です。先行力や機動力は劣りますが、瞬発力が高く、大回りで直線が長いコースが向きます。

馬場はスピードが活きる高速馬場で高いパフォーマンスを発揮します。

【ラップ適性】
ラップ適性は、良馬場で求められるラップ適性に対して、小豆島特別:1着やダービー卿CT:2着のレースが合致します。一方、道悪馬場で求められるラップ適性に対しては、昨年のエプソムカップ4着のレースが近接します。
また求められるラップ適性と近接はしていませんが、同コースで行われた毎日王冠:2着の走りは評価できます。

このような傾向とこの馬の特徴である「豊富なスピード」、「高い瞬発力」「高速馬場向き」を考慮すれば、良馬場で高いラップ適性が見込めるでしょう。

ラップ適性の評価は、良馬場でA、道悪馬場はBです。

今回のメンバーであれば、能力面は抜けています。
良馬場開催であれば、その能力面のアドバンテージに高いラップ適性が加わるわけですから、本命候補筆頭格と言えます。

レインフロムヘヴン

【特徴】
持続力と瞬発力のバランスがよく、末脚能力に長けたドゥラメンテ産駒で、レインフロムヘヴンも直線での末脚が武器の馬です。好位から安定した差し脚を繰り出することができ、勝ち星の4勝は、全て直線が長い東京コースであげています。

展開としてはスローペースの瞬発力勝負、馬場は高速馬場を得意としています。

【ラップ適性】
ラップ適性については、良馬場で求められるラップ適性に対して、ウェルカムS:2着や府中S:1着のレースが近接します。一方、道悪馬場で求められるラップ適性に対しては、合致・近接するレースはありません。

ラップ適性の評価は、良馬場でB、道悪馬場はCです。

得意の東京芝中距離戦ですから、ラップ適性は水準以上のものが見込めます。
あとは過去2戦いずれも凡走している1800mへの適性と、4戦挑戦していずれも着外の重賞の壁が課題です。

能力面での後押しが足りないため、良馬場で抑えまで、道悪馬場では軽視の評価です。

マテンロウスカイ

【特徴】
モーリス産駒らしい持続力が優れた馬で、道中の厳しいラップへの耐性が強い馬です。そのため、脚質型としては底力型や持続力型が向きます。瞬発力は高くないため、スローの上り勝負は向きません。

好走パターンは自ら逃げ、道中は流れたラップを刻み、そのまま持続力で粘りこむ形です。

【ラップ適性】
ラップ適性については、良馬場で求められるラップ適性に対して、難波S:1着のレースが合致します。一方、道悪馬場で求められるラップ適性に対しては、1勝クラス:1着のレースが合致します。

ラップ適性の評価は、良馬場・道悪馬場ともにBです。

東京の中距離戦でも、持続力勝負になりやすいエプソムカップは、この馬にとっては向きます。ただし、それでも瞬発力の低さは気になるところ…

低速馬場下の道悪馬場での実績はありませんが、血統背景からは道悪適性を感じます。道悪における好走パターンの逃げ・先行脚質という点も魅力です。

そのため、狙うなら道悪馬場開催の馬と評価しています。

インダストリア

【特徴】
ケイデンスコールの半弟で、父がロードカナロアから同じキングカメハメハの後継種牡馬のリオンディーズに変わったインダストリア。
兄のケイデンスコール同様に持続力と瞬発力の能力のバランスがよく高い評価です。

中山マイルはパフォーマンスレベルが高く、3戦3勝と完璧な成績をあげています。

【ラップ適性】
ラップ適性は、良馬場で求められるラップ適性に対して、ダービー卿CT:1着のレースが合致します。一方、道悪馬場で求められるラップ適性に対しては、カウントダウンS:1着のレースが合致します

ラップマトリックスの傾向自体は悪くありませんが、3戦3勝の中山マイルがベストな馬と考えており、中山マイルとは相反する適性が求められる東京芝1800mの重賞では評価は及第点止まりです。

ラップ適性の評価は、良馬場でB、道悪馬場はBです。

能力で、どこまで補えるかといった評価。抑えまでの一頭でしょう。

エアロロノア

【特徴】
エアデジャヴーの牝系で近親馬にエアスピネル、エアウィンザー、ベラジオオペラなどがいます。エアデジャヴーの牝系は末脚のキレが特徴で、その牝系に父がキングカメハメハの配合のため、スピードと瞬発力が武器の馬と言えます。

阪神マイルで6戦3勝と好成績を上げており、左回りコースより右回りコースで良績です。馬場はスピードと瞬発力が活かせる高速馬場で高いパフォーマンスを発揮します。

【ラップ適性】
ラップ適性は、良馬場で求められるラップ適性に対して、六甲アイランドS:1着やリゲルS:1着のレースが合致します。一方、道悪馬場では求められるラップ適性と合致・近接するレースはありません。

この馬もラップマトリックスの傾向自体は悪くありませんが、左回りコースより右回りコース向きの馬であることをふまえると、評価は及第点止まりです。

ラップ適性の評価は、良馬場でB、道悪馬場はCです。

良馬場であれば抑えまで、道悪馬場だと軽視の評価です。

エアファンディタ

【特徴】
半兄にエアアルマスがおり、母父がエンパイアメーカー、母の母父がゴーンウエストと母型は米国血統で米国らしい軽いスピードが特徴の馬です。
条件戦では、道悪の低速馬場での勝利もありますが、基本的にはスピードが活かせる高速馬場が向きます。

特徴から好相性のイメージが湧く東京コースは2戦してともに着外、左回りコースよりは右回りコースで良績をあげています。

【ラップ適性】
ラップ適性は、良馬場で求められるラップ適性に対して、大阪城S:2着や都大路S:1着のレースが近接します。一方、道悪馬場で求められるラップ適性に対しては、チャレンジC:5着のレースが近接します。

ラップマトリックスの傾向から、良馬場では水準以上のラップ適性が見込めると考えます。その上で東京コースでの相性の悪さを加味して減点といったところです。

ラップ適性の評価は、良馬場でB、道悪馬場はCです。

エアロロノア同様に良馬場であれば抑えまで、道悪馬場だと軽視の評価です。


展望(有力馬)

ここまで有力馬のラップ適性の評価を特集しました。

内容をまとめると、良馬場は1位:ジャスティンカフェ、2位:レインフロムヘヴン、3位:インダストリアです。
一方、道悪馬場は1位:マテンロウスカイ、2位:インダストリア、3位:ジャスティンカフェとなります。

最終予想

◎⑨ガロアクリーク(穴馬狙い)

レース開催日の天気は夕方まで雨が予想されており、レース開催時には重馬場もしくはそれに近い稍重馬場が予想されます。

時計がかかる馬場となり、道悪適性が求められるレースとなるでしょう。今年のエプソムカップでは、有力馬の中に道悪適性が低い馬や未知数の馬が多く、道悪馬場での開催に対する信頼度は低いです。そこで、道悪適性が高い穴馬を狙いたいと思います。

本命馬のガロアクリークは、4代母が凱旋門賞馬のゴールドリヴァー、3代母がフランスG1・サンタラリ賞の勝ち馬のリヴィエールドールです。キンシャサノキセキ産駒でありながら、母系の欧州型血統の影響が強く、底力や持続力が優れ、パワーも兼ね備えています。

戦績については、稍重の低速馬場となった皐月賞で3着に入り、時計がかかる馬場での実績があります。また、道悪馬場でのパフォーマンスも良好です。昨年の重馬場で開催されたエプソムカップでの2着という結果も見逃せません。

1年ぶりのローテーションは大きな不安材料であり、斤量も58kgというのはマイナス要素ですが、高い道悪適性と高配当の馬券期待値を考えると、狙って面白い一頭だと予想します。


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