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【大阪杯 2023】ラップ分析で予想!本命馬はこの馬だ!

こんにちは。KAZUです。

この記事では、「大阪杯」をラップ分析から予想していきます!

馬券予想にぜひご参考ください。

特集内容

この記事でご紹介する内容は、下記となります。

①大阪杯のラップ分析と好走馬の傾向
②出走予定馬のラップ適性の評価
③本命馬の特集

なお、noteの他にもTwitterやYouTubeでも予想を行っています。
あわせてご参考ください。

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大阪杯のラップ分析

初めにラップ分析をご紹介します。

個別ラップの傾向

こちらは、直近5年の大阪杯の個別ラップをまとめたグラフです。
赤色のグラフが直近5年平均のグラフとなっています。

上り3Fを起点にして、5年平均の上り3Fのラップ、上り3Fを除く5年平均の道中3Fのラップを分析すると、道中3Fのラップが36.1、上り3Fのラップが35.2となっています。
この平均3Fのラップならびにグラフの傾向から、やや後傾ラップで持続力が求められるレースと分析します。

求められるラップ適性

次に独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」で求められるラップ適性を分析していきます。

【ラップマトリックスとは】
縦軸にラップスピード、横軸に上がり3ハロンと上り3Fを除く道中の平均3Fのラップ変化をレースペース変化指数として取り、該当レースのラップ適性を散布図としてまとめたグラフです。
グラフの縦軸から短距離戦・長距離戦や高速ラップ・低速ラップへの適性が分かり、横軸からは前傾ラップ・後傾ラップや底力勝負・持続力勝負・瞬発力勝負への適性が分かります。

過去5年の大阪杯ですが、良馬場開催が4回、重馬場開催が1回となっています。その上でラップ適性の横軸となる脚質型は、持続力型が2回、バランス型が3回となっています。
一方、縦軸となるラップスピードですが、スワーヴリチャードが勝った2018年の11.82を最速として、重馬場となりレイパパレが勝った2021年の12.16が最も遅いラップスピードとなります。

その背景をふまえた上で今年の求められるラップ適性を分析していきます。

まず天気予報から当日の馬場状態を考察すると、1週前時点では週初め及び当日の晴れ予報から良馬場開催を想定します。
勝ち時計は1.58.5〜1.59.5あたりと考えます。

次に展開ですが、逃げ馬候補はジャックドール。決め手が重なる馬もいませんし、逃げのタイプとしては脚質型が持続力型やバランス型でラップを刻む馬です。

このような点から求められるラップ適性ですが、良馬場開催で「持続力型〜バランス型×ラップスピード11.85〜11.95(上り3F:34.6〜35.4)」を想定します。

好走馬の傾向

なお直近5年の3着内馬の4角位置取りは3.9番手。
過去5年の3着内馬の上り3Fは35.1。上り3F最速馬の平均着順は3.2着となっています。
好走パターンとしては「持続力タイプの先行馬」、事例としては昨年の勝馬・ポタジェや2着馬レイパパレ、2018年の3着馬アルアインなどがあげられます。

大阪杯の有力馬のラップ適性

ここからは大阪杯の有力馬4頭のラップ適性についてご紹介します。
なお評価については、S、A、B、C、Dの5段階で行なっていきます。

スターズオンアース

まず初めに、スターズオンアースを取り上げます。

上図はスターズオンアースの直近8戦のレースを対象としたラップマトリックスです。プロットとしたグラフには、レース名と距離、馬場状態・馬場指数、レース全体の上り3F・該当馬自身の上り3F、そして着順・決め手を記載しています。

スターズオンアースのラップ適性の個性としては、「瞬発力兼持続力タイプの差し馬」と考えています。

求められるラップ適性に対する実績をラップマトリックスで分析すると、出遅れて厳しい競馬となった秋華賞3着の適性が合致。適性が近接するレースまでふまえると、4戦して2勝、2着1回、3着1回と全て馬券圏内の好成績を残しています。

ラップ適性の評価は「B」とします。

前走の秋華賞は骨折明けのローテーション、出遅れを加味すれば「負けて強し」の内容でした。
ラップ適性も及第点以上の評価ができます。

あとは牡馬との力関係次第でしょう。
個人的には1番人気で買う馬ではないと考えているため、現時点では本命にするつもりはありませんが高評価な一頭ではあります。

ジェラルディーナ

2頭目には、ジェラルディーナを取り上げます。

ジェラルディーナのラップ適性の個性は、「持続力タイプの差し馬」と考えています。

求められるラップ適性に対する実績をラップマトリックスで分析すると、京都記念4着の適性が近接します。実績からは強調する材料はありませんが、芝2000mの標準的時計の決着で小回り急坂コースとなれば、ある程度の高いパフォーマンスは発揮してくるイメージです。

ラップ適性の評価は「B」とします。

オールカマー、エリザベス女王杯、有馬記念の直近3戦の走りを見る限り、もう少し距離が長い方が良いのと、道中のラップはある程度流れた方が良いと考えています。
このメンバーに入ると有馬記念の走りから能力は評価できるのですが、外差し馬場にならない限り、勝ちきるというよりは、差し届かずの3着のイメージが強いです。
抑えまでの一頭でしょう。

ジャックドール

3頭目には、ジャックドールを取り上げます。

ジャックドールのラップ適性の個性は、「持続力タイプの逃げ馬」と考えています。

求められるラップ適性に対する実績をラップマトリックスで分析すると、1勝クラス1着の適性が合致し、昨年の大阪杯5着などの適性が近接します。適性が合致する1勝クラスは2着に2馬身差をつける快勝を見せていますが、あくまでも条件戦の1勝クラスですから高い評価はできません。

この馬もラップ適性の評価は「B」とします。

前走の香港カップは出脚がつかず、中段から差すという形になり、この馬の個性が活かせず敗戦。前々走の天皇賞・秋もキレ負けと直近2走の敗因は明確です。金鯱賞や札幌記念の走りから能力はG1級と評価しています。

その上で単騎逃げの展開想定で鞍上が武豊騎手となれば、当然ながら逃げ残りも十分考えられます。
あとは着外も考えられる逃げの決め手だけに、馬場傾向の追い風とある程度オッズがついてほしいところです。
1週前時点の単勝オッズ4倍想定だとやや手が出ずらいと感じています。

ヒシイグアス

4頭目には、ヒシイグアスを取り上げます。

ヒシイグアスのラップ適性の個性は、「持続力タイプの先行・差し馬」と考えています。

求められるラップ適性に対する実績をラップマトリックスで分析すると、前走の中山記念1着の適性が合致します。この中山記念は、半年以上の長期休養明けを挟みながら非常に強い勝ち方でした。
適性が近接する昨年の大阪杯も4着とはいえ、勝馬とコンマ3秒差ですから一定の評価ができます。

ラップ適性の評価は「A」とします。

小回りの急坂コースに対する適性も高く、体質の弱さは気になるものの追切内容から前走を叩いての上積みも見込めます。
昨年の大阪杯よりは、もう一列前で競馬ができれば好走パターンとも合致します。

有力馬4頭の中では、一番評価が高く推奨馬となります。

大阪杯の出走予定馬のラップ適性

ここからは大阪杯の有力馬を除く出走予定馬のラップ適性の評価をご紹介します。
なお出走予定馬の評価は、短評形式でご紹介します。

ヴェルトライゼンデ

①ラップ適性:B

ラップ適性が近接するジャパンカップで3着の好走実績。持続力タイプの先行馬という大阪杯の好走パターンにも合致するため高く評価できる。A評価でも良いが、求められる適性に対する好走実績が足りないため、B評価まで。

②直近のパフォーマンスと能力

3走前のオールカマーは内有利の馬場傾向で外々を回る不利があり7着。2走前のJCは最後にキレ負けしたが3着と好走。前走の日経新春杯はメンバーレベルこそ低かったが、59kgを背負っての完勝。能力は準G1級と評価。

③馬場適性やコース適性

超高速馬場の日本ダービーやJCの好走実績、超低速馬場となった新馬戦やAJCCの好走実績から馬場適性は不問。 右回りで初となる阪神コースでやや割引が必要だが、得意の内枠に入れば期待値は上がる。

ラーグルフ

①ラップ適性:B

ラップにおける個性としては、底力・持続力タイプの差し馬と評価。
大阪杯のラップ適性については、ラップ適性が合致する中山記念2着の走りが高く評価できる。この中山記念は、ヒシイグアスとコンマ1秒差の2着。この着差は3コーナーから4コーナーにかけての進路取りと考えており、外を回った同馬は勝馬と同等の評価ができる。
セントライト記念や皐月賞の凡走からB評価としたが、直近の成績だけで考えればA評価に近い。

②直近のパフォーマンスと能力

前走の中山記念は、ヒシイグアスと同等の評価ができる内容。モーリス産駒らしく、古馬になっての成長は著しい。
現時点の能力でも準G1級〜G2級の評価はできる。潜在能力は奥が深そうでG1級の可能性もある。

③馬場適性やコース適性

馬場適性は、ここまで高速馬場〜中速馬場で実績あり。馬場差がプラスにふれる低速馬場のレース経験はないが、低速馬場・超低速馬場もこなすイメージが強い。ただし、実績がないので過信は禁物。
中山コースの実績から阪神芝2000mのコース適性も高いものが見込めると考える。今回は初の関西輸送、その点は注意したい。
好成績の内枠に入れば、穴馬としてはかなり面白い一頭と評価。

大阪杯の本命馬と穴馬

予想のポイント

■馬場傾向の分析
レース開催前日・土曜日の内回り芝コースは逃げ馬が2戦2勝と好成績をあげています。高速馬場で比較的速い時計がでる馬場傾向です。直線位置としては、内やや有利で明らかに前有利の傾向と分析しています。
そのため、大阪杯は例年以上に逃げ・先行馬から狙うのがセオリーと考えます。

■ラップ適性の分析
レース開催時の馬場傾向は、高速馬場で比較的速い時計がでる馬場と分析。勝ち時計は1分57秒5〜1分58秒5を想定します。
例年以上に高速決着への適性が求められるレースになりそうです。求められるラップ適性は「持続力型〜バランス型×ラップスピード11.75〜11.85(上り3F:34.6〜35.4)」に設定します。

◎⑥ヴェルトライゼンデ

最終的に本命候補に残ったのは、ヴェルトライゼンデとジャックドールの2頭。その中でも決め手(先行)の安定感と馬券期待値を考慮してヴェルトライゼンデを本命とします。

中距離戦でのラップ適性はオールラウンダーに近く、安定して走ってくる同馬。求められるラップ適性に対しても、鳴尾記念の勝利が近接しており高評価です。

右回りコースへの適性については、左回りコースがベストではあるとは思いますが、中山コースでの実績より大きくパフォーマンスを落とすことはないでしょう。

過去5年において阪神芝2000mコースは、勝率33.3%・複勝率67.3%と驚異的な数字を残している鞍上の川田騎手も魅力です。

☆②マリアエレーナ

穴馬には、マリアエレーナを推奨します。

機動力を活かせる小回りコースが向く馬で、馬場傾向も高速馬場でパフォーマンスを上げてきます。
そのため、今回のような高速馬場下の高速決着で小回りレースはこの馬にとってベストな条件です。

求められるラップ適性に対しても、好成績を残しており高評価。
穴馬として激走を期待できる一頭です。

馬券の買い目

複勝:6/1,000円
単勝:6/500円
馬連(流し):6-1・2・9・11・14/100円×5点


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