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勝者は試合前に決まっている

こんばんは、一樹です。

今日は中学生空手道大会に大会ドクター(救護係)として呼ばれて行って参りました。
*大会ドクターの仕事は怪我人がでた場合の手当てです。僕の出番などなく試合が終わることを願うばかりです。

ちょうど今月初めには小学生大会に参加しておりましたが、今回は中学生!
どんな試合が見れるのかとワクワクです。
*5月3日の記事に小学生大会で学んだことを書いています。

中学生の試合は30人弱と少なく、ひとりひとりの選手をよく観察することが出来ました。そうして分かったことがあります。

勝者は試合前に決まっていた


大会が始まる前に会場に入りました。
大会準備をしている中、選手が練習しているのを見ていると、パッと目を引く選手がいました。動きが早いとか力強いというより、歩き方、立ち姿が凛としていて他の選手とは違う存在感がありました。

そして、試合が始まってその存在感はさらに増していきます。何人か気になる選手を見ていると、順番を待っているは練習をしていましたが、次が自分の出番となるとコートの側に立ち、微動だにしません。立ち姿が美しい。

いざ自分の名前が呼ばれると気合いの入った返事とともにコートへ出ていく。そして、審判への礼をする姿勢をみて演技を見る前に「この子が勝つ」と感じました。

結果はというと、当然のように大会前から存在感をはなっていた選手が優勝していました。

このことは僕に、日頃の姿勢(心)のあり方の大切さを教えてくれました。
強いということは日常での動作にも気を配って生活している。そしてそれが意識をしなくとも人から見れば美しい動作となっているということ。

空手道は武道であり礼儀を重んじるとありますが、まさに礼儀や所作を大切にしているから選手こそ強い。

今回の空手大会では、中学生から日頃からの心がけの大切さを学ばせて頂きました。

最後に

僕はコート横の試合がよく見える席で見ていたのですが、優勝した選手の試合中の顔は見れなかった。あまりの気迫につい目を背けてしまって、足元を見ていました。
中学生にビビる36歳でした。

そんな丸まった僕の背中を、妻が客席から見ていましたとさ。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

毎日日々の出来事や気付いたことを書いてます。明日もお楽しみに!

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