35.突然の別れ

昨日10月1日、母方の祖父が他界した。突然の別れである。

小さい頃に母の実家に遊びに行っていたが、小学生の頃に両親が離婚して以降は会うことはなくなっていた。

この20年で会ったのは母方の祖母の葬儀と、今年に入ってからもう長くないと聞いてから病院にお見舞いに行ったくらいしか思い出せない。

なので祖父との思い出といえば小さい頃に、祖父が飼っていた牛を見に牛舎に入って餌をあげていたこと。きっと他にもあるはずだが、今は思い出せない。

あまり会ってはいなくても、祖父には大変に感謝している。

当然だが、祖父がいなければ僕は産まれていない。

今日がお通夜で、祖父に感謝を伝えに行ってきた。享年88歳。

お顔を見させてもらったが、安らかな表情であった。

死とは皆平等にあり、いつ訪れてもおかしくない。僕が最期の時を迎えたときも祖父のような安らかな表情になりたいと願った。

ありがとう、おじいさん。安らかにお眠りください。

#こうして書いているうちにいろいろ思い出してきた

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