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見返りなど求めていない、無償の愛とは

こんばんは、一樹です。

ゴールデンウィークも半ば、僕は病院での仕事にいってきました。
僕の職場にはタイトルにも付けた「無償の愛」をいつも実践されている方がいらっしゃいます。

今日は僕の親世代にあたる、年齢は70歳くらいの看護師さんのお話です。

いつも人に与えることばかり考えていらっしゃる方

料理が好きでいつも同じ勤務のときには料理を作ってきて皆に振る舞ってくれます。
美味しいものには目がなく、お取り寄せの食材が毎日のように届いているようです。そして、届いたものを家で食べるのではなく職場にそのまま持ってきて「これ、美味しかったから食べてみて」と勧めて下さいます。

今日なんて休日勤務で昼間は職員が4人と少ないこともあり、全員分の昼食を用意してくださり御馳走になりました。

僕が今の職場に入社して3年目になりますが、先輩はずっと変わらず美味しいものが手に入ると皆に振る舞ってくれています。

僕はずっと疑問に思っていたことがありました。

どうして、お金もたくさんかかるのに、人のためにこんなに人の為にできるのだろう


その先輩に聞いてみました。返ってきた答えは

「お金は使って使わないと、死んだらあの世には持っていけないからね。
なにより美味しいもの食べたいじゃない!だから作るのも食べるのも好き。うちは子供も巣立って家に2人だし、みんなで食べると美味しいでしょ」

また「見返りを求めてたらしないよ。好きなことをしているだけ」

その時の先輩の表情をみて、本当に好きなことをしているのだなと感じました。

先日は話の流れで僕が占いをしていることを話したときに、タロットケースが作りたいという話をしたのを覚えて下さっていて。

後日
「電話しておくから駅前の○○っていう洋裁のお店を訪ねてみなさい。そこでデザインと生地を伝えて帰ってきて」
と言われ言葉通りにお店を訪ねてきました。

お店につくと
「先輩さんから聞いてますよ。どんな感じにしましょう」
と店員さんに言われ、オーダーのタロットケースを注文してきました。

お店を出てから先輩に
「行って注文してきました」というと

先輩は
「お代は私が出しておくから。出来たらプレゼントするね」と一言

僕はお店を紹介して頂いたうえにプレゼントまでして下さるなんて、もう有難くて言葉になりませんでした。

どこまでも人の為に尽くしてくださる方、こんな方が世の中にいるんだなーと感激しました。

このときのタロットケースは後日、先輩からプレゼントして頂きました。

僕はなにか恩返しがしたいと思う中で

先輩は僕が占いをやっていることを応援してくださっているので、その気持に答えるには占いをやって、僕も人に思いを届けて結果を出すことだと思いました。

僕もいつかは先輩のように、なんの欲もなく人のために尽くせる人になりたいです。

素晴らしい人との出会いはいろんなところにあります。
出会う一人ひとりの方から学び、受けた愛を今度は僕が誰かのために使いたいと思った1日でした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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