下町そぞろめぐり2023 #1 マルセリーノ・モリ
街のサンドイッチ屋さんのパンの耳を大切にする取組み
昭和33年より蔵前小学校の前で朝8時から手作りのサンドイッチを販売している地元に愛されているお店です。
「美味しい・笑顔・しあわせ」をモットーに美味しくてお手軽なサンドイッチ屋さんでありたい、毎日でも食べたい「やさしい味」をいつまでも守っていきたい、との思いで2代目と息子達でお店を切り盛りしています。
初代から引き継いだハムや手作りマヨネーズを使ったタマゴのサンドイッチは今も子供から大人までファンの多い商品です。
2代目がはじめたエビカツを使ったエビステーキサンド、甘さ控え目のいちごとクリームのフルーツサンドは手作りにもかかわらずリーズナブルな価格で人気の一品です。
サンドイッチにとてもよく合う東毛酪農の生クリームの層ができる低温殺菌牛乳の味わいもぜひ一度試して頂ければ嬉しいとのことです。
そんな街のサンドイッチ屋さんの悩みはパンの耳でした。昔はパン粉屋さんがひきとってお肉屋さんに納めたり、お店のお客様に差し上げたりしてましたが、パン粉屋さんがいなくなって、廃棄せざるを得ない時がありました。
でも今では、パンの耳を活用したビール「蔵前WHITE」をアサヒユウアスさんが製造してくれるそうです。パンの耳をビールの材料用にラスクに加工する作業を地元の福祉事業所の人達が行ってくれます。
また蔵前に設置されたコンポストマシンにパンの耳を入れ、たい肥に変える取組みを行っているそうです。食品を無駄にせず、また、地元の障がい者の新らたな作業を生み出す素敵な取組みです。
マルセリーノ・モリのSDGs宣言書
さまざまな活動の中から経済、社会、環境の3則面からの取組みをマルセリーノ・モリのSDGs宣言書として表明いただき、SDGs経営支援チームTOKYOの中小企業診断士が内容を確認いたしました。