見出し画像

凱旋門賞各馬短評・予想



凱旋門賞
パリロンシャン 直線平坦コース


注意・ゲート番順で書いております。あくまで個人的主観のもと予想したので、絶対そうだという確証もありませんし、馬券購入はくれぐれも自己責任でお願いします。


馬名・重馬場適性◎〉◯〉▲〉△・各馬短評




1.インスウープ ◎
重馬場◯ ドイツ血統で不良馬場でプラスαを見込める。
2.34.9で勝ったドイツダービーと2.24.7決着で決まった高速タイムのパリ大賞典では、1秒差ありタイムがかかった方がいいタイプとみる。前走後方で仕掛け遅れて離された2着。
前走陣営は状態面に疑問符がつく中で連対までしており、叩いた今回はベストな状態で出走出来そう。先行するエネイブルをマークしながら最後差し込めれば大金星があるかもしれない。


2.ラービアー ▲
重馬場?と陣営。
ですが、稍重の仏オークスは好位の外をずっと回って、最後は瞬発力の差で伸び負けの0.1差、僅差4着。走りを見る限り重馬場でも大きな割引きまでは必要ないかと思いました。
前走、良馬場ヴェルメイユ賞は外枠もあってかスタートから下げて終始最後方待機からラスト600からゴーサインで外を回したが、3.5キロ重い斤量を背をった一つ前のポジションにいたタルナワに3馬身突き放された。陣営は今年のクラシックの素質1番馬として評価していたみたいだが、主戦のCデムーロが乗らずが引っかかる。昨年のフランスリーディングを初獲得(234勝)した、マキシマム・ギュイヨン騎乗は不気味だが、稍重で伸び負けるし、良馬場では勝ち切れないあたりはアタマで買いづらいが、馬場適性があり斤量差を活かしての食い込みがあってもいいか。



3.モーグル △  出走取り消し



4.ソットサス ◎

昨年凱旋門賞3着馬。リピーターレースでもあり、エネイブルの横枠を引いたとあらば、昨年のレースの再現、真後ろでマークして直線出し抜くレースプランか。
昨年のフランスダービーでレースレコードを出したと思えば、上がり38.8もかかった凱旋門賞でも粘って走っており、重たい馬場でも走れるタイプ。前走は叩き台のレースで主戦のCデムーロではなく若手のコリーキーンを乗せ、マジカル、ガイヤースとチャンピオンホース出走でレベルも高かった。外伸び馬場の状況も当馬に展開も向きそうで、先行するであろうエネイブル、ストラディバリウスを見ながら差して来るのを見守りたい。

厩舎からはベストコンディションに持って来ていると凱旋門賞に向けてピークを迎えて金星を狙う。


5.エネイブル ◯

言わずと知れた歴史的名牝も今回がラストランの可能性大であり、凱旋門賞3勝した馬はいない大業に昨年挑みましたが、先行抜け出してラスト100mで疲れたか、内ラチにささりながら走ってヴァルトガイストに差されてしまいました…
陣営からは稍重までなら走れるが、重馬場だと…と敗因を馬場に求めていました。

個人的には馬場が重たい方がいい馬だと思ってたのですが、どうやら持ち前のスピードを削いでしまう重馬場はあまり歓迎ではなく、今年も昨年と同じかそれ以上の馬場の悪さになる予報で、早めに抜け出すと後ろが構えてますし、前を許すとノーマークの逃げ馬が残りそうで難しいレースになりそうな気がします。(ソブリン、サーペンタイン が取り消した為、前よりかは後ろを注意しながら乗りそうだ。)
昨年より今年は、9月の1戦で余裕があるローテできた点は好感で、ダメージの少ないレースで進めて凱旋門賞全力メイチ仕上げは間違いないと思います。(昨年は、クリスタルオーシャンや、マジカルなどとデットヒートレースがあった)
今年は小頭数のレースが多く、揉まれたりとか、外枠ならと嫌うポイントを探しましたが、馬場で伸びあぐねる可能性の方が多いにありそうですので、絶対視せずに馬券は買ってみます。


6.ウェイトゥパリス △

通算35戦のいぶし銀的な芦毛の重賞掲示板ハンターの馬主孝行馬。6月のサンクルー大賞で念願のGI制覇をしたが、超低レベルメンツでした。GIでは敷居が高くいつも跳ね返されるので今回も跳ね返されるだろうが、黄色の勝負服に芦毛で真っ先に目が行くので今回も応援はします。1円も買わないですが…


7.ペルシアンキング △

現在欧州マイルのチャンピオンホースが一気の距離延長で参戦してきました。
凱旋門賞8勝、チャンピオントレーナー30回とフランスの超名門ファーブル厩舎が出走させるとなると不気味さがあります。

前走ムーランドロンシャンでGI3勝目。早め先頭から長くいい脚を使って押し切りました。
しかし、2走前ジャックルマロワ賞では芝の塊が剥がれるくらい重たい馬場で4着に敗れ、父もマイルのチャンピオンホースだったキングマンの産駒から2000mが距離適性の限界かと思います。稍重で2-1-0-0 重馬場で1-0-0-1と成績から馬場が悪くなっても走れそうですが、馬場が悪くなってスタミナが問われるとなると、今年は出番がないのではと思います。フランスダービー2着では最後バテましたしね。


8.ロイヤルジュリウス △

イタリア重賞好走の7歳高齢馬で常識的にも買いにくい。2100m以上で0-2-1-3と勝ち鞍すら無く苦戦は必至である。

9.ゴールドトリップ ◯

重馬場のGⅡ戦グレフュール賞を先行3番手から抜け出して快勝したが伏兵の立場で挑んだフランスダービーは11着と惨敗。前走パリ大賞典もラスト200mで脚が上がって勝ち馬も捕まえれずに、後ろから差されクビ差3着。

父アウトストリップ、父の父エクシードアンドエクセルもマイラーであり、血統的には推せませんが、母方にレインボークエストや、ミルリーフと重厚な血も見れますので距離はこなせそうです。馬場もこなせそうなので後は力関係だけか。


10.ソブリン ◯ 出走取り消し



11.ジャパン △ 出走取り消し


12.ディアドラ △

昨年のナッソーSで英GI制覇も牝馬限定戦の、欧州では比較的パンパンの良馬場での勝利でした。マーフィー騎手もパンパンの馬場の方が良いとコメントがありますし、ヨーロッパの競馬場では固めの馬場が向いてるイメージです。昨年の充実した夏以降から今年の夏の復帰戦はイマイチでしたがトップ馬相手によく食い下がれてましたが、前走は不可解な負け方で最下位に。もうピークは過ぎた感もありますね。


13.シャシュナック △

キングマン産駒で距離不安。
重馬場で2回6着と敗れ、2100mのフランスダービーで13着と見せ場なし。
GⅢを2勝してますが、今回はマイナス要素が多くて真っ先に消した1頭です。


14.ストラディバリウス ◎

欧州の最強ステイヤーが絶好のタイミングで参戦してきました。
父の母、アーバンシーは重馬場で勝った凱旋門賞馬でその後を遡るとドイツ血統である。
(ガリレオもシーザスターズも異父兄弟であるがガリレオ産駒は父似が多く、シーザスターズ産駒は母似が多いと何かの記事で読んだ記憶があります…)
2100m以上で20戦14-3-3-0と驚異の複勝率100%
重馬場は3-0-1-0とこちらも100%の複勝率。
連軸馬の最有力候補ですかキミは…

前走は逃げたアンソニーヴァンダイク(19年英ダービー馬)を2番手から追走してクビ差2着と2.33.2と同日のパリ大賞典の2.24.7よりもスローペースでタイムがかかったから好走できたかもしれない。重たい馬場でスピードよりもスタミナが重視される今年ならば、長距離戦のこの馬が馬券内を賑わす可能性は上がるだろう。データからは近3年2400m戦のフォワ賞で馬券内に好走できた馬が、本番でも1-2-3着各1回ずつと毎年好走馬が出ているいるのは強みだ。

15.サーペンタイン ▲ 出走取り消し



画像1



買い目は直前まで悩みますが、本線は◎からの3連複6点ですが…◎から馬連や、◎を2、3着に置いた3連単も良さそうです。皆さんも悩んでみてください!


日曜日の夜に向けてお役に立てれば幸いです。


最後までご覧いただきありがとうございました。

記事を読んで頂きありがとうございます。見て頂いた方が儲かってサポート頂ければ嬉しいです。ランチ奢っていただいた気分で大切に予想費用にあてさせて頂きます。