思い出のアニメ「じゃりン子チエ」
我が家は4人家族でしたが、私が高校1年生になったときに、残念ながら両親が離婚しました。
それからは、結婚後専業主婦だった母親が、まさに女でひとつで私たち兄弟を育ててくれました。
相談する親も兄弟も居ない中で、私立の高校にも兄は私立の大学、私は専門学校に通わせてくれた、母には本当に感謝しかありません。
父は、父親になることに失敗した人で、家族や子供の為に頑張れない残念ながら人でした。
そんな、不仲な家族全員が好きだったのが、タイトルにある「じゃりン子チエ」です。
家族で漫画も買っており、家族全員が読んでいました。
「じゃりン子チエ」と聞いても、若い人や関西圏以外の人はご存じないかもしれませんね。
小学生のチエちゃんの両親テツとよし江さんは別居しており、チエちゃんが博打ばっかりしている、ダメな父親のテツと一緒に生活しています。
チエちゃんは家業の、ホルモン焼屋さんをひとりで切り盛りしています。
これだけだと、とんでもない父親のテツですが、チエちゃんのことは、とても可愛がっています。
チエちゃんは通常下駄をはいているのですが、マラソン大会の前に、運動靴をチエちゃんにプレゼントします。
それだけでなく、新しい靴で走って靴ずれしないように、石鹸をかかとの部分に塗ってあげます。
マラソン当日も、旗を作って近所の仲間と応援にいくのですが、恥ずかしくて全力疾走するチエちゃんを追いかけるため、警察官の自転車を奪い捕まってしまいます。
チエちゃんのためには、とても一生懸命な父親なんです。
今の時代に再放送されることは、まずないでしょうね……いい話なんですけどね(笑)
そんなわけで、数年前にDVDが出ましたので、コンプリートしました。
アニメと文庫本サイズの漫画も購入しています。
見ていたのは、小学生の時なのに、主題歌もエンディングの歌も歌えた、私の記憶力にビックリしました(笑)
できれば、もっと違うことで発揮したいですね……。
見ていると、家族揃ってじゃりン子チエを見ていた時を思い出します。
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