心が折れる
私はかなり打たれ強い方だと思っています。
その私が、先日心が折れるという体験をしました。
それは、本当に些細な出来事で、今思えばこんなことでと思うことなんですが、悔しくて涙が出るほどの衝撃でした。
それは、突然やれと言われた業務で、どう考えても適役は介護職員ではなくて、看護師がやる方がスムーズな業務でした。
当初は納得できていませんでしたが、そんなことをいっていても仕方がないないので、試行錯誤しながら、ようやく業務としてうまく流れるようになっていました。
そして、いつも通り準備をして来月分の業務も完了したあと数日すると、看護が同じものを作って私の作った物に被せるようにおいてありました。
「???」
なんでこんなことになっているのか、理解が出来ませんでした。
同僚にどうしたのか問われて、状況を説明すると同僚も何も聞いていないし、これはひどいと怒ってくれました。
そのときに、怒ってもいいんだと思いました(笑)。
その後にいつも通り掲示していたものを処分すると、後日そこに看護が作ったものが、そこに鎮座していました(笑)。
この事は、同僚が上司に報告していたようで、上司は知っていましたが、翌日私が出勤しても特に説明してくれることもなく、さらにがっかりしました。
そして、退職の意向はすでに伝えていましたが、それを最短の時期にしたいと伝えると、あわてて今回の説明を始めました。
今回の説明としては、私が任された業務を大変と思っている職員は多く、代表者の会議で議題に上がり、私が手間も少ない流れを作っているので、看護でも出来るでしょうとなったとのことでした。
その説明がないまま、看護が同じものを作成し設置したことが、今回の顛末だったそうです。
これを聞いて、私が納得するわけもなく、さらについていけないという点に気づいてしまいました。
上司たちは、よかれと思ってやっているのだということはわかっています。
ただ残念なのは、独りよがりなんです。
業務改善する際に、実際に関わっている人と事前に話をせずに、過去に話した内容だけで現状を確認せずに改良してしまうので、ありがた迷惑になって今回のように、嫌な思いをしてしまう職員が出てきたり、現状にあっておらず、現場に混乱や不満を発生させています。
今回のことも、例えば介護同士の情報共有であれば問題はなかったのにと思ってしまいます。
今回のことも、月に1回作成するだけでなく、都度行わなければならない作業もあるのですが、おそらく理解は出来ていないと思いますが、むしろそれが手間がかかるんですがね。
私の職場は、根本的に上司と部下の意志疎通が出来ていません。
係長に伝えるであろう主任が、あまり職員の気持ちの機微に気がつけないので、こういうことがこれからも起こっていくと思います。
今もこの件に関しては、複雑な思いになってしまいますし、色々考えても現在の形を作りましたので、横取りされたと言うか、奪われたという感情になってしまうので、関わらないみないようにして、心のバランスをとっています。
また、私は1つの業務をできるだけ手間を掛けず、自分の仕事の中に組み込んでいくことが、うまく出来るんだと自画自賛することでも、自分の心のバランスをとっています(笑)。
人との関わりの大切にしないと、よかれと思ってしたことも、ありがた迷惑になってしまうということがあるので、しっかり相手の意見を聞くことの大切さに気がついただけでも、私にはプラスになった経験としておきたいと思います。
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