見出し画像

コロナ自粛で想う事

こんにちは、kazulogです。
【コロナ自粛で想う事】について一個人としての感じている事をアウトプットします。

▪️100年に一度の世界的パンデミック

現在目の前で起こっている100年に一度の世界的パンデミックで感じた事は、
世界中全ての人は実際に「経験」をしないと
本当の意味で「理解する」という事は難しいという事です。

歴史の教科書を一生懸命勉強したり、
アニメや映画で戦争や戦いを観て泣いたり、
感動したりしてきたけれど、所詮全ては人ごと。

人間は実際に自分がその状況、その立場、その経験をしなければ本当の意味で「理解できない」生き物だということをぼんやりと想う様になりました。

人は人に影響をうけて、
人格や考え方が形成されると言われています。
両親から教わった事や友人や恋人、家族の言葉を信じてそれを基準に考え、アレンジして自分の思考が生まれます。

その思考が自分の中の普遍的なものとなり、
その【常識】の中で知識や経験を元に、
アップデートし上乗せしていく仕組みになっています。

しかし今回のパンデミックは、その普遍的な常識自体が全て壊されるほどの「出来事」を「経験」したと感じています。

今までの価値観の上に築き上げてきた考え方や、知識、経験がなんの役にも立たない現実が目の前にあります。

専門家の意見を聞いても、親に聞いても、友人に聞いても、恋人に聞いても、頼りの先輩に聞いても、どこにも正確な回答はありません。

これさえやっていれば「正しい」なんて言葉はもはや死語となります。

みんなそれぞれの意見があり、
行動や考えはバラバラになってしまいました。

その中でとにかく不安を消す為に、
自粛を「みんなで」するという事にすがりつきながらなんとか冷静を保ちます。

毎日報告される感染者数の数字が減れば少し安心、「みんなで」マスクをする事で安心を得る。

半年前で考えたら全員が「異常行動」を毎日冷静に行っている状況です。

しかし、今ではもうこのコロナという考え方が【常識】に変わりつつあり、
人はそれを普遍的な考え方としてまた0からアップデートさせていっている様に思えます。

これは人間にしかない能力であり、
動物には真似出来ない様な【常識】への裏切り。
人は生き延びる為なら、
考え方を「根底」から簡単に変える事ができるという能力があります。

発言を180°変える事もでき、
状況を見て発言を変える瞬発力。
即座に言い訳を思いつき自分の正義が正しいと主張する事も出来る。

こればかりは、人間にしか出来ないとてつもない能力だと思っています。

しかしながら、
この能力こそが人間の成長を止めてしまう能力でもあるのではないか?と想い始めました。

今回のパンデミックで、
大きな「経験」をして初めて100年前のスペイン風邪の犠牲になった人達の気持ちがわかりました。

これは、どんなに知識があっても勉強しても「百聞は一見に如かず」という言葉で理解出来ます。

という事は、
人間は知ったり学んだりしても本当の意味ではただの「人ごと」であり、全くの無意味。

何故なら、知ったり学んだりしても、お得意の言い訳を即座に思いつき、平気で嘘をつく事が出来ます。自分の都合の良い様に物事を運ぶ事ができ、正義感を振りかざす事も出来ます。

これでは、「成長」はしないんです。

▪️本当の成長とは

ここまでの内容で、本当の意味で成長する為に必要なシンプルな答えは「経験」です。

ビジネス書や自己啓発に載ってる言葉を何度も読んでも絶対に成長出来ませんよね。

“今回、100年に一度の世界的なパンデミックを私たちは「経験」する事が出来たのです。”

物事を「経験」した人だけが、
本当の意味で物事の本質を「理解」して必要な対策をとり「行動」すると初めて「成長」するという事に気付く事が出来ました。

なので、
まず思いついた事をすぐに「行動」に移す。
その「行動」によって、うまくいかない「経験」を味わう。そしてうまくいく為に対策を練り、また「行動」する。
これを繰り返しやった人だけが、
人間としての「成長」を手に入れる事ができるのではないかと、そんな事をふと想いましたので、お話させていただきました。

最後までご購読いただきありがとうございました。

Kazulog




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?