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自然界から人間界を観る

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自然界から人間界を観る記事。寄生虫とヒモ。ナマケモノと年収200万など
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#文化人類学

熱帯が菜食主義を可能にした。熱帯野草モリンガすごい。あと冬の北海道に耐えられる気がしない。

まえがき北海道で地域おこし協力隊をやっている。初めての冬。12月に入り、鬱っぽい。日照量の減少。植物は枯れる。大好きな野草もなくなる。どうしたらいいのだろう。山陰地方や北欧で自殺が多いことへの体感値。希望と絶望の割合。人間はそもそも北に向いてないのではないかとさえ思う。 そういえば洞爺湖の近くで料理教室に参加してきた。講師は海外展開している「いただき膳」というオーガニック料理店の春山さん。肌めちゃ綺麗だった。菜食によるものかわかんないけど、所作美しい。生き方って所作にでる。

先住民族から考える「おもちゃのような宝によって成立している格差社会」と「現代の格差社会の空虚について」

どうやらぼくたちは世界の大革期にいるらしい。それと同時に「自分にとって大切なものってなんだろう?」的な問いが人類の間で増えたような気がする。またしても人類はいつの時代も異常事態が起きないと退屈に見える日常のありがたみが分からない種族であることが証明されてしまった。「ヒトは忘却の生き物である」とヘルマンが言っていましたがぼくも打倒パスカルを掲げ日常への感謝を忘れないようにしたいと思う所存であります。 ところで最近のぼくは「先住民族の格差社会」について関心があり、現代社会におけ