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『童夢』 #7daysbookcover


#7daysbookcover に対抗して始めたこのプロジェクトですが、最後の一冊を何にして誰を指名するかに悩みに悩みました。

『童夢』
大友克洋といえばアキラなんですが、ヤンマガ連載時('82〜'90)はとにかく休載が多くて、アニメ制作時は一年以上に亘って休んでた。あの難解なストリーを飛び飛びで理解できてた人は少なかったと思うw とりあえず高校生だった私には無理だった。そんな時に初期作品として単行本化したこの童夢にすごく興奮したのを覚えてます。同名の車がスーパーカーブーム世代(小学生)だったこともあり、余計にわけもなく感動したもんです。
改めて読むとそのカット割というコマ割りがもはや映画。当時(というか今でも)の漫画としては視点の誘導が神がってますね。お話そのものもなかなかに面白いし、というか今Netflix化されても普通に面白いと思う。
デジタルがないのは残念ですが、機会あればぜひ、ご一読を!!
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ちなみに童夢とは世の中がスーパーカーブームでラボルギニーカウンタックだフェラーリBBだっていてる時に突如としてあらわれた日本産です。
かっこよかったなぁ。ちなみにまんがには全く関係ないです。

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スーパーカーといえば「サーキットの狼」。ちょっとエロくてかっこい車がジャンジャン出てきて小学生にはめっちゃ刺激的でした。

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もちろん、まったく童夢とも大友克洋先生とも関係ないです。
ちなみに大友克洋先生と江口寿史はとても仲が良くて有名な「老人Z」
の他にいろんなプロジェクトをやっていて最近では原画展をやったりそれぞれの特集にもよく顔を出し合っている。90年代半ばに江口寿史責任編集で雑誌をだしたりもしている。たしか予想通り一回で終わっていたような。われわれの世代にとって二人はまったくちがうスタイルで天才的に面白い漫画を描くけど締め切りには絶対に間に合わないという印象です。
そんな中で2人のというわけではないですが、この「親父衆」はとても面白いです。とにかく作家陣がハンパないです。

『大友克洋/寺田克也/中川いさみ/吉田戦車/江口寿史/谷口ジロー/東村アキコ/和田ラヂヲ/松本大洋/すぎむらしんいち/伊藤理佐/唐沢なをき/諸星大二郎/和泉晴紀/木下晋也/とり・みき/山田参助/浦沢直樹/ヤマザキマリ/上條淳士/五十嵐大介/小田扉/二コラ・ド・クレシー/ブノワ・ペータース&フランソワ・スクイテン/高橋ツトム/上杉忠弘/松本次郎/バスティアン・ヴィヴェス/バラック&サンラヴィル&ヴィヴェス/池上遼一』

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もちろん絶版なんで中古をさがしてくださいw

一日一冊、7日間好きな漫画をアップして、かつ毎回漫画好きの友人を指名するプロジェクト #7daysmangacover


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