見出し画像

『今際の国のアリス』 #7daysmangacover

5日目『今際の国のアリス』麻生羽呂
土屋太鳳ちゃん主演でNetflixで実写化されます。原作を未読だったので読んでみたらはまりました。いわゆる「閉ざされた空間になぜか高校生が飛ばされて生か死かのゲームを行う」というここ最近の日本の漫画の王道パーターンの一つ。この手の漫画は設定の面白さとそのロジックを説いていく過程をどう見せるかがポイントなんですか、きちんとまとまっていてテンポもいいのでさくっと読めます。最近だと「ダーウィンズゲーム」がそのスタイルで面白いです。「GANTZ 」も終わりさえ良ければ、、、まぁこれは全18巻と程よい長さなのもおすすめ要因の一つです! (4/3Facebook) 

画像1

******************

!!!!若干ネタバレあり!!!!
「とにかくここはそういう世界です。生き抜いてください」系のマンガ大好きです。映画の多くがある程度リアルワールドで少しずれてる的なことが多いのに対し、マンガは(だからこそマンガっぽいという表現が成立ヒラクるんだろうが)いわゆる荒唐無稽な設定ではあるがその中で理屈があっているという世界のものは多い。最初っから異世界系といきなり異性会系で若干違うけど、まぁ大枠は一緒だよね。で、そういう漫画の一番大きなポイントは世界の中での論理、理屈の完成度の高さ。だからオチが難しい。基本のオチは大概、この二つ。
「実は宇宙人か未来人のゲームでした、もしくは捕食にきた」

「夢」でした。

で、これを超える発明があればいんだが大概ない。
あとはそこへの導入をがっかりさせずに持っていけるかどうか。
そういう意味では20巻くらいで終わらせないと蛇足が続く(世界に飽きる)上に整合性が狂うのでオチへの納得度が低くなる。
さくっと18巻で終わっているこれは気持ちよく終われますので、
おすすめでっせ〜!!


一日一冊、7日間好きな本をアップし、かつ毎回本好きの友人を指名するプロジェクト#7daysbookcoverなるものが流行っているので、せっかくなんで「漫宴」らしく漫画でつなげる #7daysmangacover  をやってます。

漫画を愛してやまない紳士淑女の会「漫宴」のページはこちらです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?