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「聞く」と「聴く」

最近寒いですね・・・
学生生活も残すところ5か月弱になりました。
残りの期間、やり残したことがないように日々本気で過ごしたいと思っている次第です!最近色々新しいことに挑戦中で、もっと時間が欲しいなと感じています・・思い残しがないように毎日時間を無駄にせずに過ごしていきたいと思います!

また、最近自分の身のまわりだけでなく、他の大学の22卒の就活生の方とも何人か個人的に相談や話す機会が欲しいと言ってもらえることがあって、非常にうれしいです(笑)
加えて、現時点で毎週水曜日にnoteの更新をしようと思っているので、是非読んでください。

「聞く」と「聴く」

さて、今日は最近自分が特に意識していること、またそれを意識して生活する中で感じたことについて言語化してみたいと思います!

「聞く」と「聴く」を使い分ける

ズバリこれです。
「聞く」と「聴く」を使い分けることが、相手の相談や悩みを解決するため、人間関係を円滑に進める上で非常に重要なスタンスだなと感じています。これは、特に初対面や出会って期間が経過してない人との会話などで非常に生かされているなと自分では実感しています。

加えて、自分が話し手の立場である時に、「この人話しやすいな」と感じさせてくれる人は総じて「聞く」と「聴く」の使い分けが上手い人だなと感じます。

あなたはどっちのタイプですか?

友人でも恋人でも後輩でも先輩でも何でも構わないんですが、誰かと二人きりで会話する場面を想像してみてください。

あなたはまず「自分の話を聞いてほしい」のか「相手の話を聞きたいのか」どちらですか?

恐らく、自分の感覚では前者の「自分の話をしたい」という人が割合的に多い気がします。「女子会」という単語があるくらいですから、特に女性ならこの傾向は顕著なのではないかと思います。(偏見ならすみません・・)

結論、どっちが悪いとか言いたいわけでは全くありません(笑)
相手の話を聞く=全く話さないことではないですし、全く話さなければそれこそ「何の時間?」と感じるつまらない時間になってしまいますからね。

自分もどちらかと言ったら、「自分の事を話したいタイプ」だと思います。昔は割と今より承認欲求が強い方だったのかなとも思いますし、今では「この話して何がおもろいんだろう」と思うような話もしていた気がします。
当時、優しく自分の話を聞いてくれる友人や先輩の方々、本当にありがとうございました(笑)

そんな自分が今一番大切だと感じているのが、「きく」事です。

「聞く」と「聴く」の違い

さて、この二つどう違うのか?

聞くと聴くの違い①

英単語で考えてみればわかりやすいと思います。

聞く=hear, ask
聴く=listen,question→advice

ざっとこんな感じでしょうか。
違いは何か。

ずばり、これです。

「相手の話に興味をもって積極的に聞いているか」

「聞く」は、相手の話がただ耳に入ってくる、音として認識する。
つまり、相手の話に興味を持っているか、話し手の心情や背景、状況など様々な要素を理解しようとしているかどうかは関係ないです。
askの訳語だとしても、そもそも理解しようとしていないのだから当然単純な質問(=ask)は発生します。この場合、「ask」はほぼ「repeat」と同じ同義でしょう。

一方で、「聴く」は相手に対する関心が表現されています。相手がなぜ自分に話したいと思ったのか、どういう心情なのか、話の内容は何かなど様々な要素を考えながら積極的に「聴いて」います。
相手の話を理解しようと興味をもって聴くので、自然とそこから新たに生まれる疑問や質問(=question)が発生します。
相手の話に興味をもてば、相手の悩みをなんとか解決できないかと行動を起こすかもしれません。(=advice)

自身の話をまずし始める前に、この2つのスタンスを念頭に置いて相手と対話することが相談を受けたり、シンプルな会話の中でも非常に重要だと感じました。(特に自分のような、自分の事をまず話したくなってしまう人間は)

本当に相手はアドバイスがほしいのか???

上記のような説明をすると、「聞く」より「聴く」ほうが優れているように感じるかもしれません。

ただ、これは「ケースバイケース」であることを理解しなくては、本当に使い分けができているとは言えないのではないかとも感じています。

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ステップとしては上記の通りです。
まず、最初のステップとしては、相手の話に関心をもって「聴く」ことを意識する必要があります。「聴く」ことで、questionやadviceが生まれるでしょう。

ただ、ここからのステップで一つ考えなくてはいけないことがあります。

相手は本当にアドバイスが欲しいのか???

この思考段階を飛ばすと、二度と相談してもらえない可能性があると思います。
相手は、ただ自分の話を聞いてほしい(=聞く)だけという状況もあるからです。だから「ケースバイケース」なのです。


「聴く」とは

僕の考えはこうです。

聴く:相手の話の内容だけでなく、相手自体を理解しようとすること

まずはじめに「聴く」ことで、相手が話に対する深堀(=question)や相談内容の解決(=advice)を求めているのか、それともただ自分の話を「聞」いてほしいだけなのかを判断することが出来ます。

相談された=アドバイスをかならずしなくてはならない

というわけではないのです。
これに気付いてから、自分はなんでもかんでも口を挟んだり、無理やりアドバイスしようとしなくなりました。
このおかげで、立場に関わらず一層相談やたわいもない雑談を気軽にしてくれる機会が増えたなと実感しています。

聞くと聴くの違い②

まとめ:「聞く」と「聴く」を使い分ける

結論一番伝えたいことは、「使い分けることが重要」だということです。

聴くことは散々述べたように、非常に大事です。
このスタンスが大前提にあることが、今回の原点だからです。

一方で、「聞く」ことも同じくらい大切だと感じます。
聞くことは、「共感=(empathy)」を生み出すからです。
人間は、共感を感じたひと、感じてくれた人を仲間とみなし、ラポームを築きやすくなります。

会話を始める際に、自分のことを話したい気持ちをぐっとこらえて、まず一回冷静になって「聞く」と「聴く」の使い分けを、一緒に意識していきませんか???



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