世阿弥と織部

世阿弥が居なくてもこの世が続く限り続いていきそうなお能の世界線と織部焼の色彩は残っていても消えてしまった二度と甦らぬ織部の世界観。島流しと抹殺。継続と消去。変わらぬという事への苦痛と消えてしまった隠されてしまったという安堵にも似た喜び。残したいという思いと忘れてしまいたいという感情が交差する残波周波の向こう側。そこに人間の欲望と悲哀の姿を感じる。今日描ける覚書はここまで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?