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乳児と行く!海外旅行のTipsまとめ

2019年の夏、生後6ヶ月の娘と海外旅行をした際に気づいたことを忘れないうちにまとめ!
これからお子さん連れで海外旅行を考えている方の参考になれば幸いです。


子連れ海外旅行のtips〜計画編〜

「ヨーロッパの離乳食を体験してみたい!」ということで生後6〜7ヶ月の離乳食スタート期を狙いました。柔らかいものはある程度食べられる訓練を日本で慣らしておいて、旅のスタートです。

今回は9月に予定している披露宴や娘の予防接種のスケジュールも鑑みて1ヶ月の行程に。ざっくりこんな感じです。

6/19 出発
6/20〜 ドイツ デュッセルドルフ、ケルン
6/24〜 フランス ストラスブール、マルセイユ、トゥールーズ
7/4〜 スペイン マラガ、バレンシア、イビサ、バルセロナ
7/20 帰国

ストラスブールの街並み

子連れ海外旅行のtips〜移動編〜

・飛行機
バシネット(航空会社によって体重制限の重量が異なるため要確認。)付の席をあらかじめ予約。
深夜出発の便にしたため、大半はバシネット内で寝てくれた。但し、乱気流等でシートベルトサインが点灯した際は睡眠中でも子供をバシネットから出し、膝上に抱く必要有。その場合目覚めることもあるため、抱っこひもで寝かしつけを行った。
ミルクは依頼すると作ってくれる。食事のサーブのタイミング等、他の業務が込み入っている時や上客が多い時は遅れることもあるため早めの依頼が肝要。

カタール航空では、紙おむつ・ウエットティッシュ・ベビーミルク・ベビーパウダー・ごみ袋の入ったポーチ、離乳食、おもちゃを用意してくれていた。

カタール航空の赤ちゃんグッズ

ボロテア航空では、「ミルク用のお湯など必要はあるか?」と確認があり、短時間のフライトであったため利用する機会はなかったが、LCCでも対応してくれるのかと意外であった。

手荷物検査、パスポート審査、乗車の際に優先ゲートを通過できる。すごくスムーズでありがたかった。手荷物は子供用のものと申告すれば液体も持ち込み可能。

・ベビーカー/抱っこ紐
飛行機や電車での移動が多かったため今回ベビーカーは持参せず。初夏ということもあってか、街中では抱っこ紐よりもベビーカーの人をよく見かけた。タイヤがしっかりしているSTOKKE、Yo-yoのものが多かった印象。

子連れ海外旅行のtips〜生活編〜

・宿
アパートメントタイプのものを予約。条件はシャワー、洗濯機、インターネット付き。ベッドルームとリビングルームが分かれていること。ベッドからの落下防止策として、日中は枕やクッションでバリケードを構築。夜は親がバリケードとなった。

広々ベッド

・紙おむつ
日本の物の方が品質が良くリーズナブル。それでも試してみたい&荷物を減らしたいといった意図が無い限りは持参が望ましい。
ドイツ、フランス、スペインでスーパーのPBブランドのおむつを購入したところ、紙そのものという感じでおしりがかぶれたりはしなかった。普段使っているパンパースは時々凝固剤がおしりに着いているのが気になるがそういったものは無く、ある意味自然で良いのかもしれない。その代わり、おむつから染み出る匂いも強いためこまめな交換が求められる。

オムツ交換はベンチとゴミ箱が街の至る所にあるので困らなかった。周囲の人も全く気にしていない様子。デパートのベビールームも便利。トイレ付きの電車にはオムツ台がついているが、オムツ台はベルトがついていないことが大半であったため、車両で交換していた。

・粉ミルク
日本のメーカーの方が缶やスプーンのすりきり口の作りが丁寧。最初は同封のスプーンを使おうとしたが、30ml単位かつ持ち手が短くて使いづらかったため、持参した「はいはい」の50mlスプーンに使い変えた。値段はあまり日本と変わらないが物価とほぼ比例している印象。
作り方は水または40度のお湯で作るよう書いてあったが、70度以上で作った。調乳に使えるミネラルウォーターには赤ちゃんや哺乳瓶のマークがついていたのでそれを購入。

我が家の場合、1日4回(7:00・11:00・14:30・18:00)の授乳と1日2回(10:30・17:30)の離乳食を行なっており、次のように行動。

  • 朝お湯を沸かし、7:00の授乳分のミルクを作る。残りのお湯は水筒(90度を最長6時間保温する象印)へ。

  • 11:00、14:30の授乳分は水筒のお湯でミルクを作る。離乳食はタッパーに小分けにしたものを冷蔵庫で外出直前まで冷やしておき、外出の際に保冷バッグに入れて持ち出し。

  • 18:00の授乳は宿に帰り、再びお湯を沸かすか、外出中の場合は液体ミルクで対応。

こうすると、6時〜18時(液体ミルクを使う&子供をお風呂に入れない場合、丸一日)外出して行動ができる。そんなに動こうとも思わなかったので外出時間は大体12〜17時であった。

〜ミルクの味所感〜
ドイツのミルクは少し甘め。はいはいと似ている。
フランスのミルク(Gallia)は甘め。アイクレオに似ている?
スペインのミルクはドイツとフランスの間くらい。よく溶けた。

・離乳食
スーパーやドラッグストアで購入可。食事系、デザート系と充実している。分量が多いため、瓶詰めのものをタッパーに小分けにして活用。我が家の場合は喜んで食べていた。時に原材料が読み解けなかったり、鶏肉や魚が入っているものもあるため、あらかじめアレルギーテストを日本でしておくのが望ましかった。(幸いにどれもアレルギー反応は出なかった)

ドイツのスーパーの離乳食コーナー



・レストラン
子連れを理由に断られることはなかった。テラス席でも店内でも。但し、大人分の席分のテーブルを案内されるため、ベビーカーが無いと抱っこして座る必要有。
夏はテラス席が人気だがタバコを吸う人も多いため気になる人は店内を希望した方が良い。(子連れのファミリーでも平気で喫煙している人はおり、屋外での喫煙に対する抵抗はかなり低い様子)

テラス席でランチ


子連れ海外旅行のtips〜荷造り編〜

服が小さいので手洗いで毎日こまめに洗ったところ、3日分あれば十分であった。汗や汚れなどで1日2回以上着替える場合は4〜5日分必要かもしれない。

《役立ったもの》
*離乳食用の小分けのタッパー
赤ちゃん本舗で重ねられるものを購入(100均でも良し)。

*ビニール袋、ジッパー付き袋
汚れた服入れや買い物袋にと何かと使える。スーパーではレジ袋も有料のためエコバッグも必須。

*おしり拭きシート
おりし以外も何でも拭ける。離乳食を食べ終わった後のスプーンやお皿もさっと拭けば保冷バッグが臭わないし、片付けが楽になる。

*洗濯紐、洗濯バサミ、洗剤、洗濯ネット
洗濯機がある宿やコインランドリーで洗濯する際に便利。

《持参すればよかったもの》
*手荷物持ち込みできるベビーカー
飛行機で移動するファミリーが使っていた機内持ち込み可能なサイズに折りたたみできるベビーカーがとても便利そうだった。長期間の旅行で抱っこひものみで移動する場合、親子双方の体に負担がかかるため、複数の大人のサポートが必要。我が家は妹も含めて三交代制であったのでなんとか乗り切れた。

*輪ゴム、クリップ、サランラップ、キッチンペーパー
100均の品のクオリティは2€ショップよりも断然高い。細々とした生活用品はスーツケースにスペースがあるなら持参した方がストレスが少ない。

*小さい保冷剤
冷やした離乳食を保冷バッグで持ち出したが熱暑のため、夕方になると少し温くなっていることがあった。

《使わなかったもの》
*バスタオル、おくるみ

全てのアパートメントにタオルが備わっていたので不要であった。冷房が効いているところでおくるみが活躍するかも?と想定していたが熱暑で不要であった。

この年のヨーロッパは熱波で暑かった

以上。訪れる国や季節によっても変わってきますが、抱っこ紐で移動できるうちの子連れ旅、とっても楽しかったです!ぜひトライしてみてください♪

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