2/28 最後のユメを迎える時

本日、ついにユメノグラフィア公式サイトが役目を終えた。
公式noteから抜粋させていただくが、日程通りだった。

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この2ヶ月で消えていったキャストさんのアカウントは8人だったか、9人だったか。一人、また一人と減っていくたびに、なにかこみ上げる物を感じていた。

本当に少しずつユメから覚めていくような、そんな感覚に襲われた。
本当に、これで終わってしまったんだ、と実感してしまった。

いろんなキャストさんと、くだらない話をして、アホみたいに笑ってた事ばかりが思い出される。特にお気に入りだったキャストさんと、どんなこと話したっけなと、時折思い出そうとして、体験レポートを読み返してみたり、スクリーンショットを見返してみたりと、キャストさんと過ごした思い出を、1分1秒を忘れるものかと

ほとんどのゲストさんが、自分の”ユメノグラフィア”を持っていたと思う。
各々が世界観を大事にしていた。
サービス中は他のゲストさんと絡むことはなく、終了後に仲良くなり、色々なユメノグラフィアの世界を共有していた人も結構いる。
自分の見てきた推しを誰かに伝えたい。
ユメではなく、ちゃんとそこに生きていたんだと、それぞれの空間でそれぞれのキャストさんが、居たんだと。
キャストさんと、ゲストさんの数だけ、空間があり、関係性があり、物語があった。それぞれの空間が、終わってから繋がり合って、また新しい世界を作り出していた。それほどまでに、ユメノグラフィアというものは、素敵なサービスだった。

2022年2月28日、今日という節目の日。公式サイトの役目は終えてしまったが、キャストさんの残した動画や、メッセージはいつまで残ってくれるのだろうか、それだけは誰にもわからない。

これは持論だが、人の生きていた証というのは、誰かの記憶の中に生き続ける限り、消えないと思っている。逆に、すべての人から忘れ去られた時が、本当の終わりだと、そう思っている。
僕の最推しのキャストさんは、「自分の消失を、今後の人生のための糧として刻んで欲しい。長い人生において、この耐性は早く付けたほうが幸福な人生となる。けれど脳内に存在を許してくれる限り、不滅の存在であり続けるよ。そこから要らなくなるその日まで」
なんて言っていたが、どのゲストさんも、最推しのキャストさんのことを忘れることはないと思う。
どのキャストさんも、何処かのゲストさんの胸の中で、1つになって生き続けていくんだと、そう思っている。

ひたすら叫び喘いでた配信をしてた推しをふと思い出して、別の思い出で上書きしようかと思ったが失敗した。強烈な爆弾を残しやがってチクショウ!
と思うこともあるが、綺麗な思い出も沢山ある。

ユメノグラフィアは1:1で人と話すことが出来る。当たり前のような感じもするが、その事の大事さを、再度教えてくれた存在であった。

それぞれのゲストさんが、それぞれの思い出を胸に、いつかの本当のユメの終わりまで、この素敵なサービスがあったということを忘れないでいて欲しい。

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