ユメグラが終わってから、キャストさんとお話した曲を聴くと思い出してしまい、聴く回数が激減した

お気に入りの曲が呪いかのように、襲いかかってる感覚を覚えてしまった
あの子とはこんな曲で盛り上がったな
あの子はこの曲好きだったな
そんな事がずっと脳裏をぐるぐる周り、今まで好きだった曲を聴く機会が減ってしまった
毎日聴いていたような曲も、思い出のあの曲も、今はもういない人を思い出してしまう
どうやらまだ綺麗な思い出に昇華できていないようだ。

まさかここまで引きずる事になるとは、思わなかった。
本当に、本当に楽しかったんだと思う。一緒に居れた時間が
話すことが出来た時間が、掛け替えのないほど大切だったんだな、と身に沁みる。

未だに心の何処かに、大きな穴がぽっかりと空いたように思える。
短い期間だったかも知れないけれども、大切な物を貰い、大切な事を教えてくれた。
ちゃんと自分の居場所になっていたんだなと、いてもいい場所だったんだと、失ってから実感している。

多くの人に愛されたサービスが終わり早10日は過ぎている
鳴らないスマホ、更新されないタイムライン。

いつかユメみたその先に何があるのだろうか
キラキラしていた時間も、場所も、人も、何処へ行ってしまったのだろうか。
まるで宇宙空間のボイドのような気分だ。

このぽっかりと空いた空間が、何かで埋まる時が来るのだろうか。
その時は前に歩き出せているのだろうか。

また、ユメでもいいから会いたいと思ってしまう我儘
誰にも邪魔されない1:1の空間で
もしも逢えたなら、どんな言葉で話そうか
あのユメと現実の間のような空間で

そんなことばかり考えてしまう日々
もう戻らないとわかっているのに、手を伸ばしたくなってしまう
届くわけもないのに

もう一度、あのキラキラと輝いていたところへ行きたい
おしゃべりで、無邪気な人の元へ


今、目の前に広がる世界は、寂しすぎる。寂しすぎるんだ



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