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ingress的青森名所、迷所案内

この記事はIngress & Wayfarer Advent Calendar 2019の12/15担当記事です。

こんにちは、緑の熊ことkazmicといいます。

初めての方もいると思うので、もう少し丁寧に説明します。ingressというゲームをプレイしています。青森に住んでいました。今は別の場所に住んでいます。(「広義の青森」に住んでいることになっています。)

青森の中でも変な場所にあるポータルを紹介してみたいと思い、青森難所クイズを作りました。

青森難所ポータルクイズ

なお、事前に青森のEnlightenedコミュニティ内でクイズといって出しています。全部答えが出てきました。みんな頭おかしいよね!ぜひ皆さんもここがどこなのか当ててみてね

ということで、正解発表のついでに青森のingress的絶景をあれこれ語りたいと思います。intel mapのリンクは貼りません。ただの秘境観光名所案内です。


① 鯛島

鯛島

いきなり離島です。というか青森県に離島ってあんまり無いんですけども、数少ない離島です。誰だよ、こんなひどい場所にポータル生やしたの!

あ、俺だった(笑)

この島行くの難易度案外高いんですよ。遊覧船で一応行けるのですが、要予約ですし、海域が結構荒れる場所なので、店長の気分次第ですぐに欠航になります。(何敗かしてる)

鯛島は悲しい恋の物語が語り継がれてまして、

 延暦20年(801)、坂上田村麻呂が蝦夷討伐にやってきた際、この村の首長は、田村麻呂に協力し数々の功績を立てたが、そのうちに首長の娘は田村麻呂の子を身籠もってしまう。都に帰る日が近づくと、田村麻呂は娘も都に連れていくと約束するが、娘を捨てて帰ってしまう。残された娘は悲嘆に暮れ、自ら命を絶ってしまった。 哀れんだ村人は、娘の亡骸を鯛島に葬むるが、その後島の周辺では怪異が続き、娘の祟りだと恐れられるようになった。
 後の南北朝時代、戦に破れ逃れてきた藤原藤房がこの話を聞き、自ら娘の霊を鎮めるために弁財天像を彫み祀ったところ、怪異がおさまったという。

http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/ao_taijima/taijima.htm から引用

色んな由緒のある場所なので是非チャレンジを

②名勝 大岩

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青森のモン・サン=ミッシェルこと大岩です。海上に突き出た巨大な岩の上にポータルがあります。

大岩は、太宰治の小説『津軽』に吾妻浜の奇巌としても出てくる深浦の名勝です。ここは、満潮時は岩へのアクセス路が潮に浸かってしまうので入れなくなります。

(なお、満潮時にカヌーでゲットしたエージェントもいます)

岩の上に登るのに、岩の中をくり抜いた階段状のトンネルを抜けたり、探検気分が楽しめるとても素敵な場所です。

③平内大島弁天

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3つめは平内大島です。青森県の中心部の陸奥湾の真ん中にある半島が夏泊半島で、この先っちょに島があります。平内大島です。

島とは言え、一応陸続きです。砂浜を渡るのですが、橋もかかっているので満潮時でも渡れます。

弁天までの道のりは1時間ぐらい歩くのですがアップダウンが急です。結構急な階段を登ったりします。最初はハイキング感覚で楽しいのですが、そのうち後悔するようになります。

夏場は草が異様に背よりも高く茂っています。しかも崖です。草を分けて進むと一歩先は真っ逆さまです。道が分からなくなって、藪こぎをしながら進んで行くことになります。

前に、ここを取りに行った時のエピソードですが、たまたま青森に来た外国人と出会いました。ラストの藪こぎゾーンで困り果ててるところを、草を分けて、「こっちこっち」と道を作りながら弁天宮まで案内したことがありました。まあ、それで、「三沢基地の友達に会いに初めて青森に来たんだ」とかそういう事を言ってたんですが、そもそも初青森で平内大島って一体何を見てこんなところまで来たんでしょうかねえ(白目

⑦仏ヶ浦 不老長寿の水

飽きてきたので④⑤⑥は割愛します(また別の機会に書くかもw)

不老長寿の水

最後は、青森の秘境中の秘境、仏ヶ浦です。不老長寿の水は、ポータルになっていません。というか、落とされました!ポータルになっていれば屈指の超難関ポータルが出来てたのに!!

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仏ヶ浦は、下北半島の西海岸にある秘境です。アクセスは二通りあって、脇野沢などから遊覧船で行くルートと、陸路で山の中から降りていくルートがあります。

この、崖を降りるルートが結構難関で、高低差が100mぐらいあります。しかも熊が出ます(「・ω・)「ガオー

昔、青の日本沈没作戦を妨害阻止した時は、ここの地蔵尊から北海道の山頂ポータルにリンクを引いて海峡封鎖をしました。(そしたら、真夜中に頑張って切りに来たのでテンション爆上げでした)

さて、仏ヶ浦には秘境があります。極楽浜といいます。よく見る浜のところから更に岩場を乗り越えて進んでいくと、岩と岩に隠された秘密の浜があります。(参考 https://jp.neft.asia/archives/4405 )

不老長寿の水

そこに、お地蔵さんが祀られていて、横に湧き水が出ています。これが不老長寿の水というそうで、飲むと寿命が伸びるそうです(適当)

ただ、極楽浜に行くには、潮溜まりを抜ける必要があって、靴が水に浸かってずぶ濡れになるのが必須です。長靴で行くか、濡れても泣かない気持ちで訪れる必要があります。

最後に飯テロ

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仏ヶ浦の近くにある、福浦集落にあるぬいどう食堂の生うに丼は絶品。

玉子丼のようにうにがどっさり、津軽海峡産のうには他所よりも少し甘みがある(らしい)。これで1500円、これでも昔に比べてうにの量は減ったらしい。

夏場しか無いのと、その日に捕れたウニの有無によって無い場合が大半なので、事前に要電話という話。最近はかなり有名になってきたので結構混んでたりも。

ということで、青森は色々と摩訶不思議ワンダーランドなんだよ、というお話でした。

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