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注意喚起!鳩へのいたずら

概要

先日から、東京都内・神田川沿いの同じ場所で、脚に結束バンドを付けられた鳩4羽を確認しています。
私以外にも、近くで同様の鳩を目撃したという報告がありました。
おそらく、同一人物のしわざと思われます。
目的はよく分かりませんが、どこかに引っかかったり、きつく締め付けられたりという危険も考えられます。
野生動物へのいたずらは許せません。
これまでの状況をまとめていきます。


場所

私がこれまでに確認した4羽は、すべて同じ場所にいたものです。
場所は東京都中野区と新宿区の境界、神田川沿いの道です。
東中野駅の近く、新開橋西側になります。
他の方からも、神田川沿いの近くの場所で同じ状態の鳩を発見したとの報告が寄せられています。
鳩は、決まった場所を縄張りとして生活しています。
結束バンドを付けられたときも、ほぼ同じ場所にいた可能性が高いと思います。

いたずらされた鳩の詳細

私が最初に発見したのは、2024年3月23日のことです。
同じ場所で2羽、結束バンドを付けられた鳩を確認しました。
1羽はバンドの先が短く切らており、もう1羽は長く伸びたままでした。
この日に、1羽はバンドを取り外しできました。
もう1羽も、後日、取り外しができています(確証はないですが、おそらく同一個体と思われます)。

4月13日、同じ場所で2羽を発見しました。
今回も、1羽はバンドを短く切った状態、もう1羽は伸びたままでした。
2羽のうち1羽はバンドを取り外すことができましたが、もう1羽は人間に対する警戒心が強くて近寄ることができなかったため、バンドを外すことはできませんでした。
取り逃がした鳩に関しては、つい最近、バンドを付けられたのではないかと考えています。
理由は以下の点です。
①これまでに確認済のものと比べて、結束バンドが新しくきれいな状態に見えた。
②かなり歩きづらそうにしており、バンドが付いた状態に慣れていないと思われる。
③人間に対する警戒心が強いのは、バンドを付けられたのが最近で、記憶が新しいためかもしれない。

「なんのためにこのようなことをしたのか?」という点について、「観察のための目印では?」という意見もありましたが、まともな研究等ではこのようなことはしないと思います。
観察のためなら、通常は金属・またはプラスチック製の足環を使用します。
結束バンドは強く締めつけてしまう危険があるし、観察用の目印としても機能しないでしょう。
落ちている糸等にからまって動けなくなる可能性もあり、そのまま放置しておくのは危険だと思います。
ただ、いたずらにしては手間がかかりすぎで、目的はよく分かりません。

近くの場所で同様の鳩がいないか、不審な行動をしている人物がいないかご注意をお願いします。
結束バンドを取ってあげようと奮闘している私自身の姿は、客観的に見るとかなり不審者に見えてしまうのが、困ったところではありますが。。。

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