無職バー 第5回 6月27日

7,900円
3名
天候:晴れ

この日は6月中のバーテン最後の日です。
一応、生きているので個人的な出来事も多く、
バーテンとしての変化だけなく、色々なことがあります。

が、やっぱり暇なので1か月中であらゆる変化の50%が
バーテン絡みです。
逆にバーテン以外の行動は寝るか飲むか食うくらいしかありません。

地味にエデン系列のお店で名乗るとTwitterで見たことあるという反応が
ちらほら見受けられましたが、集客に影響がすぐ出るかというわけではありませんでした。
もちろんこれからどうなるかわからないので、しばらく様子見が続くでしょう。

バーのお客様が3名いらっしゃいました。
常連の方々ですが、私がバーテンの時は初のお客様もおりました。

ビジネス書は通用するのか

お客様のお1人が仕事で読まなければならない本があるとのことでした。
どうやらビジネス本のようですが、結構自由度の高いことが書いてあるらしく、
ある程度、上級の管理職にならなければ実践不可な事柄が多かったようです。

和訳された外国の本なので土台とされているビジネスの風土が違うというのもあります。
日本人が自由に会社で意見を言えるようになるには割と長い年月がかかる所も少なくありません。

「風通しのいい組織」「困ったらすぐ相談できる」「すぐに話し合いのできる環境」
などのコピーを連ねている企業はよく見かけますが、実際は
「(上司に気に入られれば)風通しのいい組織」「困ったらすぐ相談できる(困難すぎるものは除く。緊急性が高ければキレながら応じる)」
「(互いの都合がよければ)すぐに話し合いのできる環境(退職相談は果し合いになることも)」
というかっこ書きの条件が隠されている場合もあります。

本で学んだことをすべて活かせるわけではありませんが、この国で再現可能なビジネス理論はどのくらいあるのでしょうか?
その読まれていた本が「部下=羊」「上司=羊飼い」で例えられていました。
我々は農耕民族なんですが。農耕してませんけど。

途中
「従わなければ、ラム肉にしてしまえばいい」という
あまりにもストロングすぎる理論がその本から飛び出たようです。
こればかりは一同納得です。有無言わさず事を前に進めることができそうです。
頑張ると上司にも適用できるかもしれません。

住むって高い

都心に住むには金がかかりすぎるという話題にもなりました。
確かに千代田区など都心中の都心には6万じゃ住むところありません。
あっても、セカンドハウス前提です。

しかし、事故物件を狙えば安く済むのでは?
そう考える方も多いです。
実際に千代田、文京あたりはエリートと言われるような方が多く、
挫折をこじらせてこの世から旅立つ方もいます。
ですが、相場からかけ離れて安くなることはめったにありません。
1万くらい安くなる程度でしょうか。
初期費用に関しましては保険料だの敷金礼金だのは変わることありませんので、
やはりお得に感じられません。

その点、当店の近くは非常に借りやすいです。
都心の1Rの値段で1Kバストイレ洗面台別もしくは2Kくらい借りられることもあります。
費用だけではなく、探す時間も考えると都心で暮らすのは難しくなります。
都心でいい部屋を探している間に他の地域で良さそうな部屋がドンドン借りられ、
諦めるころには別のエリアで探してたら引っ越しが完了していたかもしれないという悲劇も考えられます。

都心は夢を見させてくれるけど実際にその夢が丸ごと叶うことはなく、ほとんどは妥協した夢が叶うだけです。
夢は膨らませないで、小分けに複数抱えておきましょう。

夢のない話を展開しましたが私も妥協の末、個室シェアハウス(シャワートイレキッチン共同)に住んでいます。
この話は事故物件の案内とともに別記事に書きます。

こうして、6月最後の無職バーが終わりました。
一番の反省点はnote更新を勢いよくサボりすぎてしまったことですかね。
今後は週刊で何とか頑張ります。
あと、最後のこの日が一番売り上げがよかったです。
本当にありがとうございました。今後ともごひいきしていただければ幸甚です。

読んでいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。 ところでこの「さぽーと」って何ですかね?神が使う魔法かなんかですかね??良くわかりませんが、これ使う人は人間以上の徳がある人なんでしょうね。