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混乱したこの時代にレムリアンシードは姿を現した|不思議な魅力を放つ石


1.はじめに


紀元前450万年、地球にはレムリアという大きな大陸があり、そこには高度な文明があったのではないかといわれています。
現在でいうインド洋のあたりに存在していたという説がありますが、太平洋にあったという説もあり、はっきりしたことはまだ分かってはいません。
レムリアの文明は愛と調和に満ちた平和そのものの文明でしたが、約1万2千年前、天変地異によってわずかな期間で海に沈んでしまったと伝えられています。
レムリアの人々は高い知能と精神性を持ち、個々の豊かな感性で自由な自己表現をし、芸術が盛んな文化であったともいわれています。
レムリア大陸は海に沈み、伝説の大陸として扱われていますが、その時代に生きた人々の意識が、特別な鉱石に宿り、現代の限られた場所で発見されているのをご存知でしょうか?
その鉱石の名称はレムリアンシードといいます。

見た目は万能霊石として知られている「水晶」のように見えますが、水晶とは少し違った特徴を持っています。
また、近年、淡いピンク色をしたレムリアンシードも発見されました。
とても神秘的なこの石には、どのような意味が込められているのでしょうか。
また、万能霊石である水晶とどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、古代人の記憶が宿る石、レムリアンシードについてご紹介します。

2.レムリアンシードの歴史


海に沈んだレムリア人の意識体は世界各地に散り、自分たちが発展させた高度な文明の情報を後生に伝えるために、その記録を石に宿らせ、発見されるその時まで土の中で眠ることになりました。
レムリアンシードは1999年、ブラジルの(ミナスジェライス州)カブラル山脈で(セーラ・デ・カブラル鉱山)発見された比較的に歴史の新しいパワーストーンです。(カブラル鉱山と地続きになっている近隣の鉱山では、少量ながら現在でも採掘されています)

ブラジルの次にはロシアのウラル山脈で発見され、この地で採掘されたものをロシアン・レムリアンと呼ばれています。

また、新たにコロンビアのコスケス鉱山でも発見されました。
現在のところ、ブラジルとロシアの2か所では採掘が終了しているために、レムリアンシードはとても希少性の高いものになっています。

レムリアンシードはとても不思議な状態で発見されました。
カブラル鉱山の採掘現場では、柱状のレムリアンシードがきれいに並べられた状態で発見されたのです。
それはまるで、誰かが意図的に置いて埋めたような状態であったといわれています。
レムリアンシードは世界のどこで発見されるかは分かっていません。
古代の叡智が必要になった時期に発見され、必要な人の元にたどり着き、石の力が働くようになっているようです。

3.レムリアンシードの特徴


神秘的な魅力を持つレムリアンシードは、希少性が高くとても人気があります。レムリアンシードにはどのような特徴があるのでしょうか?
レムリアンシードは、一見すると普通の水晶のように見えますが、明らかに違う点があります。
それは、レムリアンリッジと呼ばれる条線(横線)がはっきりと出ているところです。(条線…鉱物の結晶面に発達している平行な筋)

レムリアンリッジに刻まれた線には、宇宙の叡智、また、過去や未来を含めたすべての記憶が刻まれ、宇宙のアカシックレコードともいわれています。現代でいう商品についているバーコードのようなもので、条線には膨大な情報が刻まれていると考えられています。
この条線は水晶が結晶化していく過程でできる成長線のため、普通の水晶にも現れることがあります。
そのために普通の水晶をレムリアンシードと偽って販売されていることもありますので注意が必要です。
また、レムリアンシードの中にはマスタークリスタルと呼ばれる、珍しいものが発見されることがあります。石の表面に上向きに盛り上がった三角形の印を持つタイプです。

この三角形をレコードキーパーといいます。
三角形の部分は石が持つ情報やメッセージにアクセスするための入り口であるといわれています。
とても珍しく希少性が高いものですが、人工的に彫られた偽物も出回っているようですので、こちらも本物なのか、素人では見極めが難しいようです。

4.水晶との違い


レムリアンシードは水晶の一種ではありますが、普通の水晶とは区別されています。
水晶は二酸化ケイ素が結晶化してできた鉱物のことをいい、一般的に「石英」と呼ばれています。

その中でも透明度が高いものや美しく大きな結晶を「水晶」と呼んでいます。国内でも多く産出されるために、馴染みの深い鉱物といえます。
(主な国内産地…山梨県・愛知県・岐阜県など)
通常の水晶は母岩と呼ばれる根元の部分から、いくつもの柱が立つように成長した状態で発見されます。

これに対してレムリアンシードには母岩がなく、1本1本の単体の結晶で発見されています。元々は母岩があったのではないかと考えられていますが、非常に長い年月を経過するなかで、地殻の変動により形成された場所から移動したことも考えられ、地質、気候の変化など、さまざまなものの影響によって母岩の部分が崩壊し、風化してしまったと考えられています。
発見された場所や状態で水晶とレムリアンシードの違いが分かります。その他にも水晶は浄化も目的で使われることが多いのに対し、レムリアンシードは古代や宇宙のメッセージを受け取ることを中心とした目的であること、また、市場で流通している数も全く違うところがあげられます。

5.レムリアンシードの意味


レムリアンシードは希少性が高く、誰でも手にすることができる石ではないといわれています。
レムリアンシードにはどのような意味や役割があるのでしょうか?
レムリアンシードには宇宙の叡智が詰め込まれ、宇宙と地球のエネルギーを融合させる役割を持っています。
また、誰でも手にすることができるものではなく、石も手にする人を選んでいるといわれています。
古代レムリア人の意識が結晶化したものであるともいわれ、持つべき人が手にすると石と共鳴をし、レムリア時代の記憶が甦るともいわれています。
レムリアンシードの最大の特徴であるレムリアンリッジは、古代のレムリア人が残したメッセージが暗号化されているという説もあり、石と波長が合ってくると、そのメッセージを受け取ることができるようになるそうです。
この地球で自分自身が何を目的とし、何をするためにここにいるのか、その使命を思い出すきっかけがこの石に宿っており、能力を開花させていく役割を持っているそうです。
その他にも、浄化や癒しの効果、意識が拡大することで直感や閃きが冴えてくることもあるようです。

6.まとめ


いかがでしたか?「レムリア」という言葉が何となく気になる方は、遠い昔の記憶がかすかに残っているのかもしれません。
20世紀が終わろうとしていたその時代に、レムリアンシードは発見されました。現在の世界は大きく変わろうとしています。
レムリアンシードは、気が遠くなるような長い年月を待ち続け、新時代へと移行する私たちに宇宙の叡智を授けるため、姿を現し始めたのかもしれません。

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