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血液中にある生命体は病気を撲滅する可能性がある


1.はじめに


人間は呼吸をして生きています。
人類はどんなに進化をしても、酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出して生命を終えるその瞬間まで、絶え間なく呼吸をしています。

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人括りに生物といっても多種多様で、人間やサルを含めた動物、そして、花や草木のような植物、また、カビのような菌類、アメーバやミドリムシのような微生物…。
どれも姿や大きさは違えども、それぞれの方法で生命を育んでいます。
生物の中でも大きな生き物といいますと、人間よりも大きな体を持ったゾウやクジラを想像しますよね。
では小さな生物といったら何を連想しますか?
顕微鏡でしか見ることができない微小生物を連想するのではないでしょうか?私たち人間の血液中にも、この微小生物が存在しています。

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その大きさは赤血球の1000分の1ほどで「ソマチッド」と呼ばれる生命体です。
ソマチッドは不死身の微小生命体といわれ、どのような環境でも死滅することなく生き続けることができます。
また、謎が多く宇宙から飛来したのではないかともいわれているのです。
ソマチッドにはどのような秘密があるのでしょうか?
今回は不死身の微小生命体、ソマチッドの秘密についてご紹介します。

2.ガストン・ネサンの研究


では、ソマチッドについてご説明する前に、発見者であるガストン・ネサン氏について少し触れさせて下さい。
ガストン・ネサン氏はフランス出身の生物学者で、血液中にある赤血球よりもはるかに小さな微小生命体を確認しました。
(ガストン・ネサン GastonNaessens 1924-2018 フランス生まれ)
ネサン氏は第二次世界大戦中、生命体が生きたまま観察ができる、高性能顕微鏡「ソマトスコープ」を独自に開発し、血液の観察をしていました。
血液中に動く小さなゴミのようなものを発見しましたが、それはゴミではなく、微小な生命体であることを発見したのです。
ネサン氏はその生命体に「ソマチッド」という名前をつけました。

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ネサン氏はソマチッドを利用したガン治療の研究にも意欲的に取り組み、ガン患者75%の治癒率を実現しました。

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このようなすばらしい実績を得たネサン氏でしたが、様々な諸事情で非難の的にさらされ、カナダへの移住を余儀なくされてしまいました。
1985年、移住先のカナダでは医師会に違法な医療行為として起訴されましたが、奇跡的に無罪判決を勝ち取ったという経歴があります。

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ネサン氏がソマチッドの発見者であるとご説明しましたが、実は、ネサン氏以外にもソマチッドの存在を突き止めていた学者がいました。
それが、1930年代にアメリカで活躍したロイヤル・レイモンド・ライフ博士です。
また、ネサン氏と同時期に日本でも「小胞バイオン」という特殊な菌を発見した博士がいらっしゃいました。それが故 牛山篤夫 博士(元長野県茅野市立病院長)です。

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その当時は高性能な顕微鏡がなかったために詳細を確認することができませんでしたが、牛山博士はソマチッドと同じような働きをする特殊な菌を血液中に発見したそうです。
ですが、このすばらしい発見も学会から薬事法違反ではないか?
と激しい非難を受け、認められなかったということがあったようです。

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3.ソマチッドとは?


では、不死身の生命体であるソマチッドとは、どのような生命体なのでしょうか?
ソマチッドは約0.5nmという超微小生命体です。
赤血球の大きさが8μですので、赤血球の1000分の1前後の大きさとなります。

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螺旋を描くDNAの横幅は2nmほどです。
このことからも分かるように、DNAよりもはるかに小さなサイズであることから、生命体でありながら核がなく、DNAを持たない不思議な生命体なのです。

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人間の血液中にて確認することができますが、動物や植物をはじめ自然界から宇宙にいたるまで、どこにでも存在しています。
また、不死の生命体と呼ばれる特性として、次のような性質があります。
・1000度以上の高熱にも耐えることができる
(そのため人間の肉体を火葬しても灰の中で生き続けることができます)
・強力な圧力にも耐えることができる
(遠心分離機にかけてもびくともしません)
・5万レムの放射能にも耐えることができる
(強い放射線を照射することで弱るどころか活発になることが確認されています)
・ダイヤモンドカッターでも切れない
(どのような物質でも切り裂くことができるというダイヤモンドカッターでも切ることができません)

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その他にも…

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何をしてもびくともしない最強生命体なのです。
あまりにも強い生命体であるために、研究者たちはどのようにしたら死滅させることができるか、さまざまな実験を試みましたが、今のところその方法は見つかっていないそうです
また、ソマチッドは自らの環境が悪化すると、ケイ素でできた殻に閉じこもりクリスタルのように固まってしまうのです。

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【ケイ素】元素記号:Si 石・砂・水・空気にもたくさん含まれ、生物の中にも存在する物質。「シリコン」とも呼ばれている。
この殻はダイヤモンドカッターでも切ることができない強固なものなのです。
そして、水があると活発に動き、土の中では何万年も何億年でも生き続けることができるのです。

4.遺伝子情報がある


さて、先ほどソマチッドには核がなくDNAを持たない生命体であるとご説明しましたが、実はDNAを持たずして遺伝子情報を持っているという驚きの特性を持っているのです。
ソマチッドを使った遺伝子実験として、白うさぎと黒うさぎを使った実験があります。
まず、白うさぎから採取した血液中のソマチッドを、黒うさぎに毎日2ccずつ、2週間にわたり投与しました。

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その結果、1カ月足らずで毛の色が灰色に変化したそうです。

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また、黒うさぎのソマチッドを白ウサギに投与した結果も同じで灰色へと変化しました。

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毛の色を決めるのはDNAの遺伝子情報です。
つまり、ソマチッドにはDNAがなくても、遺伝子情報を持っているということなのです。
このことから、ソマチッドはDNAの前駆物質なのではないかといわれています。(※前駆物質とはその物質が生成する前の段階の物質のことを指す)

5.ソマチッドの可能性


ネサン氏は「ソマチッドがなければ、生命は存在すらし得ない」と言っています。

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さまざまな研究の結果で健康な人の血液中には多くのソマチッドが存在し活発に活動をしています。
そして、病気を患っている人の血液中にはソマチッドの数も少なく、ケイ素の殻に閉じこもった状態にあり、活動をしなくなることが分かっています。これは免疫力にも大きく関わっており、免疫力が高い人ほどソマチッドは活発であることも分かっています。
また、精神面でも大きなストレスを抱えていると、ソマチッドは殻を作り閉じこもってしまうのです。
人間は病気やケガを自分の力で再生・修復することができる強い生命力を持ってはいますが、思考や感情で精神的に病んでしまうデリケートな生き物でもあります。
健康状態はソマチッドがどのような状態であるかが、鍵を握っています。

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つまり、血液中のソマチッドを観察することで、人間の健康状態がある程度は把握することができるのです。
このことから将来的には、自分の血液を採取し培養することで、ソマチッドを元気な状態に回復させ、体調が良くない時には体に戻すことで肉体を健康状態にすることができるのではないかと考えられています。

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ソマチッドは拒否反応が起きないことが分かっています。
そのために肉体面や精神面での両方にアプローチすることができるのです。ソマチッドを上手く活用することができれば、人間は病気という大きな不安を取り除くことができます。

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血液中に存在する微小生命体には、大きな希望と可能性が秘められているのです。

6.まとめ


いかがでしたか?不死身の微小生命体であるソマチッドには、まだまだ解明されてない点もたくさんあるそうです。
人類が誕生する以前、2500万年前の貝の化石から生きたソマチッドが発見されたそうです。

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ソマチッドは死に絶えることはありません。
その時代から生き続け、何らかの情報を引き継いできたともいえるのです。ソマチッドは思考にも反応するといわれています。
私たちが健康で楽しく生きていれば、ソマチッドも元気で私たちに生きるエネルギーを与えてくれるのです。

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