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配信ライブ(1)

友達に、「あなたは配信ライブをどれぐらい見ているの?」と聞かれ、
振り返ってみようとしてはや4か月。

ちょっともう諦めかけている。

「有料配信だけに絞ってみよう」と最初は思ったが、
「何か意味あるかな? ない気がする」と心変わりした。
私にとっては、有料無料問わず、
それは新しい音に触れることのできる特別な時間に変わりない。

インスタライブやらなんやら入れたら、
多分毎日毎晩見ていると思う。

YouTubeのプレミア公開というのもある。
新しいMVや「THE FIRST TAKE」は既に録画されたものだけれど、ワクワクする。
チャットも楽しい。

これを書いている今も、新宿南口で開催されている「No War 0305」をYouTubeで見ている。

▽記事が書かれました。

夕方からは「ギタージャンボリー」のディレイ配信を見て(アーカイブがないのでかじりつくしかない)、


夜はDragon Ash×CreepyNutsを見ます。


コロナ禍で、配信ライブが激増した。
配信ライブのおかげで、
これまで一度もチケットの取れたことのない
星野源さんやaikoさんのライブを見た。
感動してどうにかなりそうだった。

ROTH BART BARONを初めて見たのも配信。
「けもののなまえ」が好きすぎて好きすぎて、
ボーカルで入っているHANAちゃんを初めて見た時の感動(先日、HanaHopeとしてデビューされました。おめでとうございます)。

▽「けもののなまえ」についてはここに書きました。


中村佳穂さんを初めて見たのも配信ライブだった。
すぐ近くのライブハウスから配信されているのに、
そこへ行けないもどかしさよ。

くるりの「京都音楽博覧会」も配信ライブ。
現地参加していたフェスに行けないことが苦しかった。
小山田壮平さんが久しぶりに音博に帰ってきてくれて嬉しかった。
ぜひ一緒の空間にいたかったなあ。

配信ライブにはそういう感情も生まれる。

今やカメラ目線でカメラの向こうも煽ってくれるR-指定さんが、
まだ慣れてないと言いつつ、「どうやろか」と松永さんに配信を意識したパフォーマンスの出来を訊いていた「Creepy Nuts Online One Man Live Vol.1」(2020年6月28日)も懐かしい。
2人が向かい合ってライブしていた姿が目に焼きついている。


山下達郎さんも見た。

藤井風さんの初武道館も見た。

2020年だけでも、山のように幸せな時間がある。

最初の頃は、ライブのアーカイブ期間も短いものが多くて、
文字通り寝る間も惜しんで見直していた。

そのうち、チケットも当日以降にも買えるようになってきた気がする。
音や映像が改良されてきた。
アーティストからのメッセージが表示されたり、
チャットだけでなく、観客として反応を示せるように工夫されたものも出てきた。

配信ライブ市場の爆誕と変遷を目の当たりにしている、今。


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