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軽い痛みから悪化 足首の痛み

幸手市にある「風ある林整骨院」です。これまで実際にあった症例と、施術/施術後の様子などを書いています。

今回は、60代の女性(主婦)の方の “ だんだんと悪化した足首の痛み ” の症例です。


・来院時の状況:5日前の朝食の支度時に、軽く左足をひねったため自分で湿布を貼って処置。特に気になる症状もなく早歩きもできた。
来院前日、日課のウォーキング前にストレッチをしたところ、左足首がグキッとなる
来院当日の朝、左足首外側に痛みがあり、歩くときにも痛みがある状態。


・本人の要望:翌日、実家のお茶の稽古の手伝いに行くため痛みを抑えたい。


・問診/検査時の初見と施術方針:歩行の蹴り出す動きの際に痛みがある様子。左足首外側から下肢外側に筋肉の緊張あり
歩行をみながら、徐々にゆるめる施術をして症状の改善を目指す。


・施術:初回、歩行とゆるめる施術繰り返し、運動療法を取り入れたところ、症状がすっかり改善
症状は良くなったものの、翌日に控えているお茶の稽古は、動作を伴う場合サポーターを着用するように指示。

2日後に再び来院。
歩行などの動きに問題はないが、足首の内側にやや痛みが出ている様子。
前回同様の施術をし、症状は改善。

翌日に来院。
前日の施術で症状が改善し、痛みを感じなくなっていたので、自宅の階段で踏み台昇降運動を行った。
すると、足の甲から痛みが表れ、階段の昇降痛とつま先立の痛みもある様子。
足首周辺をゆるめる施術をし、下腿部を調整
立位にて、足首と下腿を押さえ、足首を中心として身体を回すように動かす運動療法を行う。症状が改善。



今回の症例のポイントは、“ 症状が緩和された後の行動 ” です。

軽い捻挫から始まった今回の症例。
平らなところを歩く上では痛みを感じることがなくなったとしても、筋線維などの損傷が完全に修復されていないこともあります。
ましてや、階段のような段差を使った運動となると、使う筋肉も異なり、せっかく症状が治まっていたとしても、再び痛みを発症することになりかねません。

軽い痛みと侮るなかれ、痛みとしての症状がなくなったとしても、身体を労わり、様子を見ながら徐々に動かしていくことが大切です。

また、患部の状態は、思ったものと異なる場合があります。
小さな痛みの症状であっても、早めに専門家に相談することをお薦めします。

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