みどり結婚式_200117_0004

結婚をしました


2018年12月に入籍し、仙台から神奈川へ引っ越しました。

この人だ!とおもってからは駆け抜けるような速度で、転居転職入籍とほとんどすべての身の回りの環境を更新して新生活に挑みました。


家族に甘やかされ、幼稚園から社会人になるまでずっと宮城で暮らしていた私にとって、何かあったときにすぐに泣きつける位置に親がいない生活は、未知の世界でした。


学生時代からの、気軽に遊べる友達も、もちろんいませんでした。

「孤独センサーが人一倍敏感な私が、本当に大丈夫なのか?」

まあ大丈夫ではありませんでした。

新しい環境での仕事、慣れない家事(やってこなかったのは自業自得だけど…)、あした温泉に行く?と気軽に誘える友達がいないこと、人の多い環境、暑すぎる夏、車のない生活、土地勘のなさ。。。ほしいもの、やりたいことがあってもどこに行けばいいのかわからない。

それでもやってこれたのは、たくさんの人に気付かないところで助けられていたからだと思います。最初のころ、心配して沢山遊びに来て様子を見に来てくれた愛の塊こりん。ふとしたきっかけで電話をしたらめちゃくちゃ楽しくて小さな悩みなんてどうでもよくなるさやか。「新生活で旦那さんの好きなものつくってあげな」って、料理ができない私のために、料理教室開いてくれたちーちゃん。いやあ個人個人の名前をあげたら書ききれない。インターネットの友達も、さみしいときに相手をしてくれて、ありがたかったなあ。

そんななかでやっぱり、夫はものすごいよくしてくれた。愛の塊だった。

私に友達いないから、きのこの友達の輪に混ぜてくれた。(仲良くしてはもらってたけど、なんだかんだきのこの友達は「きのこの」友達だもんなって思ってしまってた。今では私の友達と思っている。)

どこで何を買えばいいかわからない私のために、小さな買い物にも付き合ってくれた。

料理に多くを求めないし、まずいの作っちゃっても嫌なこと絶対いわないでくれる。

自分の時間を削って私のために動いてくれることが本当に多かったように思う。たくさんの愛情を注いでもらっている。


私の大好きな友達に、私は元気にやっているよ、素敵な人と巡り会えて幸せだよと報告したくて、ドレスきたくて、直接みんなに会いたくて、結婚式をすることにしました。

2019年の4~5月あたりに関東での式場見学をしました。

仙台からくる友達のことも考えて、駅から近く、宿泊施設のあるところを条件に探しました。そうして、360度ムービングプロジェクションマッピングがあってみんなを驚かせることができるのはここだ!と品川プリンスホテルに決めました。

初めに案内してくださったプランナーさんが、めちゃくちゃ仕事のできる女性の方で、そのひとの印象がよすぎた。私がかばんにつけていたぱなちゃんの缶バッチをかわいいと言ってくれて、「すごくかわいいんです、ラインのスタンプもあります」っていったら次のときには購入しててくれてた・・・。


とにかくゲストが楽しんでくれて、しかも見たことのないような結婚式がしたい。でも王道のケーキカットをしたい。苦労を掛けた母へ感謝の手紙は読みたい。


披露宴内で人前式をすれば、招待した人全員が式を見られる。小さい子が泣いても退室とかする必要ないガヤガヤした式にしよう。宴内人前式の提案は、はじめに担当してくださったプイランナーさんから助言いただいたもの。細かい内容は次のプランナーさんが教えてくれたもの。


ベールを風船で浮かせるのはカッコイイからやりたいけど、そのままやるとただのパクリになってしまう。オリジナリティを出したい。友達に相談したところ、「割ったら面白そうwww」と。これはいい。割ることでゲストもただ見るだけじゃなくて「参加した!」と感じることができるのではないか。

しかしそんなことができるのか?

できます。そう、品川プリンスホテルブライダルの演出ならね。

ベールをあらかじめお渡しし、実験をして手厚いサポートのなか、ベールのバルーンセレモニーは大成功した。すごすぎる、神。


再入場はエレクトリカルパレードで光りたい。

ドレスを光らせることはできないが、ブーケとドレスコサージュなら、光らせることが可能です。とお花屋さん。このお花屋さんは会場の布とかバージンロードとかもすべて相談に乗ってくれた。プランナーさんが男性に代わってからというもの、たくさんの人を担当しているからか、演出に関してお話してもなんかしっくりこないし、毎回やりたいことやテーマを最初から説明しないといけなくて、イマイチ気分が乗らなかった時期があったけど、お花屋さんがものすごくよかった。この人が私の真のプランナーさんって思いながら式場へ足を運んでいた。

(※男性のプランナーさんも事務手続きや価格交渉など、よくしてくれてます)

そうして、ものすごくかわいいブーケとコサージュをつくってくれた。造花だから、お譲りとかもできるのかもしれないけど、本当にかわいいしお花屋さんが私たちのために作ってくれたものだから、私たちで大切にしたい。

お色直し後のドレスとの相性ピッタリで、写真を見返してもブーケをお花屋さんに頼んでよかったと思う。


エンドロールは、事前にこういうところを撮影してほしいってカメラマンさん(写真)とお話ししたいって思ってお願いしたら、動画の人も一緒にきてくれて、すごい満足のいくものを作ってもらった。この感じだと写真ができるのも楽しみになってしまう。


お母さんに手紙で感謝を伝えることができてよかったな。

お母さんの好きな歌で花束を渡せてよかった。

お父さんのこともなかったことにしないで結婚式できてよかったな。

きのこのお父さんの気持ちがあたたかかったな。

お母さんが、部活の友達に会って感動してたの嬉しかったな。大好きだな。


それから二次会。

合コンにしたかった。私のかわいいお友達と、夫のやさしい紳士なお友達が仲良くなったら嬉しいなって思って、考えた。(きのこが)

私が合コンにしたいから謎解きチームでやらせたいって言いだしたのに、動画全然できなくて二次会はほとんどきのこが準備した。そしてここあちゃんが成し遂げた。二次会の返事が早い人ランキングは、ふだん「みどり大好き~」みたいな表現をしない友達が速攻返事くれたのがうれしくて、3人くらいしか返事きてないけどやりたいって思ったw

幸せなことに、私の友達もきのこの友達も、今日初めて会ったとは思えないくらい仲良くなってくれてた。3次会も二次会の半数以上が参加してくれて、結構な人数で3次会のこととか全然考えてなかったのにここあちゃんやこりんが手配してくれてまとめててくれた。有能すぎ・・・。

4次会まで、いろんなコミュニティの友達が参加してくれて、私ときのこが帰った後もカラオケ行ってた。強い。そんで次の日も遊んでくれた。強い。


最終的に思うことは、私はめちゃくちゃいい男と結婚して、ものすごく大切にしてもらえているということ。離れていても、家族のことが大好きで、たぶん家族もそう思ってくれているということ。いつだって友達や環境に恵まれてきたこと。

これからも楽しいことを大好きな人たちと楽しめたらいいな。すぼらで面倒くさがりだけど、大切にしてくれる人たちのこと、ずっとちゃんと大切にしたい。突拍子なくて少しだけ変わってる私を見放さないでくれてありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?