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髪と人

最近僕が育毛剤使い始めた話ってしたことありましたっけ?

小さい頃から人よりもおでこが広い方で、将来の我が帝国領土がどうなるか、心の片隅で気にしていたのですが、ついに異次元の毛髪緩和政策に踏み切ることにしました。

きっかけは、息子の誕生

髪の生え方は深め・浅め・伸びる方向や境界線の形などによって、複数のタイプに分類できるわけですが、息子の髪型は僕に酷似しており、頭皮の運命にやや不安が残ります。
申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、そんな時に僕が父親としてできることは、自らが運命に打ち勝つ姿を見せることなのではないでしょうか。

あと息子にハゲ親父って罵られたくなさすぎる。「ぐぬぬ」としか言えないので。

そんなわけで育毛を始めたんですが。
薬局からの帰り道で、早速効能を感じることができました。なんだか何かがいけそうな気がする。
育毛剤を入れたバックからは頼もしさが伝わってきているし、生え際も1ミリくらい前進した気がしました。
職質されたら育毛剤が見つかってちょっと恥ずかしいので、若干姿勢が良くなり表情もキリッとします。

使用時だけでなく、部屋に飾っておくだけで視界に入る度に頭皮が応援されているような気がしてきます。
現代社会でもたらされるストレスも、まあ育毛剤使ってるしなと思えば頭皮への影響を心配することなく存分にストレスを感じることができます。

ちなみに妻はこれを毛生え薬と呼称しており、髪が新たに生えてくるものではないのだと説明しても呼び名を改める様子がないので我が家での呼び名は毛生え薬で統一されています。

息子には、熱心に育毛剤を頭皮に塗り込む父の背中を見て、
行動を起こすことの大切さを学んで欲しいと願うばかりです。

僕にとって1番息子との血のつながりを感じる髪の毛を、少しでも残しておきたいという気持ちもあるのかもしれません。

みなさんも毛生え薬、使ってみてはいかがでしょうか

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