ポケモンカードよ だが、ちょっと待って欲しい

コロナ流行からこっち、まったくと言っていいほどポケモンカード(以下ポケカという)をしなくなっていた。やらないと決めていたわけではないけどなんとなくフェードアウトしていて、寂しかったので久しぶりにポケカの情報収集をしてみた。今は構築記事もたくさんあってYouTubeにもたくさん動画があるので情報収集には困らない。だが、ちょっと待ってほしい

やはり怪文書が足りない。

僕がポケモンカードに求めているのは構築記事でもおしゃれな対戦動画でもない。おつきみやまの親父から500円で買ったコイキングだ。

Diary note生まれDiary note育ちの僕としてはもっと粗い文章を流し読みしたいのだ。知らない奴も大体友達。当時はあんなに無意味だと感じていた”大会前なので相手のデッキは伏せるジムチャレレポ”を読みたい。どこかの地域の知らないお店の会ったことない人同士の対戦記事を読みたい。あの村の住民と文化は都会の喧騒を離れどこかに疎開してしまったのだろうか。僕が知らないだけなら幸いだ。

ないものねだりは得意技だが怪文書が恋しい。僕にとってポケモンカードと寒い怪文書は切り離せないものなのだ。次はいつになるかわからないが待っていてくれポケモンカードよ、いや、待たずともよい。僕は今、誰にも必要とされないポケモンカード怪文書への憧憬を再確認したのだ。

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