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パラダイス・リゲインド〜gratiφ’s〜

仮面ライダー555(ファイズ)の続編「パラダイス・リゲインド」を見てきました。

仮面ライダーファイズをご存知ない方はあんまりこの記事を読む意味はないんですが、興味がある人は公式ページを見てみてください。
ストーリー的にエポックメイキングな要素とかもあるみたいなんですが、難しいことはよくわかんないし、とりあえず見た目がかっちょいいことだけ見ていってください。
※今回の目的はファイズの布教ではありません。ファイズ!新作!うおー!って叫ぶ回です

どんな作品なのか、自分ではうまく言葉にできないため、ChatGPTにまとめてもらいました。理解の助けになれば幸いです。

物語は、異能力者たちが能力を持つ特殊なデバイス「オルフェノク」を巡る戦いを描いています。主人公は、高校生の結城晴(キバ)が、オルフェノクと呼ばれる異能力者たちと戦うために仮面ライダー555として変身する姿を中心に物語が進行します。彼は仮面ライダー555として、人間とオルフェノクの戦いの中で独自の能力や力を発揮します。
『仮面ライダー555』は、独特のダークでシリアスな雰囲気と複雑な人間ドラマが特徴で、他の仮面ライダーシリーズと一線を画しています。
結城晴 / 仮面ライダー555:三浦涼介

ChatGPT

知らない主人公や知らない特殊デバイス「オルフェノク」が登場していますが、大体の雰囲気は伝わるのではないでしょうか。AIって便利ですね。
三浦涼介が仮面ライダーファイズにも出ていたのは知りませんでした。

今日はそんな仮面ライダー555の20周年作品「パラダイス・リゲインド」について語らせてください。
※パラダイス・リゲインドを見ていないと意味が不明だと思います

一応保険をかけておくとうろ覚えで適当なことを言っているので話半分で聞いてくれると助かります。

※以下、映画の内容についてネタバレをしています。








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オープニング

時代は…テレビシリーズから時間が経ってるだけで、復活のコアメダルのように世界に大きな変化は起きておらず、パラレルでもない様子。
世界観説明のための一般人のオルフェノク化~倒されチュートリアルが開始。
SMART BRAINがオルフェノクを駆除してるんだね〜
変身する女の謎の”ですわ”口調を受け入れるのに脳のメモリを奪われてやや注意力を欠いたものの、予測AIの載った新ライダーは普通にかっこよかった。AIって便利ですね。

そして出てくる懐かしのメンバーたち。真理はクリーニング屋やってて美容師になってなかったし、海堂はラーメン屋やってました。
テレビシリーズの2人の元々の夢を思うとなんか切ねえな。

死んだはずの草加雅人はなぜか生きててクリーニング屋でクレーマーに頭下げてたし、乾巧はどっかにいったらしい。

新ファイズ登場

行方不明になっていた俺たちの乾巧は敵として現れた。あれ、なんか前もこんなVシネを見たような。映司は敵ではなかったか。

新しいファイズに変身し、海堂に襲いかかる乾巧。戦闘のさなか起動音が鳴る。
きたぞ…アクセルフォームだ…!
アクセルフォームといえば制限時間付きで超高速移動を可能にする仮面ライダーファイズの強化形態である。スピードで相手を一方的にボコボコにする戦い方がめちゃめちゃかっこよく、僕の一番好きなフォームだ。つまり一番好きなライダーの一番好きなフォーム。
新しいアクセルフォームの力、見せてもらおう。

…ちゃんと画面に映らないけど超高速で移動しているっぽいしたぶんアクセルフォームだと思う…!

え、アクセルフォームが油で滑った。割とシリアスに戦ってたのに、懐から落ちてきたごま油の瓶が割れた結果、油で滑ってとどめを刺せないことってあるんだ。マリオカートでバナナ踏んだ時みたいにスピンしてた。仮面ライダーってそういうのもありなんだ。

未見の方は何を言っているのか全くわからないと思うが言葉の通りである。令和になっても新たな表現を提供し続ける仮面ライダーファイズ、なんて懐が深い作品なんだ。

オルフェノクになる園田真理

SMART BRAIN社員のぽっと出の女に、乾巧をめぐる恋敵として認められ、強制的にオルフェノクとしての力を覚醒させられる園田真理。
オルフェノクにすれば人間じゃない⇒駆除の対象にできる!
ということらしい。SMART BRAINなんて、オルフェノクだろうと人間だろうと好き放題殺して回っているに違いないと思っていたが、どうやらコンプライアンスがしっかりしている模様。
たぶんSDGs宣言とかもしてると思います。

お前…乾巧か?

オルフェノクになってしまったことに絶望し身投げをする園田真理の前に(なぜか)現れる乾巧。
「俺の知ってる園田マリはそんな奴だったか?(うろ覚え)」
いや、俺も言わないでおこうと思ってたけど、俺の知ってる乾巧はそんな奴だったか?ずっと難しい顔して寡黙に突っ立ってたかと思えば、人に説教始めたりするお前は本当に乾巧か?
話は逸れるけどオルフェノクと人間は共存できる!って保護活動やってた真理が自分がオルフェノクになった途端に絶望するの、突然生々しいよね。

そして始まるオルフェノクの濡れ場…
あ、オルフェノクの触手ってそうやって使うんだ…
幼馴染の2人が自分に隠れてディープキスをしているところに出くわしてしまったかのような気分。「ご、ごめん私2人がそういう関係だって知らなくて…」
Tips:オルフェノクの濡れ場はPG12相当

異様に解像度が高い草加雅人

今作、乾巧にお前そんな奴だったか…?となった一方で草加の解像度はやたらと高かった。真理にアピールするも相手にされなかったり、結局自分のことしか考えていなさそうなところにあの頃の草加の面影を感じさせる。
あの頃から変わったことと言えば、ラーメン店にヘルプで入って麺の湯切りをしているくらいか。
未見の方は何を言っているのか全くわからないと思うが言葉の通りである。

映画の速報を見た時から草加は死んだはずでは?と思っていたものの、視聴中はできるだけ考えないようにしていたのだが、終盤で衝撃の真実が発覚。
今作の草加はSMART BRAINが作ったサイボーグらしい。
SMART BRAINがわざわざ草加のサイボーグ作って性格もめちゃめちゃ寄せてくるの面白すぎる。湯切り機能までつけてさ。
しかもその理由が
・いつかオルフェノクになるかもしれない真理を監視して
・オルフェノクになったら駆除するため
人々の安全を守るためオルフェノクを駆除するものの予備軍はまだ人間であると考え監視にコストをかける人権意識の高い優良企業か。
こっちもまさかコンプライアンスの伏線が回収されると思って見てなかったからしてやられた気分。

最終戦

SMART BRAIN社長もサイボーグであることが判明。
生身(と言っていいのか)で乾巧と交戦し、戦闘の途中で青いライダーに変身。予測AIを駆使した戦いを始める。
サイボーグなら最初から予測AI入れとけとも思ったが、あくまで社長のサイボーグということであれば必要以上にスペックを盛らないのというのもリアルな気がする。

そしてネクストファイズアクセルフォーム2回目。
2回目で気づいたけどネクストのアクセルフォームってほぼ色が変わっただけじゃない?胸がクルっとはするけど。あと音が静かだったような。
アクセルフォームはさあ、まず胸ががっしゃーんってなって排熱?ブファーでモーター音キュイーンでしょ。
新しいアクセルフォームはちょっとスマートすぎるっていうか…静かすぎてプリウスみたいじゃない?

最後は新型ファイズではなく、昔ながらのファイズに変身。ちょっとずんぐりした?最終戦での通常フォームはオタクの大好物、最高でした。
旧式のくせに妙に強く、どういうわけか予測AIの予想を上回る。やっぱりAIって当てにならないのかも…

でもさ、最後のクリムゾンスマッシュの後もっとフワって現れて欲しかった。見逃したのかな~?なんかパッって現れなかった?
クリムゾンスマッシュは「ズドン」からの「フワッ」って来て欲しいタイプなんですよね。伝わるのかなこれ。

お好み焼き

最後はみんなでお好み焼き。そうそうこれが見たかったやつだよ。お帰り。ただいま。
素晴らしい猫舌芸。お前が乾巧だ。
ほっこり見てたのに真理が啓太郎の甥に「あんたもオルフェノクになったらいいのに」と言い放っていて突然真顔になった。え?怖すぎない?全然気持ちの整理ついてないじゃん。

まとめ

いざ感想を書いていたら茶化しと文句みたいになってしまった気もするけど、満足でした。
応援上映で見たい映画だった。いや、争いが起こりそうな気もする…
万が一続編が生まれるようなことがあれば見ます。

open your eyes for next φ’s…

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