賭ケグルイドラパルトのデッキ案内

今回はシティリーグで使ったドラパルトデッキについて書こうと思います。このデッキはすまいるさん、カイリさん、びーさんと一緒に調整したものになります。今回のデッキは仲間内での調整が良くできて、語りたい思いもあったので記事を書くことにしました。

1.デッキコンセプト

ドラパルトはわざが強く、サイドを複数とる性能を持っているので相手としては放置できず、自ずとすりぬけとの勝負になります。
このデッキにおける目標は「ドラパルトで2回行動をする」ことになります。すりぬけが成功するとゴーストダイブが連打できるだけでなく盤面のリソースを失わないので後続を準備する時間ができます。
おおまかなイメージですが、1ゲームで1度すりぬけできれば十分に戦え、2回以上オモテがでたら余裕を持って勝てるという評価をしています。
オモテが出れば勝てるのでそこをどう補助するか、すりぬけが失敗した時のケアをどうするかが構築の肝になります。

2.デッキの解説

そんなこんなではじめに完成したデッキ

ドラパ+カウンターゲイン型で、ドラパが立たない時・やられた時の対応とピンポイントの対策をサブアタッカーでカバーする形で柔軟に対応することができます。
しかし、序盤のバトル場に困ること、ミミッキュの活用のハードルが高く感じたこともあり、デッキがより回るよう全体が同じ方向を向く形を模索していました。

実際に使ったのがこちら

ギャンブルの必勝法といえば「勝つまでやる」ですね。
賭けに勝つまで倍プッシュをし続ければ絶対勝てますし、狙ったキャラが出るまでガチャを引き続けると絶対出ます。
今回の賭けはコインのオモテを1-2回出すことになりますが、ドラパルトのすりぬけだけではコインを投げられる回数はせいぜい3回程度。序盤に裏が出るとお終いです。
そこで悪名高いまどろみメリープを採用。寝かしつけることで相手にもリスクのみのギャンブルを楽しんでもらうことができます。ドラパだけでは少ないコインの試行回数を稼いで、どこかで止まればラッキーです。対戦相手と一緒に賭け狂いましょう。

◯デッキの回し方
〜序盤〜
1ターン目:ザシアン+ドラメシアをベンチに置く。殆どの場合スタートポケモンはそのままやられるまでバトル場に居座ることになります。
余裕があればメリープを探して序盤から眠らせて人形を投げていきます。

〜中盤〜
ドラパルトを2体作ります。ドラパルト1体目をそのままバトル場に送り出すとコインが裏だった時に辛いので2体目のドロンチに1エネを付けてからバトル場に行くのが理想です。メリープ+マリィでお膳立てしてから登場するのが最高ですが狙ってやれるような動きではありません。

〜終盤〜
大体タッグチームをウツロイドで倒すことになります。ウツロイドが使えないのはザシアンを取られて3→1になるパターンですが、ドラパが複数行動できていれば最低限、最後のサイドがすりぬけ次第という展開になります。

3.カードの解説

採用カードの役割と、採用したかったカードについて記載します。特に語る事なしなカードは割愛。

採用カードの役割

◯ドラパルト
ダメカンの乗せ方だけ。相手次第ですが、基本の打点の乗せ方はジラーチ+デデンネ+タッグチームを取れるように乗せていくこと。タッグチームはおまもりがつくことを想定していきます。ウツロイドが誰のわざを盗めるか考えながら締め方を考えて打点をばらまきます

◯ザシアンV
負け筋にもなりますが、初手で置きたいカードです。ドラメシアかザシアンVのどちらかしかおけない場合もサポが無ければザシアンからおかないとジリ貧になります。遅いデッキなのでゆっくり頑張ります。

◯ウツロイド
やることは本当に相手次第。ライライのエレクトログライドからピッピ人形を投げて2回動けるとアドレナリンが異様に分泌されます。

◯メリープ
可愛い。役割は序盤たまたま引けた時の足止めと、ドラパルトが出て行く前のお膳立て。人形がいない場合はメリープを捧げます。大会中に気づいたけどメリープを意識してアタッカーにエスケープボードをつけるとおまもりがつかないという効果もありました。

◯ピッピ人形
役割は序盤の時間稼ぎとベンチに置いてひきよせのうずでドラパルトを回避してくる展開を止めることです。途中アタッカーが切れて育て直すこともあるので序盤から終盤まで使います。

◯のろいのお札
ジラーチ、デデンネを取るための打点調整カードです。その他タッグチームを2パン圏内に入れたりおまもり用の調整したりをします。

◯入れ替えカード
フウランを合わせて4枚。ふうせんは初手ザシアン用。エスケープボードはLO相手に使える枠と役割を散らせて1枚ずつ採用しました。

採用しなかったカード

◯カウンターゲイン関係カード
カウンターゲイン+ミミッキュ、ズガドーンはピンポイントメタができ、アタッカーが増えるので殴り続けることができるようになりますが、絶対にサイドを取られることと、メイが使えないと起動しにくいと思い今回は見送りました。ミミッキュはフェアリーで三神やアゴアクジを見ることができますが、超ミミッキュでも役割があります。
ドラパルトを使うなら採用を検討すべきだと思います。

◯おおきなおまもり
ドラパルトのHPが180になるとナイトウォッチャーやフルドライブを耐えることができます。耐えるともう1回コインを投げられるためコンセプトにはあっていますが、ワンパンしてくる相手に効果はありませんし、お札がないとジラーチをとり逃したりデデンネを圏内に入れられなかったりするので一長一短。要検討。

4.デッキ相性

有利に入れてもガン有利と言えるマッチはないしコインも絡むので評価が難しいです。お互いの採用カードや相手のドラパルトへの理解度でも結構変わるかな〜という印象なのでざっくりとしたものです。参考まで。研究してる人がいたら教えて欲しい。一応左の方が有利度、不利度が高いイメージです。

【有利】
ピカゼク　超ミュウミュウ　ズガドーン　タチフサグマ　ゴリラゴリラ

【不利】
三神　LO ヒードランキュウコン　モクナシゴリラ　エースバーン

嫌なカードはフラダリラボと、マオスイレンなどの回復カードと、エネ破壊です。

5.まとめ

シティリーグ 仙台の結果
◯超ミュウミュウ
◯ピカゼク
◯超ミュウミュウ
◯ピカゼク
×モクナシゴリラ

決勝トーナメント
◯カルゴLO
×ヒードランキュウコン

ベスト8でした。予選のデッキは対戦した順番をちゃんと覚えてないので一部自信ないのですが、こんな感じのマッチアップで予選までの踏み運は良かったです。コイン運も良く、オモテ6割くらいだとおもいます。
個人的なところではトナメに上がっては1没を繰り返していたのでようやく1回勝てて１つ壁を破った大会になりました。まだまだ満足できる結果ではないですが、ギャンブルは勝つまでやり得、宮城大会の権利も取れたのでまたコイン投げることができます。

ドラパルトの今後の展望は…暗い。少なくともこの型はボスの指令が出ると使えないので今このタイミングで使えて良かったと思います。
このカードを強いと思ってなかったので見つけてきたすまいる氏には毎度のことながら頭が上がりません。

今回はここまで！一緒に調整してくれた皆さんありがとう！読んでくれた人もありがとうございます〜