五千回の生死

December 15, 2011 18:12

サンタさんに早い目のプレゼントとして
たこやき1個を白いカーペットの上に投げ込まれたり、
家出した私の「やる気」を探しにいったり。

さて、少しテンション落ち気味の時に繰り返し読む短編がある。
宮本輝著「五千回の生死」である。
西成を五千回「生きとうなったり、死にとうなったり」しながら
自転車で疾走する話である。(かなり雑な解説)


「パーティ行かなアカンねん」と言っていたのはたしかMr.Baterだったか。

基本的にパーティと名のつくものが苦手である。
以前出合った芦屋在住の白いタイツの似合う王子のような彼は
「明日ホームパーティなんです」と言ったので
「ホームパーティって何するん?」と聞いたら
「踊ったり」と言った。
その時私はホームパーティには一生行かないと心に誓った。

ちなみに、私のパーティの概念は
「5人以上の集まり」を指す。

しかしながら、年に2回くらい「そういう場にも行ってみたらどうよ!」と
私の中のあまり日の目を見ることのない「イケイケちゃん」が顔を出す。
そしてその勢いで「オッケーオッケー!いくいく!」なんていう2回づつ言わんでもわかるわい!
なテンションで返事をしてしまうことがある。

「イケイケちゃん」は責任持たずにするりと隠れてしまう。
そこからの約束の日までが大変である。
「行きとうなったり、行きたのうなくなったり」するのである。

「よし!いくぞ」「いやん、行きたくない」をそれこそ五千回ほど繰り返すのである。
そしてヘトヘトになるのである。

なので今年もクリスマスパーティのお誘いはすべて断って
ひとりサンタ狩りに出るのである。
うちの家に、たこ焼きを投げ込むという嫌がらせをしたサンタ狩りに!

自己評:まるでたくさんのクリスマスパーティに誘われたかのように見せたところ。そこは見栄はるんや。

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